二撃必殺の手書き風剣戟対戦格闘『Two Strikes』―「七人の侍」の決闘シーンのスリルをゲームで再現、日本語ローカライズも検討中【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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二撃必殺の手書き風剣戟対戦格闘『Two Strikes』―「七人の侍」の決闘シーンのスリルをゲームで再現、日本語ローカライズも検討中【開発者インタビュー】

日本語展開の予定も判明した『Two Strikes』。今でも多くの映画関係者、ゲーム関係者に影響を与え続けている「七人の侍」の偉大さにも改めて気付かされますね。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Retro Reactor開発、PC向けに5月31日に早期アクセスが開始されたシンプル戦国時代格闘ゲーム『Two Strikes』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、手書き風グラフィックのシンプルな戦国格闘ゲーム。攻撃を1、2発受けるだけで致命傷となってしまうシビアなゲーム性が特徴で、移動や位置取り、行動の予測といった格闘ゲームにおける基本が重要となってきます。記事執筆時点では日本語未対応。

『Two Strikes』は、1,120円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。

Danilo Barbosa氏(以下Danilo)Retro Reactor StudioのオーナーのDanilo Barbosaです。35歳です。当スタジオではこれまでにいくつかの教育ゲームと前作『One Strike』の開発をしてきており、本作が最新作になります。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Danilo私は昔から、日本文化の素晴らしい影響を受けており、ある日、黒澤明監督の「七人の侍」を見終わると、この映画における最高のシーンの一つである、2人の浪人の決闘シーンのスリルを再現してみたいと思いました。この決闘は、わずか一撃で勝負が決まります。こうして私のデビュー作である前作が誕生しました。

本作の開発は2019年の初めに始まりました。私は前作の続編を作るためにアーティストを探していたので、開発チームに個性的なアートスタイルのGerson Oshiroを招き入れ、彼は驚くほど素晴らしい、期待以上のものを本作のために作り出してくれました。一方、私たちはドット絵から離れてしまったので、Gersonとサウンドを繋ぐ役割の人が必要になりました。そうしてBENI.MARUと出会ったのです。こうして開発チームが出来上がり、私たちは前へと進むことができたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Danilo本シリーズ(『One Strike』と『Two Strikes』)は、格闘ゲームのすべてのシステムを、テーマに沿った形で、シンプルで遊びやすく落とし込んでいます。私たちが作り出そうと思ったのは、とても緊張感があり、カジュアルであり、高速の格闘ゲーム体験でありながらも、とても簡単にプレイでき、それでいて極めるのは難しいというものです。

本作を特徴的にしているのは、格闘ゲームプレイヤーのために作られたというのではなく、格闘ゲームというものが好きな幅広い人を対象としている点だと思います。複雑なシステムはありませんので、誰にでも遊べて、カジュアルゲーマーでも格闘ゲーマーでも楽しめますし、格闘ゲーマーがそうでない人に格闘ゲームというものを紹介するためにも使えるのではないでしょうか。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのでしょうか?

Danilo早期アクセスは2021年12月までを予定しています。今後、たくさんのコンテンツが追加されますよ。2人のキャラクターが追加され、正式版では合計6人が使用できるようになります。また、少なくともあと3つのゲームモードを追加予定です。クラシックモードでは、たった一つのライフですべてのキャラクターと戦います。チームデュオモードでは、2人のキャラクターを選び、2人を相手にし、キャラクター相性による不利な展開を回避できます。新たに追加されるストーリーモードでは、すべてのキャラクターの戦う理由と他のキャラクターとの関係が明らかになります。

これらの他に、実績やコンセプトアート、サウンドトラックなどと言ったアンロック要素も追加予定です。また、現時点で最高のネットコードであるGGPOを搭載したオンラインモードを実装するため、現在パブリッシャーを探しています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Danilo今のところ、早期アクセスは素晴らしい体験となっています。前作のファンに本作からのファンが加わり、コミュニティもとても親切で、たくさんのフィードバック、アイデア、バグレポートを送っていただいています!ぜひ私たちのDiscordに参加し、他のプレイヤーと交流し、persecを使ったオンラインプレイを楽しんでください。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Danilo先にも述べましたように、本作が主に影響を受けたのは「七人の侍」のワンシーンです。しかし1人のプレイヤーとして、子供の頃からずっと遊んでいる『サムライスピリッツ』から多大な影響を受けました。多くの人からは『ブシドーブレード』から影響を受けたんじゃないかと言われますが、当時少しだけ遊んだことはあるものの、本作に直接影響を与えたわけではありません。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Danilo多くの言語へのローカライズを計画しており、日本語も含まれています。また、日本語のナレーターも探しているところです。有志翻訳についてでしたら、お気軽にメールでご連絡ください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Danilo開発開始当初から、開発チームはとてもインターナショナルでした。私は今スペイン・バルセロナに住んでいますし、Gersonはブラジル、BENI.MARUはカナダに住んでいます。そのため、仕事場に関する問題はなかったものの、新型コロナによる精神面への影響は度々あり、開発が遅れてしまったことは確かです。それでも、なんとか乗り越えることができ、早期アクセスとしてついにSteamで本作をリリースすることができました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Daniloはい、是非やってください。私たちのゲームを楽しんでいる人の姿を見るのはとても嬉しいので、できるだけ多くの人が本作を遊ぶ姿を見てみたいですね。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Daniloこうして日本の方々にお話させていただく機会をいただき、ありがとうございます。私たちはとても小さなゲームスタジオですが、それでもとても楽しいゲーム体験をお届けできると信じています。もし格闘ゲームが好きでしたら、ぜひ本作を遊んでみていただきたいですし、もしよろしければ、本作の小さいながらも素晴らしいコミュニティに参加し、一緒に最高のゲームを作っていきましょう!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》

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