Blizzard Entertainmentの人気FPS『オーバーウォッチ』において、先日発表された新キャラクター「バティスト」。彼の謎に迫るべく、Game*Spark編集部はメールインタビューを実施。担当者であるリードライターMichael Chu氏とリードヒーローデザイナーGeoff Goodman氏から返答をいただきました。
――バティストの使用するスキルは、アナやルシオを連想させます。他のヒーローとの繋がりはあるのでしょうか?
Blizzardバティストが使用しているのは、マーシーの「カデュケウス・スタッフ」やアナの「バイオティック・ライフル」と同種のバイオ治癒技術です。彼にはタロンエージェントと関わっていた過去があり、「オーバーウォッチ」の他のキャラクターとも遭遇したことがあります。そうしたストーリーについては今後明らかになっていきますのでどうぞお楽しみに!
――ティーザー映像から察するに、ソンブラはバティストを追っているように思えるのですが、やはり暗殺を任されている……?
Blizzardソンブラは様々な事柄に関心を持っているので、「オーバーウォッチ」の世界に存在する興味深い人物については、特に好んで情報収集を行っています。タロンの元エージェントで重要人物であるバティストも、そうした興味の対象の一人にすぎません。
――彼の登場によって環境にどのような変化が生まれるのでしょうか。テストプレイの様子など、詳しくお伺いしたいです。
Blizzardバティストについて真っ先に気付いたのは、「イモータリティ・フィールド」の使い方が非常に重要だということです。たとえば、ジャンクラットと戦っていて「RIPタイヤ」の音が聞こえてきたとします。するとそこで、ミニゲームのような全く別の駆け引きが始まります。ぎりぎりまで待ったうえで「イモータリティ・フィールド」を使いたいバティストに対して、ジャンクラットはその発動を誘い、タイヤ状態のままフィールドの効果が切れるのを待とうとするのです。こうした複雑な駆け引きが、マッチ中に何度も起こり得ます。
――バティストと組み合わせるのにオススメのヒーローは?
Blizzardアナは回復系パートナーとして相性が抜群です。2人は同程度の攻撃射程範囲を持っているので、連携することでファラなどのキーターゲットを集中攻撃しやすくなります。また、バティストのアルティメット「アンプリフィケーション・マトリックス」もアナとの相性が良いです。このアルティメットは射出型の能力しか恩恵を得ることができないため、マーシーなどの他のヒーラーよりも、回復と攻撃の両方で効果を得られるアナに有効と言えます。その他ではバスティオンとの組み合わせも有効です。「アンプリフィケーション・マトリックス」と「イモータリティ・フィールド」をバスティオンと上手く連携させれば、敵にとっては相当な脅威となります。
――彼はチームが固まっていれば固まっているほど活躍できるキャラクターですが、そのチームのまとめ方のコツなどはありますか?
Blizzardチームの連携に役立つのは「イモータリティ・フィールド」です。フィールドを展開すれば、味方は身を守ろうとそこに集まってきます。これによって「バイオティック・ランチャー」や「リジェネ・バースト」による範囲回復をより効率的に行うことができます。
――バティストは次回のアーカイブイベントに登場しますか?
Blizzard現時点では、通常の全ヒーローモード以外に予定しているものはありません。
――彼についてもっと知りたいのですが、コミックやアニメ、小説の予定は明かせますか?
Blizzard新たな生き方を模索するタロンの元エージェントであるバティストは、個性的かつ魅力に溢れたキャラクターです。現時点でお知らせできることはありませんが、バティストのストーリーについても今後の展開にご期待ください。
――ありがとうございました。
新ヒーロー「バティスト」は2019年3月20日に実装予定です。
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