テンセントが『Arma 3』『DayZ』などを手掛けるBohemia Interactiveの株式の過半数を取得―しかし現役スタッフとマーケティング責任者は否定【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

テンセントが『Arma 3』『DayZ』などを手掛けるBohemia Interactiveの株式の過半数を取得―しかし現役スタッフとマーケティング責任者は否定【UPDATE】

テンセントが購入したBohemia Interactiveの株式はおよそ70%から80%で、購入額は約2億6,000万ドルになるようです。

ニュース ゲーム業界
テンセントが『Arma 3』『DayZ』などを手掛けるBohemia Interactiveの株式の過半数を取得―しかし現役スタッフとマーケティング責任者は否定【UPDATE】
  • テンセントが『Arma 3』『DayZ』などを手掛けるBohemia Interactiveの株式の過半数を取得―しかし現役スタッフとマーケティング責任者は否定【UPDATE】
  • テンセントが『Arma 3』『DayZ』などを手掛けるBohemia Interactiveの株式の過半数を取得―しかし現役スタッフとマーケティング責任者は否定【UPDATE】

Arma 3』『DayZ』などを手掛けるチェコの開発会社Bohemia Interactiveの株式の大半を、中国のテンセントが入手したことが明らかになりました。

海外メディアThe Informationによると、テンセントが購入した株式はおよそ70%から80%で、購入額は約2億6,000万ドルとのこと。両社は2018年にも提携を行っており、サンドボックスゲーム『Ylands』を中国国内のプラットフォームWeGame向けにリリースした実績があります。

なお、今回の株式購入について海外アナリストのDaniel Ahmad氏は、「テンセントには自社ブランドのサンドボックスゲームがなく、『マインクラフト』を中国で販売する権利を保有しているNetEaseとの競争をさらに強化するため」ではないかという分析を行っています。


ですがこうした報道が流れる中で、Bohemia Interactiveの現役ゲームデザイナーであるIvan Buchta氏は自身のTwitterアカウントにて、この買収を「事実ではない」として否定。同社は現在でも独立性を保ったままでゲームを作り続けているとしています。記事執筆時点で、テンセントおよびBohemia Interactiveの公式声明などは発表されていません。

なお、The Informationの独占記事に対し、同社のマーケティング責任者Petr Polacek氏がそれを否定する声明を発表しています。これは、チェコの日刊紙「Hospodarske noviny」に対して答えたもの。PC Gamerによると同氏は「テンセントは我々を買収しておらずスタジオは独立したまま」であり、「この情報の出所は不明である」とのコメントを発表しています。

※UPDATE(2020/6/3 18:50):Ivan Buchta氏のツイートを記事に追記しました。
※UPDATE(2020/6/3 23:40):PC Gamerによる地元新聞紙の内容を追記しました。
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【70%オフ】シリーズ30周年の『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』セール中!3作品収録でお得

    【70%オフ】シリーズ30周年の『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』セール中!3作品収録でお得

  2. 『GTAオンライン』最新アプデで満を持して本編主人公マイケルが登場―“ちょっと老けた“姿に時の流れを感じる

    『GTAオンライン』最新アプデで満を持して本編主人公マイケルが登場―“ちょっと老けた“姿に時の流れを感じる

  3. 『モンハンワイルズ』1,958円、『FF16』『グレイセス エフ リマスター』『P5R』『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は全て2,178円! ゲオ店舗のセールを実地調査

    『モンハンワイルズ』1,958円、『FF16』『グレイセス エフ リマスター』『P5R』『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は全て2,178円! ゲオ店舗のセールを実地調査

  4. ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる

  5. 全て最安値を更新!『風来のシレン6』3,000円、『DREDGE』1,028円、STG『コットン』シリーズ2作品が各214円に【eショップのお勧めセール】

  6. 発表わずか2日で…『POSTAL』スピンオフ『POSTAL: Bullet Paradise』生成AI利用の疑いで発売中止を決定―コミュニティから意見が殺到、殺害予告も

  7. サンドボックスレース『Wreckreation』開発元が閉鎖危機―『バーンアウト』シリーズ元開発者ら設立のスタジオ

  8. カプコンタイトルがお得に買える「CAPCOM DECEMBER SALE」PS Store/ニンテンドーeショップにて開催中。最大86%オフのタイトルも

  9. Valveの新型PC「Steam Machine」価格はいくらになる?部品コストから将来性まで徹底分析

  10. 「またベヨネッタを演じたい」―キャスティング騒動に沈黙を強いられた英語版声優、当時の葛藤を振り返る

アクセスランキングをもっと見る

page top