Valveは、開発中であったVRヘッドセット「Valve Index」の詳細を公開、海外向け予約のカウントダウンを開始しました。
長年開発が伝えられていた同ヘッドセット。今回発表された内容によれば、液晶には1440x1600解像度のRGB LCDが搭載。フレームレートは144Hzに対応のほか、90Hzにも互換のある120Hzモードが実装、FOVもHTC Viveより20%ほど向上しているとのことです。なおカメラは搭載されていますが、トラッキングは別途センサーを要する形でインサイドアウト形式ではないようです。必要接続はUSB3.0およびディスプレイポート1.2となります。
かつて“Knuckles”として呼ばれていた新コントローラー「Index Controller」は、かねてより伝えられている通り指や手の動きをより詳細にトラッキング可能な仕組みと、着用式であることを特徴としています。また、このコントローラーに最適化されるタイトルも伝えられており『Vacation Simulator』や『No Man's Sky』、『Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades』、『Onward』など多数の作品が対応する予定とのことです。
そして、両デバイス用のベースステーション2.0「Valve Index Base Station」はレーザー式のトラッキングを採用しており、より高い範囲と距離、追従性が特徴。距離は7m、範囲は160度 x 115度となります。
「Valve Index」ヘッドセット・コントローラー・ベースステーションのセットは999ドル、ヘッドセット・コントローラーのみは749ドル、ヘッドセット単体は499ドル、コントローラー単体は279ドル、ベースステーション単体は149ドルにて海外向けに2019年5月1日より予約受付予定(発送は6月29日)。日本向けには記事執筆時点では利用不可能とされています。
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