オープンワールドRPG『Kenshi 2』開発段階のスクリーンショットが公開―建築物のモデリングの様子も | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

オープンワールドRPG『Kenshi 2』開発段階のスクリーンショットが公開―建築物のモデリングの様子も

「『Kenshi』でホーリーネーションを建国したのと同じ位のマイルストーン」

PC Windows

Lo-Fi Gamesは、同スタジオが開発中のオープンワールドRPG続編『Kenshi 2』について、開発段階(バーティカル・スライス)のスクリーンショットと、同作に登場する建築物のモデリング作業の様子を公開しました。

これらは「『Kenshi』7月のコミュニティ・アップデート」の中で披露されたもので、前作とは異なる趣向の建築物や、Unreal Engineで描かれた美麗な風景を確認できます。

同記事ではまた、開発チームメンバーの在宅勤務の様子や第一作『Kenshi』のサポート状況についても触れられています。以下は『Kenshi 2』に関する情報の抜粋です。全文はこちらからご確認いただけます。

「Kenshi」7月のコミュニティ・アップデート


宣言できるプロローグ


7月中は、皆さまにもほんのちょっとお見せできる『Kenshi 2』の「バーティカル・スライス(縦のスライス)」を完成させるため忙しく過ごしました。


「バーティカル・スライス」とは、完成にほど近いクオリティのゲームのごく一部という意味で、スタジオが開発してきた工程を初めてゲームとして遊ぶことのできる状態を指しています。プロトタイプよりさらにクオリティが高いもので、柔軟性には欠けますが、Lo-Fi Gamesではそれを主に繰り返し検証できるデザインツールとして使っています。社内では、これに「コンクリートネオン」というあだ名を付け、『Kenshi 2』のアイデアをデザイン書類とは全く異なる空間で体験し、ゲームがどのようにプレイされるか繰り返し検証しています。

クリス・ハントによると、「コンクリート・ネオン」は『Kenshi』でホーリーネーションを建国したのと同じ位のマイルストーンであり、そのゲームデザインの進め方についてこう語っています。

「『Kenshi』をアーリーアクセスの最も早い時期にプレイした誰もが、ホーリーネーション周辺のほんの一部でしかプレイできず、それ以外の完成していないマップは灰色に塗られて、進むことができなかったのを覚えているんじゃないかな。まだゲームが完成していなくても、この方法は早い段階からゲームを体験してプレイすることで、全てがきちんと動いているかを検証できるテストベッドになるんだ。私は型破りなデザイナーだから、ゲームを繰り返しプレイし、【空腹スピードは0.8倍にしよう、力強さも1.08倍ではなく、1.12倍にしよう】といった調整のテクニックを使うことが自分の「特別なスキル」だと思っている。その方がゲームデザイナーとしてではなく、プレイヤーとしてゲームをデザインできるからね。ゲームデザイナーはあまり好きじゃないんだ。」

今月は少々遅れてブログを上げていますが、皆さまからのコメントや、他のゲーム開発をフォローされている方には、その考察などお送りいただけたら幸いです。また、まだTwitterNiconicoなどでフォローいただいてない方は、近々、賞品が決まった時点でクリエイター向けのコンテストを開催する予定ですので、是非フォローをお願いいたします。また、情報をメールにて受け取りたい方はこちらからメーリングリストにご登録ください(英語のみ)。
《S. Eto》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
  • スパくんのお友達 2020-10-08 12:52:00
    ホモの国又潰すの楽しみ
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-12 2:01:59
    クォリティが高いのは嬉しいけど、もうそろそろ〇〇年早期アクセス(予定)かを教えてほしい…。
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-06 13:40:12
    また1000時間持っていかれるぅー!(嬉)
    7 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-06 9:04:41
    頑張って
    8 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-06 8:12:40
    今作は何百時間吸い取られることになるのやら…
    9 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-06 8:06:35
    プレイヤーの視点でゲームを開発できる人には才能があるね
    プレイヤーが何を求めているのかを感覚的に理解できるからこそ、面白いゲームが作れるんだろうな
    26 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2020-08-06 3:49:00
    楽しみ
    42 Good
    返信

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. 『エルデンリング ナイトレイン』待望の2人で出撃できるモード2025年7月30日追加決定―UIの改善等も同時に実施

    『エルデンリング ナイトレイン』待望の2人で出撃できるモード2025年7月30日追加決定―UIの改善等も同時に実施

  2. 疲れた人のためのシンプルなDRPGが再び。3DダンジョンオートバトルRPG『Dragon Ruins II: Aftermath』Steamストアページが公開

    疲れた人のためのシンプルなDRPGが再び。3DダンジョンオートバトルRPG『Dragon Ruins II: Aftermath』Steamストアページが公開

  3. 非対称対戦ACT『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』シーズン9で「ブロリー(Z)」参戦!岩盤シーンも再現&パラガスが操作可能に

    非対称対戦ACT『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』シーズン9で「ブロリー(Z)」参戦!岩盤シーンも再現&パラガスが操作可能に

  4. 事故物件を監視する『日本事故物件監視協会』Steamページ公開。理事などの挨拶も確認できる本物と見紛う協会公式サイトも公開中

  5. Steamでプレイテスト実施中だったゲームにマルウェア混入との告発―該当ストアページは既に閲覧できない状態に

  6. 自転車で世界を救うオープンワールドADV『Wheel World』がリリース―究極のバイクをビルドし、かわいい幽霊と共に世界の危機に立ち向かう冒険へ

  7. 『PoE』ライク兼ローグライク・アクションRPG『Hell Clock』Steamにて配信開始。ブラジルを舞台に最強のキャラクターを育成せよ

  8. ダンジョン探索ローグライクACT続編『UnderMine 2』日本語対応し早期アクセス開始!既に前作と同等のボリュームに

  9. Steamストアメニューの大規模なデザイン変更がテスト中!分散していた項目を統合し分かりやすく

  10. テーマや描写が物議を醸すビジュアルノベル『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』、開発サークルが声明文発表に至る「差別や蔑視の意図はない」

アクセスランキングをもっと見る

page top
シネマカフェ
ユーザー登録
ログイン
こんにちは、ゲストさん
Avatar
メディアメンバーシステム