弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】

京都・みやこめっせにて開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit Vol.6」。シティコネクションブースではサクセスのシューティング『サイヴァリア』のHDリマスター作品『サイヴァリア デルタ』のニンテンドースイッチ版が初披露されました。

ゲーム文化 イベント
弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】
  • 弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】
  • 弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】
  • 弾幕に“BUZZって”パワーアップする名作STG、約20年ぶりに復刻『サイヴァリア デルタ』【BitSummit Vol.6】
5月12日から13日にかけて京都・みやこめっせにて開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit Vol.6」。シティコネクションブースではサクセスのシューティング『サイヴァリア』のHDリマスター作品『サイヴァリア デルタ』のニンテンドースイッチ版が初披露されました。

『サイヴァリア』は2000年にアーケードで稼働した縦スクロール弾幕シューティング。敵弾にかする(ゲーム中の表記はBUZZ、転じてBUZZるとも呼ばれる)ことで経験値を稼ぐことができ、一定の経験値を獲得するとレベルアップしてショット性能が強化されます。レベルアップ直後は2秒間の無敵時間があり、その時に敵弾の嵐の中に突っ込んでレベルを次々に上げていくという危険行為が推奨されるゲームでもありました。オリジナル版はサブタイトルとして「ミディアムユニット」が付いており、稼働後ほどなくしてマイナーバージョンアップ版の「リビジョン」が稼働しました。こちらはレベルを上げることでBUZZ時の経験値は微量なもののスコアが高い、デンジャーステージの選択ができるようになっています。2002年にはPlayStation 2への移植が行われています。


本作はオリジナルのアーケード版を忠実に再現しつつ、グラフィックを大幅に強化したバージョンとなっており、ブースではモニター縦置き・スティック使用のアーケード版を再現したモードと、モニター横置き、パッドプレイの家庭用モードが展示されていました。操作はスティックで自機・アクシオンの移動、ボタンはショット、ボム、ローリング、ショートボム。ローリングは本来レバーを左右に振って移動させることで一定時間ショットが前方向に集中し、BUZZ判定が広がります。ショートボムは「リビジョン」で搭載された新攻撃で、ボムを攻撃に使わない限りに広範囲のBUZZ判定を発生させることができます。なお、本作では「ミディアムユニット」のステージ構成に「リビジョン」のアクシオンで出撃することが可能になっています(逆も可)。また、BGMは「ミディアムユニット」「リビジョン」に加え新曲(「DELTA」)が選択できるようになっています。


横画面モードでは獲得した経験値や無敵時間、スコアなどを表示させる機能が付いており、プレイヤーの習熟に役立つものとなっています。なお現時点では「リビジョン」のデンジャーステージに到達するためのレベル表示がなかったのですが、要望が多ければ今後のバージョンアップで導入を検討していく、とのことでした。なお、パッドでのプレイ時はBUZZ時に振動が入るようになっていました。

製品版では新機体(DLCですがパッケージ版にはダウンロードコードが付属)や新モードなどが搭載されるとのことです。

『サイヴァリア デルタ』は8月30日にニンテンドースイッチとPlayStation 4で発売予定。通常版は4,800円(税別)、ロゴステッカーとサウンドトラックのハイレゾ音源のダウンロードコードが付属する限定版が5,800円(税別)となっています。また、限定版に加え、DLCを含む楽曲のサントラCD、DLC追加楽曲のハイレゾ音源ダウンロードコード、サイヴァリアシリーズの作曲者・WASI303氏のMIXしたアナログEPなどが同梱された9,800円(税別)「Premium Sound Box」が同社の通販サイト・クラリスショップで予約を受け付けています
《岩井省吾》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. ゲーム内チート、画面分割対戦、ステルス要素…「最近のゲームではあまり見かけなくなった要素といえば?」

    ゲーム内チート、画面分割対戦、ステルス要素…「最近のゲームではあまり見かけなくなった要素といえば?」

  2. 『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

    『モンスターハンター』最もエッチなサイトに投稿された“モンスター”ランキングを有志が作成―マスコット猫と首位を争う迅竜

  3. 古代祐三氏が『イース』開発フロッピーディスクを発掘。今でも美しく奏でられるサウンドに『サガ』河津秋敏氏も反応

    古代祐三氏が『イース』開発フロッピーディスクを発掘。今でも美しく奏でられるサウンドに『サガ』河津秋敏氏も反応

  4. 海外「ゲーマーグランマ」78歳でこの世去る…ユーモア溢れる映像で240万人以上のTikTokユーザーの心つかむ

  5. 新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定

  6. 幻の発売中止ファミコンゲーム、書籍化計画が立ち上がる。プレイ動画も発掘―『少年魔術師インディ』令和にまさかの復活か

  7. 『ポケモン赤緑』風ドット絵&システムなGBカメラ撮影実写映像が特徴のホラゲー『Encryptid』―ゲームボーイ実機でも動作予定

  8. 100万本突破スロットローグライト『CloverPit』の偽物が海外スイッチ向けに販売されていると注意喚起―発売直後から続く偽物との戦い

  9. PCゲーでも“開封する楽しみ”を…8歳の息子にお手製パッケージをプレゼントしたママ

  10. クリスマスに“スカイリムグランマ”が『The Elder Scrolls』シリーズ公式Xに登場。ホリデーシーズンのご挨拶

アクセスランキングをもっと見る

page top