【特集】『ハースストーン』”フェニックス年”はどうなる? ローンチ後初となる追加ヒーロー「デーモンハンター」も登場! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】『ハースストーン』”フェニックス年”はどうなる? ローンチ後初となる追加ヒーロー「デーモンハンター」も登場!

Game*Sparkは2月19日、アメリカで行われた「Hearthstone Summit 2020」に参加。新ヒーロー「デーモンハンター」の追加や新拡張「灰に舞う降魔の狩人」など、”フェニックス年”で行われる大きな変更をご紹介します!

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Blizzard Entertainmentが開発・提供するデジタルカードゲーム『ハースストーン』は、新しいチャプター”フェニックス年”についてアナウンスし、フェニックス年のアップデートを4月8日にリリースすると発表しました。本記事では、2月19日に米国カリフォルニア州アーバインにて開催された「Hearthstone Summit 2020」で公開された情報をもとに、フェニックス年の大きな変更を紹介します。

『ハースストーン』は”ドラゴン年”から”フェニックス年”へ



2020年のハースストーンは”フェニックス年”となり生まれ変わります。新拡張版「灰に舞う降魔の狩人」の登場をはじめ、『ハースストーン』のローンチ以降、初の追加クラスとなる「デーモンハンター」の実装や、パック開封ルールの変更、ランク戦の改良など第1フェイズだけでも新しい変更が盛りだくさんで登場します。

新拡張「灰に舞う降魔の狩人」は戦禍で荒廃した「アウトランド」の地が舞台に



フェニックス年最初の拡張版となる「灰に舞う降魔の狩人(英名:Ashes of Outland)」は、2007年に発売された『World of Warcraft』の拡張版「The Burning Crusade」の戦禍で荒廃した世界を舞台とした物語です。「デーモンハンター」の象徴である「イリダン・ストームレイジ」と共に破壊されてしまった世界の脅威に立ち向かいましょう。

「灰に舞う降魔の狩人」では、新しくレジェンドの「転生」ミニオンや「封印されし悪魔」たちが登場します。「転生」ミニオンは文字通り、盤面で死亡した場合に自身の超強化バージョンをデッキに混ぜるという新しい効果を持っています。「転生」ミニオンは各クラスに1枚ずつ登場し、デッキ構築の幅を広げる新しい味方になるでしょう。

転生後のミニオンは超強力!

封印されし悪魔」は盤面に登場してから2ターンの間「休眠」状態になります。休眠中は攻撃することができませんが、自身が倒される心配もありません。そして目覚めた「封印されし悪魔」は対戦の流れをひっくり返せる程のポテンシャルを持つ、ゲームテンポを揺るがす効果を発動させます!


「転生」ミニオンと「封印されし悪魔」は共にポテンシャルを発揮できるのが盤面に出してから少し後になるので、その間で有利を取られないようにどう立ち回るかが重要になりそうです。また、出された側は迫りくる脅威に対してどう立ち向かうか考える必要がありますね。

新クラス「デーモンハンター」の登場!



リリースから6年が経過して様々な歴史を作ってきた『ハースストーン』ですが、この「フェニックス年」には初めての追加ヒーロークラス「デーモンハンター」が登場します! 「デーモンハンター」の特徴は非常に攻撃的な点。ヒーローパワー「悪魔の爪」はマナコスト1でヒーローの攻撃力を1ターンだけ強化する効果ですが、クラスカードとの強力なシナジーが組み込まれています。

例えば、「自分のヒーローが攻撃した後」に効果を発揮するクラスカードや「自分のヒーローが攻撃した後」に使用することで強力な効果を持つカード、ヒーローの攻撃力が増加することでさらに強力になるカードなど、ヒーローの攻撃を絡める事で大きな相乗効果を生むことができるというところがデーモンハンターの大きな特徴と言えるでしょう。


また、デーモンハンターのクラスカードには、専用のキーワード「異端」を持つものがあります。「異端」を持つカードは、手札の右端または左端にある時に使用することで、より強力な効果を発揮できます。これによりデーモンハンターでは、カードを使う順序が重要になり、プレイングの幅が広がっています。

また、「異端」カードはデーモンハンターとの対戦時に手札をトラッキングする(何枚目の手札を使ったか、どのカードを長く保持しているか見ること)戦略を幅広いものにするでしょう。もちろん、トラッキング必須になるという事はないので安心してください。デーモンハンターは「異端」カードによってトップデッキのポテンシャルが他クラスと比べより高くなっていることも忘れずに!


ほかにも、犠牲となった味方の魂を使う姿を上手くデザインした面白いヒーローコンセプトとなっています。全ての『ハースストーン』プレイヤーはデーモンハンターを無料で使用できます。4月3日(日本時間)に新しく追加される「序章」ミッションをクリアすると、デーモンハンターの基本カード全10種と、デーモンハンターのスターターセットのカード20種を無料で入手できます。また、フェニックス年で登場する各拡張版で、デーモンハンター用の追加カードを15種ずつ、全45種のカードがフェニックス年を通じてコレクションに加えられます。『ハースストーン』でデーモンハンターを使用できるようになるのは4月8日(日本時間)からです。

「フェニックス年」のアップデート!



ここまでフェニックス年で実装される新しいコンテンツに触れてきましたが、そのほかにも様々なアップデートが予定されています。まずは、「栄誉の殿堂」入りしたカードについて触れていきましょう。

■栄誉の殿堂入り

フェニックス年のスタートに合わせて、ワタリガラス年に公開された拡張パック「妖の森ウィッチウッド」「博士のメカメカ大作戦」「天下一ヴドゥ祭り」はワイルド入りとなります。また、中立クラシックセットから「苦痛の侍祭」、「リロイ・ジェンキンス」、「精神支配技士」、「山の巨人」、「スペルブレイカー」が殿堂入りを果たします。

特に「リロイ・ジェンキンス」は初期からフィニッシャーとして多くのプレイヤーに愛されたカードでした。「山の巨人」も「ハンドロック」という手札を貯めるコントロール型デッキを象徴する人気カードでした。


■プリーストの大幅変更

今年の「栄誉の殿堂」入りはこれだけに留まりません。クラス「プリースト」のカードを一部バランス調整するとともに、基本カードから「神授の霊力」、「ノースシャイアの聖職者」の2枚、クラシックカードから「オウケナイのソウルプリースト」、「聖なる炎」、「預言者ヴェレン」、「影なる姿」が殿堂入りを果たします。

殿堂入りするカードと入れ替わり、基本カードに「読心術師」、「聖力入魂」の2枚が、クラシックから「スカーレット・サブジュゲーター」、「クルティラスの従軍司祭」、「密言・崩」、「ナタリー・セリーン」が追加されます。






ほかにも、「ホーリーノヴァ」や「思念奪取」、「影の狂気」、「真言・盾」などがバランス調整されました。現環境で流行っていたコンボプリースト、OTKプリーストは削除され、盤面を制圧するように戦い、自身のミニオンを生存させるアイデンティティに回帰した印象です。

パック開封ルールの変更と新規・復帰プレイヤー向け体験


プレイヤーにとってうれしい変更点として、「重複レジェンドは登場しない」ルールが全てのレア度(コモン~レジェンド)に拡大されます。エピック、レア、コモンのカードにおいても3枚目が出現しないようになるので、今までより少ないパックで『ハースストーン』のコレクションを充実できるようになります。筆者としてはめちゃくちゃ嬉しいです。

また、新規のプレイヤー(初心者用ランクを卒業したプレイヤー)や過去4ヶ月間ゲームにログインしていなかった復帰プレイヤーに向けて、好きなクラスの競技用デッキを1つ無料で入手できるミッションが実装されます。このミッションは最前線の環境になじめるように作られており、環境が分からない新規・復帰プレイヤーがランク戦ラダーに飛び込めるような体験として提供されます。

ランク戦システムの改善、マッチメイキングのアップデート



フェニックス年からはランク戦システムが変更され、ランクのTierがブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、レジェンドの6種類、各ランクのDivisionが10~1の合計51ランクの振り分けになります。ランク報酬にはランク到達直後に貰えるものとシーズン終了後に貰えるものがありますが、上のランクに到達したプレイヤーは下位の報酬全てがシーズン終了時に獲得できるので非常に大きいです。

全てのプレイヤーはシーズン初めにブロンズ10まで降格しますが、前月のランクに応じて「スター・ボーナス」が与えられ、勝利したときに得られる星の数にボーナスが加算されるので、前月に高ランクを達成したプレイヤーはすぐに上のランク帯まで駆け上がる事ができます。また、MMR(マッチメイキング・ランキング)が過去の戦績から算出されるようになるため、月初めに同じブロンズ10にいたとしても、”先月シルバーだったブロンズ10”と”先月レジェンドだったブロンズ10”がマッチングすることは避けられるとされています。



新拡張版「灰に舞う降魔の狩人」の登場をはじめ、ローンチ以降、初の追加クラスとなる「デーモンハンター」の実装や、パック開封ルールの変更、ランク戦の改良など戦略面やシステム面でも大きな変更が行われるフェニックス年のアップデートは4月8日からです。今まで『ハースストーン』をプレイしていた人はもちろんのこと、これまでプレイしたことがないという人もフェニックス年の登場を期にプレイしてみてはいかがでしょうか。
《ばるたん》
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