【特集】『ゲームの名シーン・感動編』5選―鮮烈な印象を残す名場面集【ネタバレ注意】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】『ゲームの名シーン・感動編』5選―鮮烈な印象を残す名場面集【ネタバレ注意】

読者の皆様、昨今のゲームでは感動の描き方も随分増え、変わりましたね。ゲームを通じて、魂を揺さぶられるような体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の記事では感動する名シーンを5のゲームから5選して皆様にご紹介したく思います。

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【注意】本稿には各作品に関する重大なネタバレが含まれています。閲覧にはご注意ください。

読者の皆様、昨今のゲームでは感動の描き方も随分増え、変わりましたね。ゲームを通じて、魂を揺さぶられるような体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。前回のゲーム名シーン記事は暴力編でしたが、今回の記事では感動する名シーンを5のゲームから5選して皆様にご紹介したく思います。記事の性質上、ネタバレに相当する内容も含みますので、もしもあなたがプレイしていなく、かつプレイしたいタイトルがあればそのタイトルは読み飛ばして下さると幸いです。

ゲームでしか味わえない感動を、その僅かでもいい、あなたに届きますように。

※ネタバレ回避策の一巻として以下の順で書かれた記事である点と短い説明をこの時点で示しておきます。
    1.『MOTHER2 ギーグの逆襲』―祈り
    2.『GRANDIA』―世界の壁
    3.『WILD ARMS 2nd IGNITION』―英雄の剣「アガートラーム」
    4.『BIOHAZARD 6』―ある者の献身
    5.『Life Is Strange』―命の決心


◆『MOTHER2 ギーグの逆襲』
開発元:APE/HAL研究所 開発年:1994年 機種:スーパーファミコン

    ――勝利のため、世界のため祈るシーン

本作では、絶望的で勝ち目のない戦いの中「祈る」事で、今まで知り合った人々の思いを受け取って主人公達が勝利するシーンがあります。祈りという心の呼びかけによって、人々は「急に気がかりになって、不意に声が聞こえたような気がして、突然誰かに呼び止められたような気がして、ふと幼い顔を思い出して、大きな胸騒ぎを感じて」主人公達の無事を強く祈り返してくれます。その数々の祈りはプレイヤー自身である私達の祈りでもあり、そしてその祈りによって敵を撃退します。レベルで、パラメーターで勝利するのではなく、頑張れ、負けるな、生き延びろ、そういった祈りによって勝利するこのシーンは、本作で最も盛り上がり、また目頭も熱くなる名シーンと言えるでしょう。

◆『GRANDIA』
開発元:ゲームアーツ 開発年:1997年 機種:SEGA SATURN/PlayStation

    ――世界の壁を確かめるシーン

本作では世界の果ては壁で阻まれていて「世界の壁」という物理的な障壁が存在すると信じられていました。冒険家であった父に憧れ冒険の旅に出た主人公「ジャスティン」は、その旅路で世界の果てに辿り着きます。そして、そこにあったのは昇る太陽でした。そして仲間がこう言います。「世界に果てなんてなかったのね…」と。そこに至るまでの厳しい道中を思い出し、そして広がる美しい光景、世界に果てなんてないという、観念としても素晴らしいその事実に心が震えたプレイヤーも多いでしょう。また本作ではとある人物からの手紙も、序盤の感動シーンの一つとして数えられます。世界の果てを確かめるシーンで流れる音楽も素晴らしいものでした。

◆『WILD ARMS 2nd IGNITION』
開発元:メディア・ビジョン 開発年:1999年 機種:PlayStation

    ――英雄の剣「アガートラーム」は一人で抜くのではない

シリーズ作品も数多く発売された本シリーズですが、このナンバリングでのテーマは「英雄」です。終盤の戦闘に入る際、主人公「アシュレー」は英雄の剣であり兵器である「アガートラーム」を抜く必要に迫られます。しかし英雄ひとりの力で剣は抜けず、相対する敵も打ち破れません。そこで人々の思いと勇気を束ねることで、その剣を抜きます。「誰かが「英雄」になるのなら誰もが「英雄」になれるはず」と。たった一人の英雄を生け贄にして世界の平和を掴むのではないのです。誰も生け贄にせず、みんなで世界を支える、この世界に生きる全ての命の力によって。このシーンは感動と共に熱い感情が込み上げること必至でプレイヤーを強く高ぶらせてくれる屈指の名シーンです。

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《SHINJI-coo-K(池田伸次)》
SHINJI-coo-K(池田伸次)

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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