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スマホ向けMOBA『伝説対決 -Arena of Valor-』を先行体験―サクサク遊べるが中身はしっかり本格派!

Game*Spark編集部は先んじて『伝説対決-Arena of Valor-』を先行プレイすることができたので、MOBA歴5年目の筆者が感じた本作の特徴をお届けします。

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スマホ向けMOBA『伝説対決 -Arena of Valor-』を先行体験―サクサク遊べるが中身はしっかり本格派!
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「Defense of the Ancients(DotA)」に端を発するRTS系ゲームジャンル「MOBA」は、昨今ではPCからモバイル、更には家庭用ゲーム機と活躍の場を広げています。「スマホ向けMOBA」の勢いは一時期から盛り上がっており、PC用MOBAさながらに本格的であったり、あるいはカジュアルに遊びやすかったりと、スマホ/タブレットで楽しむためにそれぞれチューンされているのが魅力です。


そうして遊びのバリエーションが広がりつつあるMOBA情勢のなか、テンセントゲームズとDeNAは、モバイル向けに『王者栄耀』Global版の日本向け『伝説対決-Arena of Valor-』の配信決定を発表。2015年より中国で配信されていた『王者栄耀』の国内版として、日本では2018年冬より提供されます。今回、Game*Spark編集部は先んじて『伝説対決-Arena of Valor-』を先行プレイすることができたので、MOBA歴5年目の筆者が感じた本作の特徴をお届けします。

■『伝説対決-Arena of Valor-』とは


プレイ感をご紹介する前に、まずは本作のおさらい。前述したように、中国では3年前から配信されていた『王者栄耀』は、すでにユーザー登録数が2億人以上に達し、スマホ向けゲームとしても最大級の収益を記録しています。


ルールはもちろん「5v5」の「3レーン+ジャングル」。『リーグ・オブ・レジェンド』などと同様、MOBAの基本と言えるスタイルです。それぞれが自陣営の本拠地を守りながら相手の「タワー」を破壊し、相手の本拠地にあるコアを破壊して勝利する……というルールです。



本作のプレイアブルキャラクターは「ヒーロー」と呼ばれ、オリジナルキャラクターに加えて「呂布」「アーサー」といった歴史上の人物から、「バットマン」を始めとしたDCコミックスキャラまで登場。そんなわけで、「呂布のすぐ近くをバットラングがかすめる」という、文字に起こすだけで賑やかなシーンが生まれたりもします。

■初心者も楽しみやすい「アクションRPG」風味の操作感!


本作は、タッチ操作によるバーチャルパッドでヒーローを移動させ、逆サイドの攻撃/スキルボタンでそれぞれのアクションを行っていきます。マウス+キーボードの操作に慣れ親しんだPC MOBAプレイヤーにとっては「?」と感じるかもしれませんが、「斜め上視点(クォータービュー)のアクションRPG」的な操作と思えばさして不都合はないことでしょう。


そんな操作システムということで、通常攻撃やアビリティを放つターゲットは自動で選択されます。基本的には近くの敵を自動で狙うことになるので、MOBA未経験者でも「必殺技を空振って恥ずかしいことになってしまった……」という失敗が少なく、当てやすくなっています。


しかし、既にMOBAを経験している方にとってはなかなかの違和感になることでしょう。オプションで「ターゲット手動選択」の切り替えが可能ですが、マウス+キーボードとはまた一味違う忙しさになるかもしれません……。とは言え、レーン戦や集団戦での動き方は基本的なMOBAと大きく変わりませんし、何より直感的に操作できるので、慣れるまで時間はかからないと思います。

■『伝説対決』のキモは、他にはない「スピード感」!


今作では「いつでもどこでも装備アイテムを購入できる」という、MOBAとしては変わったシステムを採用しています。「リコール(自陣の本拠地に戻ること)」もあまり重視されないため、試合展開はスピーディー。そんなわけで、ゲーム序盤のタワーの取り合い「レーン戦」から展開はかなり激しいです。

具体的に「序盤の激しさ」を説明しますと、キルを取ったら「タワーを撃破する」「他の味方を支援しにいく」「強力な大型モンスターを味方と一緒に倒す」というさらなる“攻めの選択肢がすぐさま与えられる”ということ、なのです。

オーソドックスなMOBAなら「アイテムを買いに本拠地に戻る」ことになったりしますが、『伝説対決』ではその必要はナシ。レーンにいながら、その場でオススメアイテムを購入できます(もちろん自分でアイテムを選ぶことも可能)。攻めの戦略が広がる爽快感は、やはりMOBAならではの味わいですね。

「リコール」に並ぶ専用スキルとして「回復」があり、
レーンにも回復アイテムが存在。「ショップで回復アイテムを買う」ということもナシ!

逆に言うと、少しでも負け込むと一方的に攻められやすくなる……ということでもあるのですが、ジャングラーや他レーナーも支援しやすいので、“逆転の一手”までの道のりもさほど遠くはありません。「頭を使って手を動かす」というMOBAの魅力のスピード感が、「レーン戦」「買い物システム」のスリム化で大きく高められています。

ちなみに他の「PC/スマホで遊べる本格的MOBA」と比較してみると、1試合のマッチは15~20分ほど。タワーの数も少なく耐久力も低めなので、『LoL』『Dota 2』などと比べると圧倒的に初心者でもプレイしやすい設計です。

■『伝説対決』は誰のためのゲームか


「アクションRPG的な操作感」「1試合は15~20分」「買い物がラク」「ゲームの展開が早い」などが特徴の『伝説対決』。それらを踏まえて一言でまとめてみると、『伝説対決』はコアゲーマーでも楽しめる設計になっていることは言うまでもないが、「MOBAならではの楽しさを手軽に味わいたいゲーマー」も楽しめる仕上がりとなっている。

チームワークで試合運びを彩る楽しさは、MOBA経験者なら誰しもがご存知のはず。しかし、MOBA初心者はその楽しさに行き着く前に、「覚えるべき攻略情報の多さ」というハードルにやられてしまうこともあるのでは。『伝説対決』は「小難しくなさ」と「奥深さ」をおいしいところで両立しているので、そんな悩みを抱えたことのある方にはオススメできます。

もちろんランクマッチもアリ。
ソロ/チーム/5人チームと選択可能(今回は未プレイ)。

戦略を練る奥深さはそのままに、「ミッドレーンに攻め込みたいから集合して!」「あの敵が強いから3対1で奇襲しよう!」と声をかけあってその場で盛り上がれそうなカジュアルさは、パーティーゲームさながら。ボイスチャットを使わず、その場にスマホを持ち寄って遊べるのもモバイル向けMOBAならではのメリットです。

アイテム課金はスキンのみ。
ちなみに、モバイル版『伝説対決-Arena of Valor-』は日本語ボイスに完全対応。

登場するヒーローのビジュアルにはいわゆる「コテコテの洋ゲー感」がなく、MOBA初挑戦の方も親しみやすいことでしょう。DCコミックスキャラクターは言わずもがな魅力的ですし、他のヒーローも多種多様なスキンを見ているだけで「コイツを使って勝ちたい!」と思えます。

最近になってMOBAに初めて興味を持った新規プレイヤー。チームワークと戦略の奥深さという“MOBAのおいしい部分”を味わえず、複雑なシステム面に挫折してしまったゲーマー。そんな人達のニーズにも、『伝説対決 -Arena of Valor-』はきっとぴったりハマるはず。「テレビでもたまに観る“e-Sports”ってなんのこと?」と気になってきた方や、全世界のコアゲーマーが熱中している「MOBA」の真髄を掴みたい方は、本作から挑戦してみてはいかがでしょうか!



■製品情報
『伝説対決 -Arena of Valor-』

◆公式サイト:
https://www.arenaofvalor.jp

◆価格:
基本プレイ無料(一部アイテム課金制)

◆配信時期:
未定

◆対応機種:
iOS / Android
※iOS9以上(iPhone5s以降) Android4.0.3以上(RAM 2GB以上)を推奨

◆開発・運営:
テンセントゲームズ/DeNA


※画面は全て開発中の画面となりますので、本番環境と異なる可能性ございます。

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《キーボード打海》

「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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