【吉田輝和の絵日記】あそこに行けない?キャラを切り替えればいいじゃない! 悪魔城ACT『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン2』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】あそこに行けない?キャラを切り替えればいいじゃない! 悪魔城ACT『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン2』

仲間になるヤツは美味しいところだけ奪って登場します

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【吉田輝和の絵日記】あそこに行けない?キャラを切り替えればいいじゃない! 悪魔城ACT『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン2』
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今回は、インティ・クリエイツが贈る『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン2』のPC版です。

本作は、『悪魔城ドラキュラ』を手掛けた五十嵐孝司氏によるメトロイドヴァニア『ブラッドステインド』のスピンオフシリーズ『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン』の最新作。80年代を思わせる8bit風グラフィックで表現されているのが特徴です。

そう、僕はこのようなレトログラフィックで描かれた横スクロールアクションゲームが大好物なのです。


編集担当には、親か恋人かってくらいに僕の好みをばっちり把握されており、今回取り上げるタイトルはそういったこともあってすんなり決まってしまいました。もう2年半以上の付き合いだもんなあ……。

つまり、この連載を始めてそんなに経つんですね。読者の皆さまや周りの人達に助けられながらここまで続けていけました。ちょっとしみじみした気分。

ヴァンパイアハンター……ではなく、退魔師・斬月!



ある夜、現代の技術では建造不可能な「魔塔」がイギリスの地に突如出現する。魔塔の出現に呼応するように悪魔が潜む城が現れた。

東洋の退魔師「斬月」は、魑魅魍魎が跋扈する悪魔の城に挑むのだった。


難易度はベテランとカジュアルから選択出来る。

僕のゲームの腕前がベテランかカジュアルかと聞かれたら……まあカジュアルだろうな。無理せず易しい方の難易度を選ぼう。


操作キャラクターの斬月は、メインウェポンとサブウェポンによる攻撃が可能だ。

メインウェポンである斬月刀は、リーチは短いが連打が効く。敵の懐に飛び込んで連打すれば、硬い敵でもイチコロだろう。


サブウェポンはムチ……ではなく分銅だ。斜め上方向にリーチの長い攻撃を繰り出せる。ただし、使うたびにWPを消費するので使いすぎに注意だ。

僕は、しばらくの間WPのシステムに気付かずに、無意味にブンブン振り回していた。


ステージ上に配置されている灯りを壊すと、体力やWPの回復アイテムなどが入手出来る。

ここは『悪魔城』シリーズと似たシステムで、シリーズファンのおじさんもニッコリ。


少し進むと、僕が苦手とする獣型の敵が現れた。

あいつらトリッキーな動きするから苦手なんだよな……。でも、ステージ1の序盤に登場する敵なんだし、それほど無茶な動きはしないだろう。


予想通りの動きをした獣型の敵を回避し、背後から一閃!今回の僕は一味違うぜ!

この後も勘は冴え渡る。


『悪魔城』シリーズでは壁を壊すと隠しアイテムが出現することがあった。「似たシステムの本作にもその要素があるのでは?」と思い、壁を殴って壊すと……ほらあった!

回復アイテムをゲット~!


壁をボガッと殴ってガラガラーっと崩れ去る感触、かなり気持ちいい……。

頼れる仲間はいつでもバトンタッチ可能!



動く石像をはじめ、多種多様な敵をくぐり抜け、ステージ1のボスのもとへとたどり着いた。

恐ろしげな見た目をしているが、所詮はステージ1のボス。攻撃パターンも単調なので簡単に見極められる。


でも、こんがりホカホカに焼かれました。

多少のダメージを受けながらもボスを追い詰めると……


突如現れた謎のキャラクターにトドメを奪われてしまった。

何美味しいとこ持っていくんだよ!


彼女の名はドミニク。教会に所属するエクソシストの女性だ。

主人公のライバルポジションなのかな。


勝手な想像で警戒していたのだが、普通に仲間になってくれた!なら良し!


仲間になったキャラクターとはいつでも交代出来る。

ドミニクは、斬月と違って上下方向への攻撃も可能だ。敵に応じて操作キャラクターを切り替えると攻略がぐっと楽になるな。


さっきの僕が苦手とする獣型の敵も、ジャンプしてきたところをグサッっと刺せるぞ!

君ならジャンプで届くよね?隠された道を行け!



次のステージのボスを倒したあと、ドミニクに続いて凄腕の元軍人ロバートが仲間になった。

またしてもボスへのトドメを奪われてしまう。くそっ!


そんなロバートも、斬月やドミニクとは違った武器を持っている。メインウェポンは遠距離攻撃が可能な銃だ。


ロバートは匍匐前進のように元軍人らしいアクションができるのだが、なぜか壁に飛びついて掴まる忍者のようなアクションも可能だ。

グラフィックもなんだか忍者っぽいし……本当に元軍人……?


2本のパルチザンを斜め上に投げつけるサブウェポン。軍人っぽさがあまりないな!

サブウェポンはキャラクターごとに複数持っており、新たなサブウェポンは道中でランダムで入手出来るぞ。


ドミニクは体力を回復させるサブウェポンも持っている。多少の被弾覚悟で突っ込みがちなプレイスタイルの僕にとって非常にありがたい。

ドミニクのジャンプ力は高いので、他のキャラクター操作時には行けなかった場所までジャンプしていける。


前述のロバートの匍匐前進を使えば低い隙間にも侵入出来る。

このように特定のキャラクターでなければ行けない場所が多数用意されており、ステージを大幅にショートカットして進められるのだ。

仲間が増えるたびに行けなかった場所に行けるようになるし、かつて苦戦した敵にも楽々と勝てるようになる。新たな仲間の登場が待ち遠しい。


しかし、次の仲間にもボスへのトドメを奪われてしまった。

お前ら僕が戦ってる時、登場するタイミングを見計らってるんじゃないだろうな!


ゲームは複数のエピソードから成り立っており、最初からプレイ可能なエピソード1は2時間ほどでクリア出来ました。他のエピソードは条件をクリアすると解放されていきます。

基本は『悪魔城ドラキュラ』シリーズのシステムなので、同シリーズプレイ済みの方ならスッと馴染めると思います。初心者向けの難易度があるのもいいですね。

80年代を思わせる8bitグラフィックですが、ゲームシステムや操作感はしっかりしており、当時のゲームより断然プレイしやすいです。

『ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン2』は、PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PC(Steam)を対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。

※UPDATE(2020/07/20 13:00):記事掲載当初、プレイヤーキャラクターの「斬月」を「残月」と表記していたため修正しました。読者からのご指摘ありがとうございます。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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