物理メディアの販売を専門とする北米の老舗ゲーム小売店VGPは、2026年11月19日発売予定の『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』について、同社の方針に基づき販売を行わないことを公式に表明しました。
ダウンロードコードのみが同梱された物理パッケージ製品は取り扱わないというポリシー
VGPは約40年にわたり物理メディアの販売とゲームの物理的な所有価値の保護を企業理念として掲げており、ダウンロードコードのみが同梱された物理パッケージ製品は取り扱わないというポリシーを定めています。現時点で公開されている情報によれば、PS5およびXbox Series X向けの『GTA6』パッケージ版はダウンロードコード同梱(いわゆるコード・イン・ボックス)形式になる見込みであることから、今回の販売見送りを決定したとしています。
同社はこの決定についてゲーム自体の評価とは無関係であることを強調しており、「Rockstar Gamesへの敬意と、『GTA6』が成し遂げた偉業に変わりはない」とコメント。もしRockstar Gamesが将来的にディスクを同梱した物理版をリリースした場合には、喜んで取り扱いを行うとも述べています。
Rockstar Gamesは先日、パッケージ版に従来のディスクではなくダウンロードコードを同梱することを公式に発表しており、リーク防止を目的としたものではないかとも見られています。今回のVGPの声明は、こうした販売形態の変化が小売業界にも影響を与えていることを示す一例となりました。
決断に支持の声も
VGPのXでの返信欄には、「この流れに乗ろう!」や「めちゃくちゃ尊敬する!」といった支持する意見が多くみられ、また、テイクツー・インタラクティブのCEOのストラウス・ゼルニック氏が以前「パッケージ版は予定通り発売され、デジタル版のみとなることはないと明確に回答した」とする報道を引用し、嘘つきだと怒る声がある一方、物理版の生産コストを考えたらしかたないと擁護するコメントも見られます。

『グランド・セフト・オートVI』は、PS5/Xbox SeriesX|S向けに2026年11月19日発売予定。価格は通常版が9,800円(税込)、アルティメット・エディションが12,280円(税込)です。








