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手強い戦闘と自由な冒険!ファンタジーSLG7年ぶり新作『King's Bounty II』プレビュー版【プレイレポ】

指揮官として部隊を率いるシミュレーションRPG最新作!

連載・特集 プレイレポート
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1C Entertainmentは、ファンタジーシミュレーションRPG最新作『King's Bounty II』をPC/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2021年8月24日にリリースします。

本作は、1C Entertainment版が2008年に発売された第1作『King's Bounty: The Legend』から始まるファンタジーシリーズの7年ぶりとなる最新作(ナンバリングとしては13年ぶり)。さまざまな陰謀が渦巻く王国を舞台に、3人の主人公が平和と秩序を取り戻すための冒険と戦闘の物語が描かれます。

広大な世界には、さまざまな思想を持つ種族や勢力が数多く存在。プレイヤーの決断で誰と戦うか、誰と協力するか変化し、物語の展開にも大きく影響します。戦闘はシリーズでもおなじみのターン制シミュレーションで、プレイヤー自身の成長が部隊の強化に繋がっています。

本稿では、そんな同作の発売前のプレビュー版のプレイレポートをお届け。なお、本記事で使用しているスクリーンショットなどはすべて英語版ですが、実際のゲームは日本語にも対応しています。

マップは広大!世界を救うために冒険だ

本作の基本的な流れは「マップ探索→ターン制バトル」を繰り返してストーリーを進めていく方式。主人公はゲーム内でさまざまな選択を決断し、物語を自ら作り上げながらこの世界を救うための冒険を続けていきます。なお、本作の主人公はあくまで指揮官の立場のため、戦闘で戦う兵士を雇わなければなりません。

探索パートはアクションゲーム方式で、用意されているマップ内を自由に探索可能。各地には買い物ができるNPCや隠された財宝、能力強化ポイントなどさまざまなオブジェクトが用意されています。マップは広大ですが呼び出した馬で高速移動できるほか、拠点ごとに用意された石碑でファストトラベルも可能です。

クエストによってはいくつかの選択肢が用意されており、その決断によって物語の結末は変化していきます。なかには「魔法の素養がある主人公だけ選べる選択肢」もあり、キャラクターによって異なる攻略法が発生することもあります。

また、マップ内にはさまざまな報酬を獲得できるサイドクエストが用意されています。サイドクエストは単純なお使いから戦闘までさまざまで「争っている2つの勢力どちらに味方するか」など、プレイヤーが決断を下さなければならない場面も。選択の結果として雇用できる兵種が変わる、NPCの会話が変化するなど展開にも影響を及ぼします。

多くのクエストの中ではプレイヤーはさまざまな勢力と戦闘することになります。本作の戦闘は比較的難易度が高いため、入念な準備を行いましょう。

剣士や精霊、骸骨まで!頼れる部隊を率いて勝利せよ!

本作の戦闘はターン制バトル方式で、相手勢力を全滅させることが目的。戦闘前に参加させるユニットを決定、初期配置を決めたら戦闘開始です。ユニットの行動順はステータスで決定されるため、初期配置に気をつけないと速度の速いユニットに集中攻撃を浴びる可能性もあります。

使用できるユニットは人間の兵士や軍用犬のほか、精霊やアンデッドまでさまざま。ユニットにはそれぞれ独自のステータスが設定されているほか、スキルや特性も異なります。また、それぞれのユニットには「力」「秩序」「無秩序」などの属性もあり、属性を揃えることで部隊の士気がアップするなどの効果もあるため、状況に応じた組み合わせも考えなくてはいけません。

戦いで重要なのは、ユニットの人数を0にしないこと。本作の戦闘は基本的に消耗戦になりやすく、無傷で勝利するのはほぼ不可能です。戦闘終了後のリザルト画面で減った兵士は補充できますが、全滅した場合は再びNPCから雇い直しになり余計にお金もかかってしまいます。傷ついたユニットは他のユニットで守る、回復するなどのケアをすることも大切です。

また、指揮官である主人公の能力を強化することで攻撃力や守備力など部隊ステータスが強化されます。統率力が上がることで「ユニットごとの雇用数上限」が増え同じユニットでもより強力に、より全滅しづらくなります。主人公の強化は装備を整える、レベルを上げる、タレント(特性)を取得するなどで可能です。

そして指揮官の重要な仕事に「部隊を援護する魔法」があります。魔法はターン毎に使用可能で、敵ユニットへの攻撃や味方の回復、ステータス変化などさまざまな効果があります。魔法は非常に強力ですがリソースを消費するため、適切な場面で使用するのをこころがけましょう。

なお、3人の主人公はそれぞれ「指揮性能が高く獲得経験値が多い」「魔法が強い」など特性が異なります。主人公の特性と装備品の組み合わせ、部隊ユニットの選定などにより本作には無限の戦略が存在するのです。


ここまで紹介してきた『King's Bounty II』プレビュー版。王道ストーリーを自ら作ることができる冒険部分、戦略性の高いシミュレーションバトルなど非常に完成度の高い作品です。登場するキャラクターたちも魅力的で、ちょっとした序盤のNPCにもなんとなく愛着が湧いてしまいます。

戦闘は難易度が高く、特定のユニットだけで大暴れするというのが難しいシステムですので、指揮官として戦場を読み、相手の動きを予測した適切な配置や攻撃を行うのが重要です。また、世界の冒険・探索要素が部隊の強化につながるため自然とさまざまなサイドクエストや謎解きも楽しめるゲームデザインになっています。

日本語対応もされている『King's Bounty II』は、PC/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2021年8月24日にリリース予定です。


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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