【特集】『ゲームの名シーン・感動編』5選―鮮烈な印象を残す名場面集【ネタバレ注意】 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】『ゲームの名シーン・感動編』5選―鮮烈な印象を残す名場面集【ネタバレ注意】

読者の皆様、昨今のゲームでは感動の描き方も随分増え、変わりましたね。ゲームを通じて、魂を揺さぶられるような体験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の記事では感動する名シーンを5のゲームから5選して皆様にご紹介したく思います。

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【特集】『ゲームの名シーン・感動編』5選―鮮烈な印象を残す名場面集【ネタバレ注意】
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◆『BIOHAZARD 6』
開発元:CAPCOM 開発年:2012年 機種:PC/PlayStation 3/Xbox 360/PlayStation 4/Xbox One

    ――ある者が身を挺するシーン

クリス編にて戦いの窮地に立たされたとき、とある者が我が身を省みずにウィルスを自身に注射し、変異してクリスを救うシーンがあります。このシーンではこの者が主人公とさえ言われるほど劇的で感動的なシーンとなっており、多くのプレイヤーの胸を震わせました。このシーケンスに至るまで、ずっとクリスは過去のトラウマを抱え悩み、戦いにおいても躊躇することが多々ありました。ですがこのシーンを乗り越えて、とうとう私達の強いクリスが帰ってくるのです。まさしく名シーンと言って過言ではありません。本作は複数の主人公から複数のエピソードを選択出来る作品なのですが、このクリス編が一番好きだというファンも多いかと思われます。

◆『Life Is Strange』
開発元:DONTNOD Entertainment 開発年:2015年 機種:PC/PlayStation 3/Xbox 360/PlayStation 4/Xbox One

    ――命に関わる決心をするシーン

友達の一人がスキャンダルに見舞われ、周囲から蔑まれからかわれる事に耐えきれなくなり、その命を投げ出そうとする場面があります。この場面では主人公である「マックス」がそれまでに選択してきたことや、この場面においての選択によって結果が変わります。結果というのは、つまり、そういうことです。どういう結末になろうと、この場面では命のあり方や友情のあり方が問われ、かつ、周囲との人間関係に揺れ動くティーンの繊細な感性に心を揺さぶられる、胸を打たれるシーンとなっています。また本作ではこの場面以外の様々な選択、その結果も後々に影響し、物語に変化が訪れます。非常に繊細なタッチで感性を揺さぶる表現が多い作品なので、この場面以外にも沢山の胸を打たれるシーンがあります。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


いかがでしたか?感動とは心を揺り動かされるとき、あるいは自分の思い出を強く想起するとき、または作品内の人物の思いに共鳴する時に起こります。ゲームはそういった心理を引き起こすのに有効な媒体です。何故ならしばしば私たちはプレイヤーでありながら、物語の主人公になるからです。彼らの頬に涙が伝うとき、私たちの頬にも涙が伝うかも知れません。彼らの心が引き裂かれそうなとき、同じく引き裂かれそうな思いに駆られるかも知れません。そういったゲームの奥深さをこれからも愛していきましょう。それでは読者の皆様、心が揺さぶられる良きゲームライフを!
《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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