●GamingTrend: 80/100
『Anthem』のリッチな物語と魅力的な戦闘システムは、BioWareの新たな冒険の礎を築いている。QoLの面においてたくさんの改善が施されていくところだが、『Anthem』がとったLootシュータージャンルへのアプローチは、開発チームが堅実にコミュニティーに関わっていくことを鑑みた上で心強い。ロードマップもかなり先まで続いているので、私たちはこれからも長くに渡って『Anthem』の世界を飛び回っていくことだろう。
●XGN: 75/100
●Destructoid: 70/100
●Vandal: 65/100
●PCGamesN: 60/100
●GameSpot: 60/100
『Anthem』は優れたアイデアを持ち合わせているものの、その実現には非常に苦心している。皆が口を利かないからこそ、Co-opゲームなのだ。心から面白いと感じられるキャラクター達のシーンを妨げて、いまいち理解できないストーリーを最前面に押し出している。ボス戦に辿り着き、行動を制限されるまでの戦闘はエキサイティングだ。空中を飛行するという単純で爽快なアクションすら、ジャベリンの限界によってしばしば邪魔されてしまう。否応なく墜落することが分かっているため、『Anthem』の長所を分かっていたとしても、その失望感を振り払うことはできない。
●GamesRadar+: 50/100
『Anthem』は最終的にはひどい欠陥があり、未完成と言える作品だ。その半分は良作と呼べるところがあるが、全体に付き纏う空虚感や反復的な部分を和らげるほどではない。
●USgamer: 50/100
●Guardian: 40/100
PS4/Xbox One/PCを対象に2月22日より発売された『Anthem』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PC版が61点(総レビュー数41件)。PS4/Xbox One版の平均スコアは公開されていません。
BioWareが手がけるSFテイストなオンラインアクションRPGとして注目されている本作ですが、現時点での海外メディアからの評価は全体的に「賛否両論」に当るもの。アイデアやサービス方針に期待はできるものの、システム面での制限や反復的なゲーム性がマイナスとなっていたようです。また、エレクトロニック・アーツとBioWareは5月までのアップデート計画を先日より公開。今後の展開次第では、ユーザーからの評判も大きく変わってくるかもしれません。
『Anthem』は、PS4/Xbox One/PCを対象に発売中。PCゲーム向けサブスクリプションサービス「Origin Access Premier」でも提供されています。