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PUBG大会観戦のススメ―観て楽しむバトルロイヤル【年末年始特集】

12月21日に正式リリースを果たした『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)。海外大会も開催され、2018年からは国内公式リーグも発足しますが、国内を盛り上げてきたのが、有志による大会。プレイするだけでなく観ても楽しめる本作の楽しみ方をお伝えします。

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12月21日に正式リリースを果たした『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)。海外大会も開催され、2018年からは国内公式リーグも発足し、いよいよ本格始動というところまで来ていますが、そこまで国内を盛り上げてきたのが、有志による大会。プレイするだけでなく観ても楽しめる本作の楽しみ方を、筆者なりの観点からお伝えします。

■大会の特徴


国内大会の多くは土日夜に開催され、参加も観戦もしやすいのが特徴です。大会によっては賞品が提供されるものや、プロプレイヤーも多数参加するハイレベルな戦いを楽しめるものもあります。通常のマッチであれば積極的に戦闘が行われ、序盤から半数以上が死亡してしまうといった状況が日常茶飯事ですが、大会では第3段階の収縮が終了しても、9割程度のプレイヤーが残っており、円に対して過剰なまでのプレイヤーが生存し、生き残りをかけて熾烈な争いを繰り広げることが大きな特徴です。そのため、積極的に戦いを仕掛けるというよりは、生き残るための動きを中心とした作戦を多くのチームが取ります。

また、大会中でもスタックして動けなくなったり、車で敵を轢いていくといったハイライトも多数生まれるため、プレイするよりも見ている方が楽しいという場合も多数あり、出場している方も後から配信を見てみるというのもおすすめです。

■国内大会


国内大会は、多くの大会が土日に開催され、観戦がしやすいのが特徴。さらに日本語での実況解説があるため、解説が非常にわかりやすいというのがメリットです。シーンが盛り上がってきている最中というのもあり、数日~長期に渡る大会がほぼ開催されていませんが、1日で終了する大会が数多く開催されています。

■DONCUP



Twitchの配信者、Shobosuke氏が主催する大会で、Solo、Duo、SQUADが毎週順番に開催されています。執筆時点で第6回まで開催されており、猛者が集うため非常にハイレベルな大会が楽しめます。2サーバ運用で大会が実施されるため、合計6サーバで予選が実施。モードによって人数やチーム数が異なりますが、予選上位数チームが決勝に進出し、1サーバで決勝戦が行われ、合計2戦で優勝者が決定します。大会独自の要素として、予選で1位もしくは決勝で上位入賞した場合、次回大会の優先出場権が与えられるため、予選から熾烈な争いが繰り広げられています。

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■PUBG PARK



OPENREC.tv主催の大会で、毎回異なった独自ルール等も含め、数戦行われるのが特徴。SoloやDuoだけでなく、Trioといったものに加え、SMG限定、ショットガン・ハンドガン限定といったカスタムマッチならではのものも開催されています。さらに、SURVIVE20という、上位20人のうち、最もKillを取った選手が優勝という、ドン勝が優勝ではないルールも採用しており、バラエティ要素が非常に強い大会です。大会個別のサイトはなく、配信ページで随時告知される形になりますが、開催曜日が固定されておらず平日夜開催のため、毎晩のプレイ前やプレイの合間に観戦するということも可能です。

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■PUBLYMPIC



ネオげむすぱ放送部でお馴染み、えれ子氏が主催する大会で、Solo、Duo、SQUADの各モードがローテーションで毎週開催されています。国内では最も公式リーグに近い形で開催されているのが特徴で、3試合実施し、順位ポイントとキルポイントの合算で、最もスコアの高いプレイヤー・チームが優勝というルールです。同じメンバーで複数戦行われることから、運の要素も排除され、実力が出やすくなるだけでなく、現在は申請時にレートを添付し、レート順で上位から出場が可能となるシステムになっており、ハイレベルな戦いが行われるようになっています。より競技性の高い、運任せの要素を極力排除した大会を観たいという方にはおすすめです。

配信ページはこちら

■海外大会


今回ご紹介するのは概ねNA/EU地域で開催される大会のため、原則的に実況が英語となり、さらに時差があるため、リアルタイムでの視聴は難しくなります。しかし、配信された映像は後から視聴することが可能ですし、アジア圏とは戦略が異なっていたり、開催される大会のほとんどがTPPではなくFPPモードで、ゲーム性が大きく異なるため、国内大会とは違った楽しみ方ができます。

■CurseTrials



Curseが主催するFPPモードのトーナメントで、月1~2回程度開催されています。SQUADモードでは、レッドゾーンなし、AR2倍、弾薬1.5倍、コスチュームの出現なしという、撃ち合いに比重を寄せたカスタムサーバールールを採用しています。ポイント制を採用しており、順位ポイントとキルポイントの両方を合算する、公式大会に近いランキング算出方法を採用しているのも特徴です。執筆時点では公式Twitterでリプレイファイル公開するかどうかのアンケートが終了しており、結果は公開が大多数を占めたため、今後の展開が非常に期待されます。

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■PUBGONLINE



NA/EU地域を分けた「Showdown Tournament」を開催している大会。オープンシリーズなどもありますが、予選から決勝までを含め、非常にトーナメント期間が長く取られているのが特徴。他のFPSタイトルで見かける強豪チームが多数名を連ねており、より多くのチームを見ることができます。全体的にポイント差が縮まるような配分がなされており、CurseTrialsと比較すると、より安定して上位を取りつつキルを稼ぐ必要があるため、シビアな戦いが要求されます。

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以上、国内外の大会をご紹介しましたがいかがでしたか?この他にも、2018年1月開幕予定の国内リーグ「PUBG JAPAN SERIES」や、有志開催の国内大会だけでなく、韓国にて公式リーグ「Afreeca PUBG League」(日本語配信あり)が現在開催されており、日本語にて海外大会を楽しむことができるものもあります。

アジア圏ではTPPが主流ですが、NA/EUではFPPが主流になっており、ゲーム性も大きく異なります。多くの大会が配信アーカイブ等を残しているため、気になった方はYouTubeやTwitchで観戦し、観るサバイバルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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