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ANIPLEXが放つノベルゲーム『徒花異譚』『ATRI -My Dear Moments-』体験版【爆速プレイレポ】

発売からなるべく早いプレイレポートをお届けする爆速プレイレポ。今回はノベルゲーム『ATRI -My Dear Moments-』『徒花異譚』の2本です。

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ANIPLEXが放つノベルゲーム『徒花異譚』『ATRI -My Dear Moments-』体験版【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」です。

今回は2020年5月1日にANIPLEX.EXEより体験版がリリースされた『ATRI -My Dear Moments-』『徒花異譚』体験版について生の内容をお届けしたいと思います。



『徒花異譚』と開発したライアーソフトについて


創業から21年目を迎えたライアーソフトは独創的な世界観を描き出すことに定評があり、根強いファンも多いノベルゲーム専門メーカー。先日Game*Sparkでも触れた「ノベルゲーム履歴書」内でマフィア梶田氏が挙げた『腐り姫』も同社の作品です。『徒花異譚』のスタッフには『フェアリーテイル』シリーズに携わった海原望氏と大石竜子氏が参加しており、主題歌の「徒花夢現」は『赫炎のインガノック 』や最新作『ALPHA NIGHTHAWK』の主題歌と同様Rita氏が担当しています。



我々日本人に馴染みのある昔ばなしをテーマにした本作は、ある夜汽車の二等客車に乗る、『徒花異譚』という本を手にした青年の語りではじまります。その物語は、「花咲かじいさん」にまつわるもの。しかし、青年の語る「花咲かじいさん」は長年忘れ去られていたため、本が虫食いだらけになっていて修復が必要だったと語ります。


そこで修復のため、不思議な力を持つ主人公「黒筆」と「白姫」が絵草紙「花咲かじいさん」の中に入り、修復を進めていきます。二人の力は物語を元通りにすることもできますが、追記したり書き換えることもできます。そのため、二人が判断を誤ると……とんでもない事態に。二人は無事に「花咲かじいさん」を元の物語に戻すことができるのでしょうか。


本作をプレイしていく中で、「登場人物に感情移入し、彼らにもっと幸せになってほしい。と願うことが本当に正しいのだろうか、それは身勝手な自分の願望なのではないだろうか」といったことを考えさせられるだけでなく、花咲かじいさんが自分の物語を振り返るシーンでは彼の人生観が語られ感慨深いものがありました。

ノベルゲームをやりながらノベルゲームの登場人物に語り掛けられるメタ的な体験が、Steamを含めた海外のユーザーに、「日本の昔話」というテーマも含めてどう受け取られるのかも楽しみなところです。『徒花異譚』は2020年6月にsteam/DMMで発売予定です。




『ATRI -My Dear Moments-』と開発したフロントウイング、枕について



『ATRI -My Dear Moments-』を開発したフロントウイングは今年20周年を迎え、枕(ケロQ)も20年を超えるノベルゲーム専門ブランド。フロントウイングであれば『グリザイア』シリーズや『魔界天使ジブリール』、枕なら『サクラノ詩』などが有名な作品です。前述のライアーソフト同様にノベルゲームが低調になったと言われたこの10年を乗り切ってきた実力のあるブランドが、どのような作品を世に出していくのかを見ていきましょう。



冒頭では本作の舞台が描かれ、地球の水位が上昇したためにこれまでの生活圏が水没してしまったことが登場人物たちから語られます。また、主人公“斑鳩夏生”の過去と現在が語られ、彼もまた決して幸せと言えない状況であることも明らかにされます。


そんな彼が祖母の遺産を沈んだ町から引き揚げるところから物語は本格的に動き始めます。なんと、遺産は美少女にしか見えないヒューマノイド“アトリ”。どれほどの技術が注ぎ込まれたのかは計り知れない彼女を海中から引き揚げます。



しかしこのアトリ、とんだポンコツ。当人は事あるごとに「高性能ですから!」と胸を張るものの……自称高性能ロボは、歯磨きも満足にできないので磨いてあげる必要もありますし、ロボットなのに学校で勉強したがるなど、どう考えても一般的に想像される高機能ロボットの水準を満たしていません。更には余計なことを言う、主人公の分の食事まで食べてしまった上に寝る、といった具合で、コメディ調で見ている我々はとても楽しいのですが。


それでも、ヒューマノイドは高値で売ることができるらしく、体験版では祖母の借金のカタにアトリを売却する話が進んでいきます。アトリも売却されることには同意するのですが、ただ「45日だけ待ってほしい」という奇妙なお願いをします。45日後になにが起こるのかは体験版では明らかになりませんが、それは祖母からの命令とのことで、45日後に、このどうしようもないポンコツロボットとの別れが訪れてしまう時、我々はどんな経験ができるのか、とても楽しみです。

体験版では、アトリが主に主人公に余計なことを言いながら、登場人物たちと面白おかしく物語をうまく引っ張っていきます。笑いが詰め込まれたシナリオは冗長さが排除されてテンポよく進む点が素晴らしかったです。挫折した過去を抱える主人公や、崩壊した世界で生きる他の少年少女たちがどのような結末を迎えるのか、製品版に期待したい作品です。『ATRI -My Dear Moments-』は2020年6月に発売予定です。



ここまで紹介した両作は、ANIPLEX.EXEの掲げる“ノベルゲームだから、おもしろい。”を十分に体現した作品だと感じました。6月の、第一弾となる2作品以降にも期待です。興味を持たれた方はぜひ両作に触れてみてください。

タイトル:徒花異譚
対応機種:PC(Steam/DMM
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年6月
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:未定


タイトル:ATRI -My Dear Moments-
対応機種:PC(Steam/DMM
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年6月
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間
価格:未定


《HATA》

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