中国紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国共産党の国家広報出版局次長Feng Shixin氏により、新たな審査プロセスのもとでの最初のビデオゲームの審査の完了が発表されたとし、再開を報じました。しかしながらShixin氏は「レビュー待ちのゲームが多いため、(完全な新規の審査には)多くの時間がかかるだろう」とした旨のコメントを残しています。
この中国の新規タイトルの審査停止を巡っては、ゲーム部門に大きな影響力を持つ中国ITコングロマリット、テンセントの株価の大幅な下落を招くなど、巨大市場の先行き不透明な停止に伴う、多くの混乱が見られていました。一方、審査の再開こそ成された形ですが中国メディアcaijingは関係者発言として、今後の審査総数は前年7,000本に対し年3,000本程度に留まるとした内容の報道を行っています。
なお、審査の再開の前には『フォートナイト』『PUBG』『Paladins』などの人気タイトルが中国でサービス禁止になったという情報が、一部海外メディアなどを中心に報じられていましたが、Niko PartnersのアナリストDaniel Ahmad氏は、中国では既にサービス中のゲームの再審査を行うことはないとして噂を否定しています。
一時は大きく危ぶまれた中国ゲーム市場。果たしてこの審査再開を経て再び大きな活気に包まれるのでしょうか。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『モンハンライズ』が990円な「ニンテンドースイッチ ゴールデンウィークセール」開催!4月23日から5月6日まで
-
「あと1ターン…」が止まらない!『Civ6』いつでもどこでも遊べるスイッチ版が330円セール中。5月5日まで
-
究極の中世アクションRPG続編『キングダムカム・デリバランスII』発表! PC/コンソール向けに2024年発売予定
-
『メタルスラッグ タクティクス』などGamera Gamesが複数のゲームの最新情報を公開!
-
【PC版無料配布開始】詐欺ADV『The Big Con』本編&推理対戦『Town of Salem 2』インゲームアイテム―Epic Gamesストアにて
-
「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除
-
配信者ライフシム『Streamer Life Simulator』FanaticalでSteamキー無料配布中!日本時間4月24日まで
-
過激FPS『POSTAL 2』開発元「海賊版でも気にしない」―Steam版がオーストラリアで再度購入不可の状況に公式サイトから購入推奨も、攻めの姿勢
-
【Amazonセール】GWは大容量HDDと超高速SSDでどこでもゲーム三昧!高耐久に優れた安心安全のWD製品が安くてお得
-
人気ローグライクデッキビルダー新作『Slay the Spire 2』発表! 2025年Steam早期アクセス予定