鳥取県がCERO「Z」区分のゲームを青少年に販売した事業者への罰則明確化へ―過去には愛知県や三重県などでも | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

鳥取県がCERO「Z」区分のゲームを青少年に販売した事業者への罰則明確化へ―過去には愛知県や三重県などでも

9月の定例県議会に青少年健全育成条例の改正案を提出し、成立すれば販売事業者に30万円の罰金が科せられるようになります。

ゲーム文化 カルチャー
鳥取県がCERO「Z」区分のゲームを青少年に販売した事業者への罰則明確化へ―過去には愛知県や三重県などでも
  • 鳥取県がCERO「Z」区分のゲームを青少年に販売した事業者への罰則明確化へ―過去には愛知県や三重県などでも
  • (c) Getty Images
  • 鳥取県がCERO「Z」区分のゲームを青少年に販売した事業者への罰則明確化へ―過去には愛知県や三重県などでも
(c) Getty Images
鳥取県は、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)が18歳以上のみ対象(Z区分)としたゲームソフトをネット販売した場合、販売事業者に30万円の罰金の罰則を適用する青少年健全育成条例の改正案を発表しました。

これは、2020年8月5日に行われた知事定例記者会見において発表されたもの。2020年6月に兵庫県で発生したボウガンによる殺傷事件に関連し、青少年が有害がん具や刃物類、有害図書などを購入できなくするのが目的です。鳥取県では有害図書を指定する団体にCEROを含めているため、Z区分のゲームも改正案の対象となります。

県では9月定例県議会に改正案を提出する予定。成立すれば青少年が鳥取県外からインターネットを通じて禁止対象物を購入した場合に、販売事業者に30万円の罰金が科せられるようになります。

「CEROの指定するゲームソフトを含む有害図書」を青少年に販売することで罰金を課せられる罰則規定は、これまで秋田県・愛知県・三重県・岡山県・長崎県などで定められています(参考:文部科学省)。
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. オープンワールドキャンプ冒険ゲーム『The Gold River Project』2026年1月に早期アクセス開始決定!

    オープンワールドキャンプ冒険ゲーム『The Gold River Project』2026年1月に早期アクセス開始決定!

  2. 東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

    東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

  3. 『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛

    『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛

  4. 上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

  5. 爪の鋭い新NPCも登場する『エスケープ フロム ダッコフ』無料アップデート配信!

  6. ゆるいマルチ&分岐システムも!ダンジョン探索×マッピングの放置系RPG『UNDERDEEP』Steamページ公開

  7. eスポーツ大会でまさかの不正行為も、所属チームは普通に敗北…。当該選手はチームからも除名へ

  8. 2026年の『テイルズ オブ』リマスタープロジェクトは“さらに過去の名作”が対象に。シリーズ完全新作についても語られた「30周年記念動画」

  9. Fakerと韓国首相が対談。「現実的にプロゲーマーになるのは非常に難しい」Worlds 3連覇の喜びとプロとしてのキャリア観を語る

  10. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

アクセスランキングをもっと見る

page top