数々の噂やARGでファンをやきもきさせながら、BlizzCon 2016のオープニングセレモニーで遂にその姿を現した、『Overwatch(オーバーウォッチ)』の新ヒーロー“ソンブラ(Sombra)”。BlizzCon会場では、早くもプレイアブルデモが展示されていたので、そのユニークなアビリティーやプレイフィールのインプレッションをお届け。なお、プレイしたのはPCバージョンです。
Machine Pistol(左クリック)
片手に装備した自動小銃。射程距離は短め。トレーサーのパルスピストルと使用感が似ているが、弾数は60発ありリロードの間隔は長い。
Hack(右クリック)
対象をハッキングするアビリティ。敵のヒーローに使用すると一定時間アビリティが使用できなくなる。また、タレットの攻撃を停止させることも可能。ただし、Hack中にソンブラがダメージを受けると解除される。マップ上のヘルスパックをHackすると、リスポーン時間が短縮される上、敵チームが拾えなくなる。
Translocator(Eキー)
ビーコンを放り投げて地面に設置し、Eキーを再度クリックすると、その場所に瞬間移動できる。ビーコンはグレネードのように比較的遠くまで投げることができる。設置後15秒間、好きなタイミングで使用可能。リーパーのシャドウステップのように高所への移動目的で使ったり、トレーサーのリコールのように緊急回避で使ったりと、活用法は色々。
Thermoptic Camo(L Shiftキー)
一定時間、Sombraの姿が完全に透明になって、移動速度が上昇。透明になっていてもダメージは受ける。透明になっても味方からは姿が見える。また、透明状態でも足音は敵に聞かれてしまう。
EMP(Qキー)
Ultimateアビリティ。周囲の敵をすべてHackして、さらに敵のシールドやバリアーも破壊する。効果は広範囲に及ぶ。ラインハルトのシールドやルシオのUltimateを無効化できるため、集団戦の局面を一気に変える可能性がある。
当初、サポートやディフェンスになる可能性も囁かれていたSombraですが、ロールはオフェンス(Attacker)タイプのヒーロー。透明化アビリティThermoptic Camoや短時間のテレポートアビリティTranslocatorによる高い移動性能を持つため、ゲンジやトレーサーのようにプレイ難易度は高めに感じられました。
また、Sombraは直接的に敵を倒しに行くよりも、ステルスで身を隠しながら、防衛ラインであるタンクやタレット、あるいはサポートを無効化していくのが重要な役目になりそうです。
最後に、ソンブラと同時に発表されていた、新マップや新モードは、まだプレイすることができませんでした。これら新コンテンツは来週にもPTRに実装されるとのことです。
※UPDATE(2016/11/5 13:00): HackとThermoptic Camoアビリティの仕様に関する情報を一部加筆・修正しました。
※UPDATE(2016/11/7 14:00): Translocatorのビーコンが破壊可能かBlizzardに再確認中です。
※UPDATE(2016/11/8 13:00): 記事初出時、Translocatorのビーコンは相手プレイヤーが破壊可能、とお伝えしていましたが、現在のPTR仕様では、破壊不可能とのことです。記事を訂正の上、お詫びいたします。
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
海外レビューハイスコア『サガ エメラルド ビヨンド』―これは『サガ』ファンのための『サガ』だ
-
海外レビューハイスコア『Stellar Blade』―魅力的なヒロインの外見の下には素晴らしいゲームが広がっている
-
自分の作ったキャラたちでハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活の日々『ととモノ。』再び!さらなる新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター【プレイレポ】
-
『ゼンレスゾーンゼロ』リリース前に「推しキャラ」を探せ!刺さるキャラがきっといる、癖が強めな『ZZZ』人物・陣営をご紹介【増幅テスト】
-
圧倒的にリアルな中世シミュレーション『Manor Lords』を先行プレイ。“新米領主”となって資源確保、生産管理、農耕など都市建設を体験【プレイレポ】
-
「デッキ構築×SRPG」で新たな面白さを生み出した!アクワイアの『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』は人気ジャンルに一石を投じる意欲作【インタビュー】
-
自分だけの集落と軍隊を作って王権に立ち向かう最大4人協力プレイ対応オープンワールドサバイバル登場―採れたて!本日のSteam注目ゲーム10選【2024年4月24日】
-
海外レビューハイスコア『百英雄伝』―90年代JRPGの要素のほとんどすべてが味わえる【UPDATE】
-
【特集】『Incursion Red River』はなぜヒットした?完全PvEの『タルコフ』ライク、リアルだけど少しカジュアルに