Valveは、ゲーム配信プラットフォームSteamの新機能「Remote Play Together」のベータテストを開始しました。
「Remote Play Together」は、オンラインではない多人数プレイ、いわゆる「ローカルマルチ」ゲームをSteamを介してオンラインプレイできるもの。利用方法は簡単で、ストアページに「Remote Play Together」の記載のある対応ゲームにおいて、ゲーム起動中、Steamオーバーレイなどからフレンドをクリックし「Remote Playに招待する」コマンドを選択するだけ。
招待を受けたプレイヤーは通常のSteamを介したオンラインマルチの招待同様のウィンドウが開くので、「ゲームをプレイ」を選びましょう。一旦接続した後は、各プレイヤーに許可する入力方法の選択や、ゲーム音量の設定、ボイスチャットの音量設定や、キックなども可能です。
筆者がプレイした限りでは、画質などは通常のSteamブロードキャスト同様。気になる遅延については『ファイプロ ワールド』が高難易度でも一応プレイ可能、といった具合なので大半のアクションゲームであれば許容範囲になるのではないでしょうか。
ただし、仕方ないとは言え、ユーザーが独自に登録した非Steamゲームなど、Steamストア側でローカルマルチへの対応が設定されていないゲームでは機能は利用不可。また、コントローラーの対応にはSteamのコントローラー設定機能を使用するので、同設定の有効化で不具合が発生するゲームや、Steamオーバーレイ未対応ゲームでも利用は難しいでしょう。
しかし、非常に手軽に、かつセキュリティへの影響が低い形で、「ローカルマルチ」タイトルのオンラインプレイが可能になる魅力的な同機能。ベータ期間中にはさまざまなハードウェアでのネットワークの安定性と互換性の改善などが予定されています。
「Remote Play Together」はSteamのベータ版クライアントにて利用可能です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
PC アクセスランキング
-
あのゲーム、買えなくなるかも…?「Steamから消えそうなゲーム」をリスト化するキュレーターをチェックしよう
-
最大4人で遊べるサンドボックスクラフト『Delverium』日本語対応決定!日本からの反響大で決定、農業・建設・探検・クラフトを自由に楽しめる
-
多数のオンラインゲーム震撼させる「チート付与」―原因はどこに?最悪はPC破壊もあり得る状況のまま広がり続ける混乱、その現状を整理
-
女性AIコンパニオンと暗殺者だらけのホテルから脱出目指すサイバーパンクSF『Project Neural Nexus』デモトレイラー公開!NPCとオープンエンドな会話が可能
-
家族とライブラリ共有しよう!Steam「ファミリーシェアリング」機能がベータ版で刷新、ゲームを借りていても同時起動が可能に
-
対戦格闘『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』がオンライン対応でSteamに登場!16人のキャラを選んでタッグで闘うネオジオ格ゲーがPCに
-
ハクスラ特化ダンジョン探索RPG『QUESTER | OSAKA』Steamで正式版リリース―水の都大阪舞台の『Quester』前日譚
-
鳥山明原作『SAND LAND(サンドランド)』の体験版が配信開始!狩野英孝が砂漠でプレイする映像も公開
-
シベリア鉄道の旅を楽しむアドベンチャー『Trans-Siberian Legends』Steamで発売―途中下車して街の散策も楽しめる
-
“非常に好評”『BlazBlue Entropy Effect』世界累計40万DL突破―『ブレイブルー』シリーズのキャラクターで戦うローグライトACT