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賞金総額2700万円!新体制で臨む『LoL』国内リーグ「LJL2019」が2019年1月19日よりスタート

2019年の『LoL』国内リーグ「LGL2019」は、ライアットゲームズ、よしもとクリエイティブ・エージェンシー、プレイブレーンの3社が共同運営。その概要や狙いが発表された記者会見のレポートをお届けします。

ゲーム文化 eスポーツ

12月26日、合同会社ライアットゲームズ、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー、株式会社プレイブレーンの3社が記者会見を行い、2019年に実施するPCゲーム『リーグ・オブ・レジェンド(『LoL』)』の国内プロリーグ「League of Legends Japan League 2019(「LJL2019」)」を3社共同で運営すると発表しました。

ライアットゲームズ社長/CEOの小宮山真司氏は「2018年の流行語大賞トップ10に「e-Sports」が入りましたが、知名度としてはまだまだ。2019年に開催する「LJL2019」が次の大きなステップになるのではないかと思っています」と語りました。

2009年にサービス開始となった『リーグ・オブ・レジェンド』は、2017年3月1日から日本でもサービス開始。今では「LJL」レギュラーシーズンの総視聴者数が7,315,260人、世界大会の日本語放送の最大同時視聴者数は44,178人に達しているそうです。

「LJL」をもっと大きくしていきたい、と語る小宮山氏

小宮山氏は、「LJL」をさらに大きくしていくための改革案として「競争力」、「体験」、「エコシステム」という3本の柱を発表。それぞれの柱について、以下のように語りました。
■競争力
「LJL2019」では参戦チームを6チームから8チームに増加。昨シーズン参戦の「Unsold Stuff Gaming」、「Crest Gaming Act」、「DetonatioN FocusMe」、「Burning Core」、「V3 Esports」に加え、新たに「AXIZ」、「Sengoku Gaming」、「Rascal Jester」の3チームが参戦します。

また、それにともない試合形式をBO3(2本先取制)からBO1(1本先取制)に変更。チームを増やすことで多様性を持たせつつも、BO1で今よりも緊張感のある試合を実現するとのことです。


■体験
「LJL2019」の試合はオンラインで配信されるだけでなく、オフラインでのライブ観戦も実施されます。リーグの全試合は東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催され、生での試合観戦というライブ体験や、プロ選手と交流できる機会などを提供していきます。

■エコシステム
規模を大きくするためには、それだけたくさんのスポンサーに入ってもらう必要があります。今回からよしもとクリエイティブ・エージェンシーに参加してもらうことでその力を借り、「LJL」の魅力をさらに多くの層へ発信していきます。

株式会社よしもとスポーツエンタテインメント代表取締役社長の星久幸氏は「今年3月にe-Sports参戦を表明し、がむしゃらにやってここまできました。世界に通じるようなe-Sports事業をやっていきたい」とコメント

オフィシャルサポーターとして吉本のお笑い芸人も名を連ねます。左から順に、高橋名人に扮したレイザーラモン RGさん、カジサック(キングコング梶原)さん、おかずクラブ、EXIT

「LGL2019」参加チームの代表者たち。
写真左の左から順に、Gariaru選手、Roki選手、Hachamecha選手、Ceros選手。
写真右の左から順に、Yuki選手、Reiya選手、Tussle選手、Recap選手

「LJL2019 Spring Split」は2019年1月19日から3月22日にかけて、Week1-11からなるレギュラーシーズンを開催。4月6日、13日にプレイオフが開催されます。「LJL2019」からは賞金制度とMVP賞が新設され、「Spring Split」と「Summer Split」それぞれの優勝チームに1,000万円が授与されるほか、各Weekごとに、MVP賞として各ポジションから選出されたプレイヤー5名に5万円、最優秀プレイヤーにも5万円を授与。賞金総額は2,700万円となるとのことです。


3社共同運営という新たな体制でスタートを切る『リーグ・オブ・レジェンド』国内プロリーグ「LJL2019 Spring Split」は2019年1月19日よりスタート。それに先立ち、各チームの選手情報や開幕戦のスターティングメンバーを1月16日に発表予定とのことです。

すべての試合はTwitchのLJL公式チャンネルで無料配信されるほか、ヨシモト∞ホールではスタジオ観戦も実施。スタジオ観戦は有料となり、チケットはAmazonの「LJL」特設ページ、およびチケットよしもとで12月27日午前10時より販売開始。また、Amazonの「LJL」特設ページでは、ゆくゆくは参戦するプロ選手たちの公式グッズの販売も予定しているとのことです。

小宮山氏によれば、今回発表した3社によるパートナーシップは決して表面上だけのものではなく、「世界に通ずるe-Sports文化を創り出すという目標の下、それぞれが"億を超える金額"をコミットして臨んでいる」とのこと。2016年の発足以来、毎年着実に規模を広げてきている「LJL」ですが、2019年からはさらなる飛躍が期待できそうです。
《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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    • スパくんのお友達 2019-01-01 18:43:12
      >>7
      lolとか洋ゲー系のeスポーツは国内ではあんま人気ないことが多いから
      あんまはっきりした数字は出せないんだと思う
      若干誤魔化しがある気がする
      海外の流行りと国内の流行るタイトルが違うし
      lolの場合だと煽り環境もあって人があんま増えてない感じもあるから
      3 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-29 5:19:44
      esportsは賞金総額や動画再生数ばかりをやたら強調しているけど
      もっと国内の市場規模や売上に関わる数字を示さないと
      投資する側は不安になるんじゃないの。
      2 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-28 23:49:30
      あとは日本サーバーのやる気ゼロ運営も何とかして欲しい
      まだ情報漏洩やらかすような社員10人でやってんのかな
      プラチナ、ダイア帯のscr.ipter放置なのは駄目でしょ…
      3 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-26 23:20:24
      >>3
      持ち上げ方おかしくない?
      まるでいくつもプロリーグがあったかのようじゃないか
      売りはとりあえずでかいスポンサーがついた。だろ
      4 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-26 16:12:25
      賞金も参加チーム数もレベルアップだ。
      不祥事が起きる度に「LJLは終わり」「日本のe-sportsはダメ」とかいう阿呆もいたが、改善と営業を熱心に続けた結果、国内最大のプロリーグにまで発展した。
      0 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-26 14:06:14
      LJL大きくなってきたなぁ・・
      2 Good
      返信
    • スパくんのお友達 2018-12-26 9:38:33
      これは大きく前進した感がありますね
      日本は6チームしかないとなめられて悔しい思いをしてきたファンも喜ぶでしょう
      4 Good
      返信

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