バンダイナムコ、北米のアミューズメント事業から撤退へ―『スターウォーズ』や『パックマン』題材の大型筐体など展開 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

バンダイナムコ、北米のアミューズメント事業から撤退へ―『スターウォーズ』や『パックマン』題材の大型筐体など展開

北米では『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の筐体を活用した『Star Wars Battle Pod』などを展開していました。

ゲーム文化 カルチャー
バンダイナムコ、北米のアミューズメント事業から撤退へ―『スターウォーズ』や『パックマン』題材の大型筐体など展開
  • バンダイナムコ、北米のアミューズメント事業から撤退へ―『スターウォーズ』や『パックマン』題材の大型筐体など展開
  • バンダイナムコ、北米のアミューズメント事業から撤退へ―『スターウォーズ』や『パックマン』題材の大型筐体など展開

バンダイナムコホールディングスは3月1日、北米におけるアミューズメント施設事業を他社へ譲渡し、事業から撤退すると発表しました。新型コロナウイルスのパンデミックに伴う施設の休業が大きく影響しているとしています。

同社の発表によると、北米のアミューズメント施設事業は今後も新型コロナウイルスによる厳しい市場環境が予想されることや各事業との連携が困難だとし、アミューズメント施設事業を行う別の会社3社に譲渡するとのことです。なお、この3社については守秘義務契約により非公開としています。譲渡に伴い固定資産に関する譲渡損失が発生するといいますが、2月8日に公表した2021年度3月期通気業績予想の特別損失130億円にすでに織り込み済みとしています。

バンダイナムコは北米のアミューズメント施設向けに、『パックマン』を題材にした大型の筐体『World's Largest Pac-Man』をはじめ、エアーホッケー筐体、『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の筐体を活用した『Star Wars Battle Pod』などを展開していました。

先日も、バンダイナムコが開発した『マリオカート アーケードグランプリ DX』をバイデン米大統領がプレイして孫に勝利したニュースが話題になったばかり。世界のアミューズメント業界で大きな存在感を放っていたバンダイナムコが北米から撤退するというニュースは非常に残念ですが、ワクチン接種が始まっているとはいえ毎日少なくない死者が出ている同国においては、仕方がない選択なのかもしれません。
《蟹江西部》

十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

    上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

  2. eスポーツ大会でまさかの不正行為も、所属チームは普通に敗北…。当該選手はチームからも除名へ

    eスポーツ大会でまさかの不正行為も、所属チームは普通に敗北…。当該選手はチームからも除名へ

  3. 実写ドラマ版「フォールアウト」は“正史”であり、『Fallout 5』ともリンクする―トッド・ハワードふたたび語る

    実写ドラマ版「フォールアウト」は“正史”であり、『Fallout 5』ともリンクする―トッド・ハワードふたたび語る

  4. 初代アニメ「ポケモン」“オープニングの少女は一体誰?”海外ファンの疑問が話題に―ローカライズで謎となった”スカートのあのコ“

  5. 東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

  6. 92歳のおばあちゃん、意気込み通り優勝!最高齢95歳も出場した『鉄拳8』ケアeスポーツカップ大会、熱戦の動画公開中

  7. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

  8. お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

  9. 「2025年、もっともハマったゲームは?」GOTY受賞作に話題作に過去の名作。海外ゲーマーが選んだのは…

  10. 2026年の『テイルズ オブ』リマスタープロジェクトは“さらに過去の名作”が対象に。シリーズ完全新作についても語られた「30周年記念動画」

アクセスランキングをもっと見る

page top