主にゲーム開発者向けのカンファレンスを開催するGame Developers Conferenceは、約4,000のゲーム開発者にアンケートを取り、その結果を「2020 State of the Game Industry Report」として公開しました。
その結果、集計当時開発中のゲーム全体の、少なくともおよそ10%以上は次世代コンソール向けに開発されていることが明らかとなりました(プラットフォームは複数選択可能)。内訳としてはPS5向けが11%、Xbox Project Scarlett(Xbox Series X)向けが9%と、単純な合算では20%ですが、実際には多くのマルチプラットフォーム展開が行われるだろうことを考慮すれば、単純な合算には及ばないだろうことを推測することができます。
また、現在開発中ではなくとも、次期プロジェクトでは、PS5向けが23%、Xbox Project Scarlett(Xbox Series X)向けが17%と、こちらもマルチプラットフォームを考えても約20%以上のゲームが次世代コンソール向けに開発予定だということも明らかになりました。
しかしながら、次世代コンソール向けのみを予定しているのは次回作全体のうち5%。34%は両世代のコンソールに向けて開発しているとのことです。
その他、Steamの手数料30%に関する考え方や、Epic Gamesストアの長期的な成功の可能性に関する考えなど、興味深い最新のゲーム開発トレンドを知ることができる「2020 State of the Game Industry Report」は公式ウェブサイトにて公開中です。
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