Infinity Wardは『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア（Call of Duty: Modern Warfare）』および『コール オブ デューティ ウォーゾーン（Call of Duty: Warzone）』について、D-Dayのオペレータースキン「Border War」とその説明文を変更しました。
米国の国境警備隊（United States Border Patrol）をモチーフにしたと思われる「Border War」は、「POLICE」パッチやテキサス州旗のついたプレートキャリアと大きなカウボーイハットを身に着けたスキンで、「Show them the error of their ways and make them pay with D-Day's Border War Operator Skin.（このスキンで奴らが間違っていることを示して罪を償わせよう）」という説明文が添えられていました。現在では「Home on the Range」と改称され、説明文もシカ猟をモチーフにしたものに変更されています。
A patch is now live across all platforms that fixes:
— Infinity Ward (@InfinityWard) July 14, 2020
Renames D-Day’s ‘Border War’ skin and bio
An exploit where players could pick up weapons they dropped before the infil sequence in #Warzone
A Rytec AMR bug where shots were hitting above the crosshairs in their scope
Infinity Wardは今回のスキン名称・説明文変更について具体的な理由は明かしていませんが、KotakuやEurogamerといった海外メディアは、同スキンの旧称・旧説明文について「警察組織による暴力（Police Brutality）を正当化している」ようにも捉えられると指摘しています。
Infinity WardとActivisionは、早くから#Black Lives Matter運動への賛同を表明していたほか、差別的なユーザーネームの撲滅や、従来と異なる意味を持ち始めた「OK」ジェスチャーの削除など、ヘイトに結びつく、あるいは結びつき得る要素についての対策を矢継ぎ早に講じてきました。
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