これは、同委員会が2019年8月に「ルートボックス」に関するワークショップを実施することを受けたもの。ワークショップでは「ルートボックスの起源や進化、ゲームプレイやデジタルマーケットにおける役割などを含む、ゲーム内アイテム販売の状況」、「若年者の行動を含む、消費者行動の研究」、「ゲーム内デジタル取引に関する消費者の意識と教育についての議論」などが行われる予定です。
募集されているパブリックコメントは2種類。1つ目はワークショップでの議題や招待者(参加者)などを提案できるもので、2019年6月7日が締め切りです。こちらは、直接FTCへ送る電子メールでの受付(pdf内に記載のメールアドレスへ)が行われています。
もう一方では、ルートボックスなどへの意見を記入でき、オンライン投稿のほか、書面での受付にも対応。締め切りは2019年10月11日です。いずれのコメントもアナウンス内には国籍制限条項は見受けられず、国内からの投稿も可能な模様です。(オンライン投稿では日本を含む国籍の記載部分も存在)
パブリックコメントの影響については不透明ながらも、果たしてどのような「ルートボックス」に関する議論が展開するのでしょうか。直近のAAAタイトルで「ルートボックス」を搭載しないタイトルも増えてきましたが、いまだモバイル市場では海外含め好調であるだけに、注目が集まるところかもしれません。
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