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闇に落ちた世界に明かりを灯していく2DアクションADV『Lamp Chronicle』【爆速プレイレポ】

ランプを灯しながらバラエティー豊かな世界を探求する2Dアクション『Lamp Chronicle』をお届けします。

連載・特集 プレイレポート
闇に落ちた世界に明かりを灯していく2DアクションADV『Lamp Chronicle』【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回お届けするのは、2021年1月21日にインディーデベロッパーPixellica Corp.よりSteam向けに早期アクセスが開始された『Lamp Chronicle』です。本作は2年以上に渡って開発が続けられており、早期アクセス期間は約6か月が予定されています。

『Lamp Chronicle』とは?

本作は、マジッククリスタルにより繁栄した王国が闇の襲撃によって崩壊した世界が舞台の2DアクションADVです。主人公「Luca」はプリンセスから「ランプ・オブ・ライト」を託された、王国から逃れた騎士見習い。闇に覆われてしまった世界に光を取り戻すべく、魔法のランプを手にした騎士見習いの冒険がはじまります。

ゲームシステムはメトロイドヴァニアスタイルを採用しており、「Lamp Town」を拠点として闇の影響で変貌した生物と戦いながら探索エリアを広げていきます。ゲームの操作はキーボードとゲームパッドに対応。本稿ではゲームパッドを使用しています。

ランプの修理が最優先

ことの始まりは、王国に仕えていたアークメイジによる、闇の集団を率いての反乱。その戦禍の中、王国のプリンセスはLucaにランプ・オブ・ライトを託し、ランプの力で戦場から大空へ飛ばして脱出させます。しかし途中で空から落ちてしまったLucaは通りがかった老人に保護され、かつて暮らしていた町「Lamp Town」に辿り着くことになります。


Lucaを見つけた老人「Elbato」と別れ、町へ向かいます。道中はシンプルなチュートリアルとなっており、ジャンプと攻撃の基本操作を学びながら町の中へ。Lamp Townに入ると、アークメイジの襲撃によって町が闇に覆われた後、外に出た住民が戻ってこないという話を聞かされます。

早速探しに行きたいところですが、とりあえず町を散策。拠点となるLamp Townには回復アイテムを扱うショップ、新たなスキルを習得させてくれる老人や、どこからでも拠点に戻れる「リターンカード」をくれる「Mary」などがいるので、忘れずに話かけましょう。他にもいくつか建造物がありますが、今は利用できない様です。


ゲーム進行でカギとなるのがセーブポイント。本作ではランプがセーブポイントとなっていますが、町の外にあるランプは全て壊されているため、マップに点在する部品を集めて修理しなければ使えません。

倒れると最後にセーブした状態からスタートすることになるため、できるだけ修理しておきたいところ。全てのセーブポイントを解放する必要はありませんが、奥のエリアを安全に探索する為にはセーブポイントが必須。一部即死する場所もあるため、注意が必要です。

一通り町を見回ったので、森に迷い込んだ住民の探索へ出発!町を出て直ぐに赤黒い霧を見つけます。攻撃を加えると消滅し、プレイヤーのいるエリアがマップに表示されました。各エリアにある闇の霧を消滅させると、マップの全体像が明らかになっていくようです。


先へ進むと初の雑魚敵、ウネウネと動くスライムが登場しました。一撃で仕留める!と思いきや、スライム相手に4発も入れての勝利です。それもそのはず、騎士見習いなだけに?プレイヤーの初期武器はまさかの木刀。そりゃ切れない。

その後カラス・ワームや蜂を倒しながら進むと、井戸を通じて世界を繋ぐポータルを作っている職人「Lucy」と出会い、魔法のクリスタル「Blade Aura」をゲット。まずは近くにある井戸を調べてポータルを開放し、貰ったクリスタルをランプにセットして魔法を装備します。


魔法は画面左上のHUDに表示されているランプ・オブ・ライトに溜まる「Luna」を消費して使用できます。Lunaは敵を倒す度にドロップされるので、比較的溜めやすくなっています。また、セーブポイントであるランプを修理するとLunaの上限が少しアップします。

敵を倒して素材や回復アイテムをゲット

どの敵も、倒した後にLunaとお金やアイテムをドロップします。回復アイテムも頻繁に入手でき、使用する際はショートカットに登録しておくと便利です。


時には紙切れの様なアイテムを落す場合も。紙切れとはWisdomという本のページの切れ端のことで、それを集めて拠点にいる「Boocssam」に渡すと、特定の枚数に達していれば新しい能力が得られます。ただ、切れ端を敵がドロップするかはランダムなので、雑魚敵を避けすぎると一向に成長できない可能性も......。


獲得できる能力は2段ジャンプやコンボ、回避といったものから、敵から得られるLunaの量を増やす能力まで様々です。最初は敵から得られる魔力が増える能力を解放した方が、魔法を頻繁に使える様になるなるのでオススメです。


また、マップには隠し部屋の様な場所もあり、特定の壁を破壊すれば隠れたお宝を入手できます。新しい武器を入手することもありますが、通知などはないので、気づいたらいくつも新しい武器を手に入れていたということもしばしば......。持ち物は時々チェックしておく方が良いでしょう。

最初のボスまでがチュートリアル

最初のボスまでは積極的に攻撃してくる敵がほとんど登場しないため、とても簡単に感じてしまいます。住民の話では、元は優しい生き物で闇に捕らわれて変貌して今の姿になったらしく、特に村の周りの雑魚敵は、体力はあるものの強いわけではありません。最初のボスも思いの外、楽に倒せてしまう程度でした。


最初のボスを倒すと行方不明なっていた住人「Zinna」を救出。しかし、まだ動物の研究を続けたいらしく、結局村には戻ってきませんでした。

最初のボスを倒して更に奥のエリアに進むと、大型化してアグレッシブな敵が増えはじめます。無数の光の球を飛ばしてくるカエルや鋭利な結晶を飛ばしてくるクモの様なモンスターなど、バラエティーも豊富になってきます。本番はココからです!

ここまで紹介してきた『Lamp Chronicle』ですが、ハンドペイントで描かれる世界とゲームのサウンドはとても良かったです。ただ、敵の攻撃パターンの少なさが少し気になります。アクション面においては、下の段へ降りる際にしゃがんでも視点を下へ移すことができないため、飛び降りた際にトラップに引っ掛かり易いといった点が不親切に感じました。また、下の段に降りる際は床をすり抜けて飛び降りたりすることができません。

これら不満点を上げましたが、早期アクセスは始まったばかり。コンテンツの見直しやキャラクターやエリアの追加、インターフェースの改善もされるとのことなので、今後のアップデートに期待したいところです。なお、早期アクセスは約6か月を予定しており、正式リリース後は価格を引き上げる予定だとしています。

愛らしいキャラクターデザインや独特なアートスタイル、手触りの良い操作感などが特徴的な『Lamp Chronicle』。新しいインディーゲームに目がないというプレイヤーに、おすすめしたいタイトルです。

タイトル:Lamp Chronicle
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日: 2021年1月21日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,520円
《うなぎ》
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