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【特集】『バイオハザード7 レジデント イービル』序盤インプレッション―シリーズ最怖作の手触りは間違いなく『バイオハザード』だ!

1月26日についに発売を迎えたサバイバルホラーナンバリング最新作『バイオハザード7 レジデント イービル』。本稿ではゲームの序盤をプレイし、新たな『バイオハザード』としてふさわしい仕上がりになっているのかを確かめたいと思います。

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1月26日についに発売を迎えたサバイバルホラーナンバリング最新作『バイオハザード7 レジデント イービル』。1人称視点「アイソレートビュー」を採用し、PS4版ではPS VRにも完全対応。VRによるさらに没入感ある体験もできるようになりました。一方で、システムが大幅にリニューアルしたことで従来の『バイオハザード』とは異なるものとも言われています。本稿ではゲームの序盤をプレイし、ネタバレになるものを極力触れずに、新たな『バイオハザード』としてふさわしい仕上がりになっているのかを確かめたいと思います。

※本記事は『バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer.』をPS4Proでプレイしたインプレッションとなります。

■アイソレートビューとフォトグラメトリー技術はさらなる恐怖を演出


まず、プレイを開始して驚かされるのはグラフィック。実写画像から3Dモデルを作成するフォトグラメトリー技術によって作られたキャラクターたちは、まるで本物の人間のように表情豊かに動きます。筆者はPS4 ProをフルHDのモニターでプレイしたのですが、通常のPS4より全体的にテクスチャがはっきりとしており、よりリアルな印象を受けました。

システム面では、きめ細やかになったグラフィックでもアイテムの場所や仕掛けの位置が分かりやすいように、ある程度近づくとアイコンが表示されるようになりました。さらに、使用すると一定時間だけアイテムがどこに隠されているかを表示する「精神刺激薬」というアイテムも登場します。

今作では、1人称視点になったことから主人公であるイーサンの姿は全く分かりません。プレイヤーが確認できるのはイーサンの手のみ。回復アイテムも左手にジャバジャバとかけて使用されるなど、ある意味「手」が主役のゲームと言っていいかもしれません。ゲームプレイ中に常に見ることになる「手」は、血管などのディテールから指の動きまで事細かに表現されています。


本作はこれまでのシリーズで最も「怖い」のと同時に、最も「痛そう」なシーンが多い作品でもあります。「アイソレートビュー」によって、イーサンの体験をあたかもプレイヤー自身の体験のように感じさせてくれますが、自分だったらこんな状況にはなりたくないな、というシチュエーションに容赦なく叩き落とされるため、プレイヤーにはそれ相応の心構えが必要です。もし、残酷で「痛い」シーンが苦手ならば、『グロテスクVer.』は避け、『通常版』をプレイするほうがよいでしょう。

ロードに関しては、基本的にゲームスタート時やゲームオーバー後の再スタート時だけなので、緊張感が常にキープされたプレイ体験となっています。ただ、とある場面転換でのロードでは、PS4 Proにも関わらず非常に読み込みが長い箇所がありました。しかし、筆者が体験した中では1ヶ所だけだったので、全体でみれば気になるものではないでしょう。

■銃が中心となるバトルは『バイオハザード』そのもの


敵となるベイカー一家の他に、謎が多い敵「モールデッド」もプレイヤーに立ちふさがります。比較的早い段階でハンドガンが手に入るので、従来の『バイオハザード』のように敵を倒して進むか、弾を節約するために逃げて対処するといった進め方ができます。モールデッドは『リベレーションズ』に登場した「ウーズ」のように体をくねらせた動きをしてくるので、頭を狙うような正確なエイムは難しく感じられるかもしれません。

『4』から、敵がひるんだ際に近づくと体術アクションを発動することができましたが、今作は主人公が一般人ということもありオミットされています。『5』と『6』の「マーセナリーズ」を未だにプレイし続けている筆者は、攻撃でひるんだモールデッドの懐までクセで飛び込んでしまい、何もできずに攻撃を受けてしまうことがしばしばありました。体術がない代わりにL1ボタンを押すと防御ができるので、敵の攻撃をかわせない状況でもダメージを抑えられるようになりました。本作をプレイしてはじめて、クリスやレオンがいかに強かったかを知りました。


ゲームを進めているとハンドガンの弾が意外と手に入るのですが、バトルを繰り返すといつの間にか残弾ゼロになっていたりします。そんな時には、『バイオハザード3』のように「ガンパウダー」と「薬液」を合成することによってハンドガンの弾を合成してやりくりできます。ただ、「薬液」は「ハーブ」と合成することで回復薬も合成できるので、バトルを重視するか、生存率アップを重視するかじっくり考える必要があります。

他にも、シリーズではおなじみのナイフや強力なショットガンも登場。ナイフはアイテムが入っていそうな箱を壊したり、敵を攻撃したりとさまざまなシチュエーションで活用できます。もしかしたら、本作でもナイフ縛りプレイができるかも......?

■シリーズファンには懐かしいセーブポイントやアイテムボックスが再登場


本作では、久々にセーブポイントとアイテムボックスが復活。ある程度ゲームを進めると自動でセーブされますが、一部の部屋に配置されている「テープレコーダー」を使えば、任意のタイミングでセーブすることが可能です。

アイテムボックスには必要のなさそうなアイテムや保存しておきたい弾薬を収納でき、どの場所のボックスからも引き出せるという懐かしい仕様。イーサンが持てるアイテムは上限が決まっているため、所持アイテムをうまく調整しながら進めなければいけません。

■PS VRで『バイオハザード7』をプレイするとどうなる?

一通りプレイした後、PS VRでのVRモードをプレイしてみました。VRモードに切り替えるためには一旦タイトル画面に戻る必要があるので、切り替える前にセーブを忘れないようにしましょう。

PS4ProでVRモードを起動して驚かされるのが、またもやグラフィックの綺麗さ。ドットバイドットなのではないかと感じるほどジャギーのない、クリアで繊細な映像が映し出されます。もちろん、VRならではの立体感はすさまじく、目の前のテーブルなどのオブジェクトは手で触れられそうな気すらしてきます。VRモードでは、移動速度の低下や視点移動が30度の切り替え式になるといった、通常モードと異なるシステムに変更されます。これらの設定はすべてオプション画面から自分の好みにあった仕様にカスタマイズが可能です、もちろん、通常モードと同じ仕様でプレイすることもできますが、酔いやすくなるケースもあるため、慣れないうちは標準設定をおススメします。

画像は通常モードのものです

全体的にみると、VRによる臨場感はすさまじく、1人で廃墟に放り出された孤独感や何かに追われるという恐怖感を存分に味わうことができます。通常のプレイ環境では得ることができない体験のオンパレードで、ぜひとも皆さんもVR環境を整えてプレイしてもらいたい!......と手放しでおススメしたいところですが、実は筆者、VRモードでプレイしていたところ15分ほどで強烈なVR酔いに襲われ、プレイを中断せざるを得なくなりました。他のVRレースゲームでは酔わなかったのですが、本作ではガッツリとVR酔いに。『バイオハザード7』はVR酔いが発生しづらいよう綿密な調整が行われていますが、やはり個人差があるようです。もし、VRでプレイしていて気持ち悪くなりそうになったら、一旦プレイを中断して休憩したり、通常モードに戻したほうが良いでしょう。

■安心してください、ちゃんと『バイオハザード』ですよ!


『バイオハザード7』は、2016年のE3で発表されて以来、大きくリニューアルしたゲームシステムやビジュアルに『バイオ』らしくないという声が上がっていました。しかし、実際にプレイしてみると、手触り、雰囲気、そしてアクションと、確かにこれは『バイオハザード』であると感じさせてくれます。さらに、シリーズが持っていたサバイバルホラー感は大きく向上。なにやらクリア後のお楽しみも用意されているとのことなので、筆者にとっては眠れぬ夜が続くことになりそうです。

『バイオハザード7 レジデント イービル』はPC/PS4/Xbox One向けに発売中。価格はディスク版が7,990円(税別)、PC/PS4ダウンロード版が7,398円(税別)、Xbox Oneダウンロード版が7,400円(税別)です。
《Daisuke Sato》
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