男サムスや類似点が見つからない『悪魔城ドラキュラ』など、幻のカートゥーン版アートが海外オークションに | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

男サムスや類似点が見つからない『悪魔城ドラキュラ』など、幻のカートゥーン版アートが海外オークションに

1980年代末に海外で『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』のカートゥーン版を制作していたDIC Animation City。同社が当時他の有名NES(海外ファミコン)タイトルのカートゥーンを計画していたことが明らかになりました。

ゲーム文化 カルチャー

1980年代末に海外で『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』のカートゥーン版を制作していたDIC Animation City。同社が当時他の有名NES(海外ファミコン)タイトルのカートゥーンを計画していたことが明らかになりました。

これは海外オークションeBayにて、当時の社員の遺産整理として出品されたアートワークから判明したもの。各アートワークには「Super Mario Bros. Power Hour」の番組ロゴも記されています。海外のコレクターTanooki Joe氏は、これについて同様の「Captain N & The Power Hour !」という番組企画との関連性も指摘。また実際に放映された「Super Mario Bros. Super Show」を踏まえれば、1時間番組の中で様々なカートゥーンアニメを流す予定であったと予想することもできます。

なお、今回公開されたアートワークは『悪魔城ドラキュラ』『メトロイド』『California Games』『ダブルドラゴン』の4タイトル。『メトロイド』は半透明のメットを被った雄々しい男性がモンスターと戦うアートであり、実際の『メトロイド』の設定からはかけ離れている所が時代を感じさせる所。もしかしたらこの男性が“北米版サムス”などと呼ばれていたかもしれません。

また、『悪魔城ドラキュラ』はなぜか、ムチを持ったヴァンパイアハンターvsドラキュラではなく、2人の普通そうな少年と、コミカルなモンスターたちが描かれており、原作に全く類似点がないようなコメディー作品になった可能性を示しています。Netflixアニメシリーズの前に、とんでもないTVシリーズが存在した可能性を考えるとなんとも言えない気分になれそうです。

そして『ダブルドラゴン』ですが、こちらのアートワークは比較的原作の雰囲気を保ったもので、リー兄弟による格闘アクションを想起させます。が……実は同作はその後、DiC Animation Cityにより実際にカートゥーン化されています。しかしながら実際の『ダブルドラゴン』カートゥーン作品は、リー兄弟がピンチになった際、不思議な呪文を唱えマスクを被ったスーパーヒーローに変身、剣を主な武器としてアメコミ風悪人たちと戦うという日本版ユーザーには驚愕の内容だったことを記しておきます。

当時の様々な雰囲気が感じられそうな同アートワークのオークションはこちらから閲覧可能です。記事執筆時点では期限まで5日間近くを残し、630ドルの値がついています。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 米国ホワイトハウス、『ペルソナ5』の総攻撃演出をトランプ大統領に置き換えた映像を投稿。相変わらず「ドラゴンボール」「遊戯王」からの無断利用も

    米国ホワイトハウス、『ペルソナ5』の総攻撃演出をトランプ大統領に置き換えた映像を投稿。相変わらず「ドラゴンボール」「遊戯王」からの無断利用も

  2. ブラウザだけで動作する3Dデモ『Messenger』が話題を呼ぶ。小さな惑星を歩いて郵便物を届けるウォーキングシム

    ブラウザだけで動作する3Dデモ『Messenger』が話題を呼ぶ。小さな惑星を歩いて郵便物を届けるウォーキングシム

  3. 『FF7 リベレーション』2015年にタイトル名を予言したSNSの投稿が話題に―リメイクシリーズ2作目の『リバース』もほぼ正解

    『FF7 リベレーション』2015年にタイトル名を予言したSNSの投稿が話題に―リメイクシリーズ2作目の『リバース』もほぼ正解

  4. 「『サイバーパンク2077』サーマルカタナの実物大レプリカが登場」2026年6月7日~6月13日の秘宝はこれだ!【週刊トレハン】

  5. ダークファンタジー1人称視点ハクスラ『VOIN』「インフェルノ」アップデート配信―最大300体の敵が襲ってくる

  6. 手作り感あふれるミニチュア街づくりゲーム『Zlin City: Arch Moderna』メイキング映像!

  7. 『テイルズ オブ エターニア リマスター』きっかけに「ゲーム内フォント」が話題。やっぱり思い入れある原作が一番好き?

  8. 『ドラクエ』冒険者気分を味わえる「タル型ドリンクサーバー」に注目!メタルホイミンのピンチハンガーなどもプライズ展開

  9. 「Steam Nextフェス」参加タイトルの約20%は開発に生成AIを利用―海外メディアやユーザーからは不満の声

  10. 『ロックマンX』ファンに向けた新作メトロイドヴァニア『Gemini X』発表! 乗っ取られたコロニーを救え

アクセスランキングをもっと見る

page top