株式会社MARIモビリティ開発(当時の社名は「株式会社マリカー」)が行っていた、『マリオカート』を連想させるネーミングの使用や衣装の貸し出し行為について、著作権侵害行為の差止および損害の賠償を求める訴訟を、2017年2月24日に任天堂が起こしました。
昨年5月の中間判決では、MARIモビリティ開発の「マリカー」「maricar」といった表示やコスチュームを貸与する行為などが不正競争行為に該当すると認められ、侵害行為によって生じた損害の金額などの審理が続いていました。
そしてこのたび、知財高裁は本訴訟の控訴審判決にて、MARIモビリティ開発側に5,000万円の賠償を命じたと、共同通信社が報じました。
今回の判決を受け、MARIモビリティ開発は公式サイトにて、「当社の主張が認められなかった部分については誠に遺憾であり、内容を精査して引き続き対応して参ります」とコメントしています。
【関連記事】
・任天堂、『マリオカート』を真似たカートレンタル会社を提訴
・任天堂から訴訟された「マリカー」から声明
・「公道マリオカート」に関する東京地裁判決を任天堂が公開―キャラクターコスチューム貸与禁止などが下される
・任天堂、「マリカー」訴訟の中間判決を報告─被告側が不正競争行為に該当、損害金額等について審理継続
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『餓狼伝説 City of the Wolves』新キャラ「プリチャ」はジョー・東の一番弟子と判明!人物プロフィールや新要素が一挙公開
-
『Apex Legends』ハッキング被害はゲーム側にあるのか、EAC側にあるのか…不安に陥るユーザーたち
-
Unityが調査したゲームスタジオの62%がAIを使用していると判明―開発を効率化し、より迅速に
-
わずか1週間で100万人増加!Steamの同時接続者数が3,600万人を突破して記録更新
-
ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる
-
『原神』チートツール開発者に対し「可能な限り最高規模の」代償を、カナダで5万ドル規模以上の訴訟が進行中か―海外メディア報道
-
春の訪れ「Steamスプリングセール2024」がスタート! 日本時間3月15日から3月22日まで
-
26年振りの最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』2025年初頭発売―新映像ではロックが「パワーゲイザー」放つ姿も!
-
アクティビジョン・ブリザード女性差別訴訟、約78億円で和解へ―約65億円が女性従業員への補償金にあてられる
-
裏で何かが動いてる?開発難航の『Hollow Knight: Silksong』SteamDBでアセット更新が確認される