
CCP Gamesは、同社が運営するF2Pの宇宙船MMO『EVE Online』について、日本向けに行われているネクソンとの提携を2017年3月末で終了することを発表しています。
『EVE Online』は2003年からサービスが続く、宇宙を舞台とした巨大MMO。中国を除く、ほぼ全地域のプレイヤーが同一世界上でゲームをプレイするその規模や、非常に高い自由度で数々のゲーマーを惹き付け、幾つもの逸話を生み出しています。サービス開始から14年を迎える2017年でも活発な大規模アップデートが行われている他、クライアントも幾度にも渡る大規模改修を経て、最新ゲームにも劣らないグラフィックが実現されていることも特徴です。
この発表によれば、CCPとネクソンの契約は2017年3月31日をもって終了となり、NEXON IDに紐付けられていたアカウントはその日からCCPの請求システムに移行され、課金を含めたアカウント管理をすべてEVE Onlineセキュア・ウェブサイトから直接行うことになるとのことです。これにより、未使用のNEXONポイントは『EVE Online』では利用できなくなるため、必要ならばそれ以前にポイントを使い切ることを推奨されています。
また、アカウント管理に関する変更に加え、『EVE Online』クライアントの日本語化が2017年3月31日に終了となることも発表されています。既存の日本語化分がどうなるかは不明ですが、少なくとも2017年4月以降のアップデートにて追加される内容については日本語化はなされない模様。日本向けのカスタマーサポートや日本語のウェブサイト、サポートの日本語化については、今まで通りに継続されるとのことです。
なお、『EVE Online』は2016年11月15日に、プレイ内容に制限付きながらも基本無料化が行われていますが、これについてネクソンからは日本向けの正式なアナウンスが行われていなかったため、この提携終了を持って公式に日本でも『EVE Online』が基本無料タイトルとなることになります。




