『Mount & Blade II: Bannerlord』群雄割拠のカルラディアで家臣を目指す! Game家当主Sparkの生き様を通して序盤の流れを解説 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Mount & Blade II: Bannerlord』群雄割拠のカルラディアで家臣を目指す! Game家当主Sparkの生き様を通して序盤の流れを解説

今回のプレイレポートでは、Vlandia国に家臣として仕えるまでの道のりをご紹介。

連載・特集 プレイレポート
『Mount & Blade II: Bannerlord』群雄割拠のカルラディアで家臣を目指す! Game家当主Sparkの生き様を通して序盤の流れを解説
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3月30日よりSteamにて『Mount & Blade II: Bannerlord』の早期アクセスが開始されました。同作はTaleWorlds Entertainment開発の人気RPG『Mount & Blade』の新作で、前作と同様に高い自由度と広大な世界が最大の魅力です。

これまでもGame*Sparkでは本作の爆速プレイレポ進化点ピックアップ特集を掲載してきましたが、今回はゲーム序盤の解説に重点を置いたプレイレポートをお届けします。

キャラメイク編


『Mount & Blade II: Bannerlord』では、キャラクターの性別や名前、外見だけでなく、その文化やステータス、スキルを設定可能です。特に文化はそれぞれボーナスが設定されており、キャラクターにさらなる個性を与えることが出来ます。

文化ごとのボーナスステータス。

本プレイレポでは戦闘・戦略をメインに進めていく予定のため、相性ピッタリの文化ボーナス(戦闘で手に入るUpgrade XPが20%増加)を持つVlandiansを選択します。

Vlandiansの民は、何世紀もの間Empireのもとで暮らしていた、西方からの冒険者たちの末裔です。Empireの権威が失墜すると、Vlandiansの民は整然とした封建社会を形成しました。この社会は馬に乗って槍で戦うことを好むような、武を尚ぶ貴族たちによって主導されています。

外見

今回使用するキャラクター。

見た目はプレイヤーの好きなように選んで問題ありません。ボイスの種類やピッチ、身長、肌の色を選べるほか、顔の細かいパーツをスライダーで調整することが出来ます。

家族・生い立ち


次は家族と生い立ちを設定して、Attribute(VIGやINTなど)とスキルを整えていきましょう。細かい英語は読まずとも、画面左側にて効果が一目で分かるようになってるのでご安心ください。以下、筆者の選択とその説明です。少し長いですが、今回は部下を効率的に戦わせることが出来るように、「Cunning」Attribute値と「Tactics」スキルに重点を置いて調整しています。

  • Family:Hunters
    スキル「Scouting」とスキル「Crossbow」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Cunning」に1ポイント
  • Early Childhood:your leadership skills
    スキル「Leadership」とスキル「Tactics」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Cunning」に1ポイント
  • Adolescence:hunted small game
    スキル「Bow」とスキル「Tactics」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Control」に1ポイント
  • Youth:marched with the camp followers
    スキル「Roguery」とスキル「Throwing」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Cunning」に1ポイント
  • Young Adulthood:You saved your village from a flood
    スキル「Tactics」とスキル「Leadership」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Cunning」に1ポイント
  • Story Background:you tricked the raiders
    スキル「Roguery」とスキル「Tactics」にそれぞれ10スキルレベルと1Focus Point、Attribute「Cunning」に1ポイント


名前


今回は「Spark」と名付けています。

もちろん名前も自由に選べますが、入力欄横のサイコロボタンで文化に合ったランダムな名称をつけられるので、そちらを有効活用しても良いかもしれませんね。今回のプレイでは「Spark」と名付けました。

難易度設定

難易度を設定する画面。好みに合わせて細かく調整できます。

今回は全ての項目で「Very Easy」としています。こちらもお好きな具合に調整していただいてかまいません。ただ「Realistic」は相当シビアなのでご注意ください。なおゲーム中も「Esc」キー→「Campaign Options」から難易度を変更できます。

チュートリアルはスキップ


上から2番目の選択肢を選ぶことで、そのまま本編を開始可能。

キャラメイクが終了するとチュートリアルに移りますが、基本的な操作方法はArenaにてノーリスクでいくらでも練習できる(さらにバージョンe1.0.6からは経験値も獲得できるように!)ので、ここはスキップしてしまいましょう。選択肢「We have no time to lose. We can do more if we split up.(Skip Tutorial)」を選んで、そのまま本編にGO!

家名と旗を決める


家名の設定ダイアログ。「Game」家の「Spark」ということになります。

本編に入ってまず求められるのが「家名」の入力。先ほどの名前とは異なり、こちらは苗字のようもの。こちらも好きに決めていただいて構いません。本プレイレポではキャラクター名と一貫性を持たせるため「Game」としています。家名については、キャラクター名と異なりランダムボタンが存在しないため、どうしても決まらない場合はネット上の名前ジェネレーターを使用するのもひとつのやり方です。「Random」「Character Name」「Generator」などの単語を使いつつ検索してみましょう。「Medieval(中世の~)」といったキーワードも添えると、より本格的な名前を生成できるかもしれません!

旗(Banner)を決める画面。こちらもお好みでどうぞ。アスタリスク型のシンボルと、ブルーのテーマカラーでげむすぱ味を出していきます。


まずはClan Tierを1に!


今回は、カルラディアのいずれかの国家に「家臣(Vassal)」として仕えることを目標としてプレイを進めていきます。そのために「傭兵(Mercenary)」として国家と契約する必要があるのですが、傭兵として認められるためにはまずClan Tierを1にしなければなりません。


またClan Tierを上昇させることで、パーティーやコンパニオンの上限人数を増やしたりすることも可能です。どういうプレイスタイルであれ、とりあえずClan Tierを上げておいて損はないでしょう。

兵士を雇用する

どの文化背景を選んでも、まずはここのトレーニングフィールドから初めの一歩を踏み出すことになります。

キャラメイクが終了し、広大なカルラディアの大地を踏みしめたGame家の当主、Spark。このまま一人でうろついても略奪者(Looter)や盗賊(Bandit)から袋叩きに遭って虜囚となるだけですので、部下となる兵士を雇いましょう。兵士はマップに点在する村落や都市で雇用できます。

まずは兵士雇用のため、近くの村落「Tevea」に向かいます。マップ上を左クリックすることでパーティーを移動できます。

「Recruit troops」ボタンを押すと選択画面が開き、利用可能な兵士が表示されます。

Recruitment画面。兵士のアイコンをクリックし、画面下部の「Done」をクリックすることで雇用が確定します。なお雇用後のパーティー移動速度や日給(高ランクのユニットほど高くつく)、パーティー人数の上限、現在の所持金も事前に確認できるため、「Done」を押す前に一度確認しておきましょう。

今回はTeveaの村で6名の新兵(Imperial Recruit)を雇い入れます。決して強力ではありませんが、数さえ揃えばゴロツキ相手には十分通用します。初期のパーティー人数上限は21名となっているので、他の村落や都市でも積極的に雇用していきましょう。

ここで忘れてはいけないのが食料です。食料が無い状態で行軍すると指揮(Party Morale)が下がり、ユニットがどんどん脱走していってしまうため、村落でGrain(穀粒)などの食料品をある程度仕入れておくことをお忘れなく。

略奪者や盗賊を退治して名声(Renown)を稼ぐ



カルラディアのいずれの国家に仕える場合でも、まずはClan Tierを1まで上げ、傭兵として契約しなくてはなりません。Clan Tierは名声(Renown)を一定数集めることで上昇させることができます。

数字はパーティー人数を表しており、文字の色はプレイヤーとの関係を示しています。自分たちよりも大きい敵パーティーを見たらとりあえず近隣の村落や都市に退避しましょう。Looterは鍬や鎌を装備した貧弱な集団なので、まず負けることはありませんし、死傷者も出にくいです。

十分な数の兵士を雇用出来たら、今度は盗賊を懲らしめて名声(Renown)と経験値、お金を獲得していきましょう。敵のパーティーをクリックすると追従し、追いついたら敵との会話画面を挟んで、戦闘に自ら参加する(Attack!)か、それとも部下に全て任せる(Send troops.)かを選ぶことができます。まずはプレイヤー自身の経験値も稼ぐためにも、今回はプレイヤー自ら参戦しましょう。

戦闘の進め方


初めての戦闘。味方ユニットの上にはGame家のシンボルが表示されています。

フィールド上で敵と遭遇した場合は開けた戦闘マップに遷移し、迫りくる敵のパーティーを迎え撃つことになります。なおパーティー内の味方ユニットは指示しないとその場から動こうとしないため、基本的な指示方法をここからご紹介します。

パッと見膨大な情報量ですが、最初は「F1」→「F3」の突撃命令さえ出していれば問題ありませんし、よく使う命令はプレイしていくうちに自然と覚えることになるでしょう。

    指示対象

  • 数字キー「1」:歩兵ユニットを選択
  • 数字キー「2」:弓兵・弩兵ユニットを選択
  • 数字キー「3」:騎兵(近接武器)ユニットを選択
  • 数字キー「4」:騎兵(遠距離武器)ユニットを選択
  • 数字キー「0」もしくは対象ユニットが存在しない数字キー:全ての味方ユニットを選択


  • 指示

  • 「F1」キー:移動
    • 「F1」キー:マウスで指定した指定位置へ移動
    • 「F2」キー:プレイヤーに追従
    • 「F3」キー:突撃
    • 「F4」キー:前進
    • 「F5」キー:後退
    • 「F6」キー:停止
    • 「F7」キー:撤退
    • 「F9」キー:ひとつ前の項目に戻る

  • 「F2」キー:向き
    • 「F1」キー:マウスで指定した方角を向く
    • 「F2」キー:敵の方角を向く
    • 「F9」キー:ひとつ前の項目に戻る

  • 「F3」キー:隊形
    • 「F1」キー:Line隊形(横列)
    • 「F2」キー:Shield Wall隊形(盾を構えて密集した横列)
    • 「F3」キー:Loose隊形(間隔が広い横列)
    • 「F4」キー:Circle隊形(盾を構えて円を形成)
    • 「F5」キー:Square隊形(盾を構えて正方形を形成)
    • 「F6」キー:Skein隊形(V字隊形)
    • 「F7」キー:Column隊形(縦列)
    • 「F8」キー:Scatter隊形(散開)
    • 「F9」キー:ひとつ前の項目に戻る

  • 「F4」キー:遠距離攻撃の発射規制(オン/オフの切替式)
  • 「F5」キー:馬の乗降(オン/オフの切替式)
  • 「F6」キー:指揮の委任(オン/オフの切替式)
  • 「F7」キー:グループの移し替えUIを表示
  • 右クリック、もしくは「F9」キーでひとつ前の項目に戻ることが可能。
    戦闘開始時はデフォルトで全ユニットが選択されています。


今回は小規模な敵なので、「F1」キー→「F3」キーで全員突撃させて迅速に撃滅しましょう。

戦闘勝利後

死傷者なしで勝利。画面中央上部の「You gained ○○ renown.」部分が、今回手に入れた名声を表しています。

勝利しましたが、得られた名声はたったの0.7。Clan Tier 1になるためには名声が50必要なので、このペースで続けるとあと70戦以上も繰り返さなければならないことになります。リスクがほぼないとはいえ流石にキツいので、以降はリスクをとってでも大きめな敵集団と戦っていくことにしました。

味方ユニットが一定量のXPを獲得すると、上位の兵種にアップグレード可能に。かといって、あまり強化しすぎると日給が嵩んで財政を圧迫・赤字化してしまうので、経済的な基盤が整うまではほどほどにしておきましょう。なお、アップグレード先の分岐は「N」キーのEncyclopediaから確認できます。

倒した相手からはアイテムを入手可能。食料品は優先的に取っておきましょう。強力な敵と戦うと良質な武器・防具・馬を入手できることも。画面左の枠上部「Loot」横の矢印アイコンをクリックすることで一括入手できます。

傭兵として名を挙げ、Clan Tier 2に


現在のClan TierはClan画面右上部にて確認可能。ショートカットは「L」キー。

日夜戦闘に明け暮れ、名声を50稼いだSpark。Clan Tierが1に到達したため、Vlandiaの傭兵として契約することにします。傭兵と契約すると一回の勝利あたり20 Denarsのお給金をもらえますが、こんな額ではほぼ当てにならないため、これからも積極的に戦闘して名声を稼いでいく必要があります。Clan Tier 2に昇格するためには150もの名声が必要なので、少々強めの敵と戦わないとかなり時間がかかります。

今回Sparkが傭兵として契約する国家、Vlandia。トップはdey Meroc家のDerthert国王。このEncyclopedia画面は「N」キーから呼び出し可能で、人の位置を探したり、兵種のアップグレード分岐を調べたりすることが可能です。

国王、あるいはその国の貴族に話しかけることで傭兵として契約可能です。

傭兵になるための会話選択肢は以下の通り。

There is something i'd like to discuss.(ご相談したいことがあるのですが)」

I'd like to enter the service of ○○.(○○様にお仕えしたいと思っています)」

My sword is yours. For the right sum.(我が剣はあなたのものです)」

傭兵契約すると、「K」キーから国家画面を表示できるように。「Army」タブでは、現在行軍中の軍隊を参照できます。画像では、Derthert国王自ら700人規模の軍勢を率いてKranirog Castleを攻めようとしていることが読み取れます。目的に先回りして合流しましょう。

到着する前にDerthert国王の軍隊が解散してしまったので、代わりにIngalther卿の軍隊に参加(Join army)する様子。軍隊に参加することで、パーティーの移動を任せることができます。大規模な軍勢であれば強大な敵にも打ち勝てるので、名声集めに最適です。

攻城戦の準備段階。軍隊を率いている人物が全部やってくれるため、攻撃命令が下るまでは2倍速で待っていて大丈夫です。軍隊の食糧が尽きてしまったりしたときは、一時離脱して近くの村落に買出しにいくのも良いでしょう。

攻城戦本番。準備段階中に建造した破城槌(Battering Ram)やトレビュシェット(Trebuchet)といった攻城兵器を駆使して、目標の城を攻め落とします。今回は軍隊指揮官のIngalther卿に指揮が一任されているため、馬上から皆の様子を見守ることにします。

展開の遅さにしびれを切らして自ら城壁に梯子をかけに来たSpark。

軍隊に追従していると(戦時中であれば)自動的に戦闘が発生するため、名声を集めるのにピッタリです。また、戦利品をガッポリ入手できるため、定期的に売りさばいていれば経済的にも安定します。どの国とも戦争状態に無いときは、盗賊狩りや隠れ家(Hideout)潰し、クエストなどで名声を稼ぐと良いでしょう。

家臣として国に仕える


数多の戦いを経て名声を150集めたSpark。Clan Tierが2になったことで、Vlandiaの正式な家臣(Vassal)になれるように。家臣になるためには、国王に直接誓いを立てる必要があります。

家臣になるためには、VlandiaのDerthert国王に直接話しかける必要があります。国王の位置は「N」キーのEncyclopediaから探すことができます。

家臣になるための会話選択肢は以下の通り。

There is something i'd like to discuss.(ご相談したいことがあるのですが)」

My lord, I wish to be more than a mercenary. Is there a way I could pledge myself as a vassal?(単なる傭兵ではなく、家臣として誓いを立てる方法はございませんか?)」

I am ready.(準備はできています)」

晴れて正式な家臣となったことで、自ら軍隊を編成したり、城や都市を手中に収められます。税収があればこれまでより大規模なパーティーを率いることができますし、都市の店を買い取ったりキャラバンを編成することで、更なる収入を生み出すことだってできます。

これからは、引き続き戦いに身を投じて更なるClan Tierの高みを目指すもよし、領主として村や都市のクエストをこなすもよし、あるいは手に入れた領地を拠点に反乱を起こすもよし。あるいは一目惚れした貴族の娘と結婚することも――。

気付けば15児の父となっていたSpark。なお妻は必ずしも同じパーティー内にいなくても妊娠します。果たしてSparkは本当の父親なのでしょうか。

今回のプレイレポではVlandia国に家臣として仕えるまでの道のりをご紹介しました。軍勢を率いた戦闘がメインになりがちなゲームバランスではありますが、極力戦いを避けながら商人として生きることもできますし、手当たり次第に村々を荒らしまわる悪党プレイも可能です。メインクエストを進めていけば、分岐次第で王国を作ることも。

頻繁な(本記事執筆時点で一日一回ペース!)アップデートも実施されており、これからの展開にも期待が持てる『Mount & Blade II: Bannerlord』。早期アクセスながら、基盤となるゲームシステムが底堅く、現時点でも十二分に遊び倒せるタイトルとなっています。

まだ公式日本語化がなされておらず、言語の壁が少々分厚めな本作ですが、それを補って余りある魅力に溢れています。中世風の世界観や大規模な戦闘がお好きな方にはオススメです。

《S. Eto》
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