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【特集】『PC向け戦略系ゲーム』9選―マニアにおすすめ!

自軍の規模を大きくし占領や防衛、講話、そして敵軍の撃破をもって勝利を目指すストラテジーゲーム。今回は、マニアックな戦略ストラテジーゲームを10タイトルピックアップしてみました。

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自軍の規模を大きくし占領や防衛、講話、そして敵軍の撃破をもって勝利を目指す戦略シミュレーションやストラテジージャンルのゲームは、いつの時代になっても色あせない魅力を備えています。

今回は、玄人やマニア向けに編集部が特にオススメする往年の戦略系ゲームを特集。第二次世界大戦を扱った『Hearts of Iron IV』や、国家による戦争を事細かに再現する『太平洋戦記3』、分隊の小規模な『Full Spectrum Warrior』など、いずれもPC向けのタイトルを中心に、現時点でも入手可能な9本をピックアップしました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

■『太平洋戦記3 最終決戦』
開発元:ジェネラル・サポート 開発年:2012年 機種:PC

――太平洋戦争を事細かく再現したストラテジーゲーム
ジェネラル・サポートが2012年にリリースした、太平洋戦争が舞台となるターン制ストラテジーゲーム『太平洋戦記3 最終決戦』。艦艇や航空機、戦車などを合わせて1000種類以上の兵器が登場する圧倒的なデータ量を誇る他にも、物資の生産や採掘された資源など本格的な生産/開発/維持の再現性にこだわったことが本作の壮大さを表しています。


細かい設定が特に活かされているのが兵器開発で、兵器ファミリー化によって航空機や戦車、そして艦船の派生型開発なども出来ます。また、「あの兵器の開発が間に合っていたのなら?」や「フランスが降伏していなかったら?」という歴史のif要素も持ち合わせています。ダウンロード版は販売されていませんが、Amazonなどから現在でも通販で購入可能。追加兵器や大和開発計画を追加した拡張版の『大和計画』もリリースされています。

(C)GENERAL SUPPORT

■『Hearts of Iron IV』
開発元:Paradox Interactive開発年:2016年 機種:PC

――WW2で登場した国家を運用する人気シリーズ
世界規模で第二次世界大戦を再現するストラテジーゲームシリーズ最新作『Hearts of Iron IV』。プレイヤーは、日本やアメリカ、ソ連、イギリス、ドイツの主要5カ国に加え、フランスやポーランド、中華民国やイタリアといった国家でプレイも出来ます。プレイヤーは国家を運営する“閣下”となり、技術の研究や貿易などを通じて部隊を編成、戦争による領土の拡大などを目指します。もちろん、ポーランドプレイのように宣戦布告されてから防衛に徹することも。

『Hearts of Iron』シリーズが特にマニアックさを感じさせるのは、プレイヤーが各国家で体験する前線と戦時体制の構築、歴史のifを自ら作り出せることで、ユーザーがあらゆる国家でのプレイ経過を記すAAR(アフターアクションレポート、いわゆるプレイレポ)の存在が大きいです。特にAARは、動画や文章から仮想的な独自の歴史ものとしての高い人気を持っています。また本作はSteamで販売されており、Steam Workshopには日本語化Modも配信されているので、ゲームプレイのハードルは低いです。

■『Brothers in Arms: Road to Hill 30』
開発元:Gearbox Software 開発年:2005年 機種:PC/PS2/Xbox

――史実を基に忠実に当時の戦いと分隊指揮を再現したFPS/RTS
『Brothers in Arms: Road to Hill 30』は、WW2におけるノルマンディー上陸作戦の第101空挺師団の活躍をテーマにしたタイトルです。プレイヤーは、マット・ベイカー軍曹となりノルマンディー上陸作戦開始前日からフランスのカランタン南西にあるヒル30を奪取する8日間を戦い抜きます。本作が他のシューターやRTSと一線を画しているのが、徹底的な調査による戦場の史実再現。プレイヤーが分隊長となって戦車や機関銃兵などをRTSの様に指揮しながら、様々な危機的状況を打破していくのです。


本作の他にも同じ、101空挺のハードソック軍曹を主人公にした外伝の『Earned in Blood』と、マーケット・ガーデン作戦を新たな舞台にした続編の『Hell’s Highway』もリリースされていました(本作シリーズはすべてSteamで購入可能)。WW2のFPS/RTSという特殊なジャンルから一定の人気がある本シリーズですが、続編の要望がありつつも依然として新作がリリースされていないタイトル。E3 2011では『Brothers in Arms: Furious 4』というタイトルが発表されていましたが、最終的にはお蔵入りとなりキャラクターの要素は『Battleborn』に取り入れられてしまっています。他にも2015年にはGearboxのCEOが続編開発中であることを語り、2016年の米ゲーム声優による待遇改善のストライキでは対象プロジェクトのリストから未発表の『Brothers in Arms』の名前が挙がっていました。

次ページ:神話ベースの作品や細かな現用兵器再現が魅力のRTSも!
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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