Eagle Dynamicsは、PC向けフライトシムプラットフォーム『DCS World』の最新モジュールである『DCS: F-16C Viper』の早期アクセス版をリリースしました。
今回リリースされ早期アクセス版では、HUDやMFD、JHMCS(統合ヘルメット装着式目標指定システム)等のコックピット周辺の基本的な装置(RWS等も含む)を実装。兵装面では、演習弾のBDU-33とBDU-50LD/HD、無誘導爆弾のMk-82LDGP/AIRとMk-84LDGP、クラクター爆弾のCBU-87 CEMとCBU-97 SFW。空対空ミサイルでは、AIM-9L/M/P/X サイドワインダーとAIM-120B/C AMRAAMを装備。またロケット弾のLAU-68とLAU-131、M61A1機関砲も導入されています。
現時点でレーダーモードは空対空(A/A)のみのため、爆撃等の対地ミッションへ投入が難しそうですが、JHMCSが導入されているため空戦で優位性を発揮できそうです。リリース後にはLink 16や多機能情報伝達システム(MIDS)、空対地(A/G)レーダーモード、照準ポッド、誘導爆弾、対地ミサイル、AGM-88C HARMレーダーミサイルなどが実装予定です。また早期アクセス版のリリースに合わせてエンジン始動や空対空戦闘など各種チュートリアル映像も公開されています。
F-16を題材としたフライトシムは、1998年にリリースされたMicroProseの『Falcon 4.0』や2005年にリニューアルされた『Falcon 4.0: Allied Force』などがあったものの2015年にGOG.com等で再リリースされるまで長年入手困難な状態でした。
『DCS: F-16C Viper』は早期アクセス版ですが、美麗なグラフィックで操作可能なF-16Cに触れられる良い機会ではないでしょうか。また本モジュールが配信された事によって『DCS World』には、米空軍機であるF-15CとF-16C、米海軍機のF-14BとF/A-18Cと主要なティーンシリーズが揃ったことになります。
『DCS: F-16C Viper』はSteamや公式サイトで早期アクセス版がリリース中。Steam版の価格は8,751円です。
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