ハードコアゲーミング料理『マカロニ&チーズ』―ゲームで見るけど食べたことない「アレ」試します【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ハードコアゲーミング料理『マカロニ&チーズ』―ゲームで見るけど食べたことない「アレ」試します【特集】

普段食べないアレやコレをゲーマーの視点でガッツリ調理&実食。深夜の閲覧にはご用心。

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ハードコアゲーミング料理『マカロニ&チーズ』―ゲームで見るけど食べたことない「アレ」試します【特集】
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ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。

そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「あの食べ物」を購入、その実態に迫るべく調理していこうと思います。ちなみに私はGame*Sparkで記事を書く!という建前を最大限に利用し、未知の料理を作って口にできることにウキウキです。

アメリカンなゲームでお馴染み「マカロニ&チーズ」

今回は『Fallout』シリーズのようなアメリカを舞台としたゲームなどで拾いがちな「マカロニ&チーズ」を調理・実食していこうと思います。

上のように「Mac&Cheese」(マッケンチーズ)なんて呼び方もある、いわゆる「アメリカ版おふくろの味」として知られる料理で、茹でたマカロニとバター、チーズなどを和えるだけのシンプルな料理ながら、アメリカの国民食とも言われるほど愛されている一品です。映画「ホーム・アローン」の中でも8歳の主人公ケビンが一人残された家で食べているシーンが印象的でした。ちなみに今回の記事、ゲームのスクリーンショットは上記の一枚のみ。主役は“実物”です。

現地では様々な種類のインスタントマカロニチーズが売られているようですが、今回は海外食品も手に入りやすいコストコで『Kraft macaroni & cheese』を購入してきました。驚愕の18パック入りです。お値段は税込2,078円、ひとパックあたり約115円ということで、しまっておく場所さえあれば非常にお手頃価格ですね。賞味期限は今年の11月5日ということなので、我が家では今記事執筆後も週イチマカロニチーズ生活が始まる予感が……。

ちなみに、中のパック単体でカルディや成城石井で販売されていることもあるようです。そちらの場合は少し値段がお高めだとか。

パックの中には小袋に入ったチーズソースの粉と

マカロニが直で入っています。日本ではほぼ見かけないストロングスタイルに思わずうっとり。心の中のアメリカが騒ぎ出します。

いざ調理

パッケージの説明通りに調理を行うため、内容物の他に

  • 水   1.5L

  • 牛乳  60ml

  • バター おおさじ4(48g)

を別途用意します。

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鍋に水をはり、

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沸騰したらマカロニを投入。

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鍋底に張り付かないよう時々混ぜておきます。

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7分ほど茹でればマカロニの準備はOK。

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お湯を切ったら茹でたマカロニを再び鍋へ。

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チーズソースの素と、

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牛乳

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バターを入れて混ぜ合わせます。

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上のようにとろっとしてきたら完成です。

お皿に移してできあがり。(乾燥パセリを用意しておけばよかった……)

実食へ!

まずは素の味を確認、ということで冷めないうちにいただきましょう。Modで言えばいわゆる“バニラ”というやつです。

バターとチーズの色や香りから勝手にカールのようなスナック菓子方面の濃い味を想像していたのですが、作り方間違えたか?と思ってしまうほど塩分は少なめの薄味な仕上がり。見た目から勝手に「おかず」として考えていたのですが、調べるとそもそもこれ自体が他の主菜に対する付け合せとしての役割となっているようで、そういう意味では納得のシンプルさ、という感じです。

単体で食べるなら各々で塩・胡椒を振るなどの調整がしやすいという意味ではアリなのかも。ただしバターはガッツリ(48g)入っているので、初めのうちはパクパク食べ進められるものの、中盤からはちょっとクドくなってきます。

パッケージがビリビリなのは冷蔵庫の狭い場所に無理やりしまっていたからです。

そんな時には先人の知恵、「味変」に頼りましょう。こってりラーメンやつけ麺でもおなじみですね。調味料最高。

で、今回の味変に役に立ったのは……まさかの「ミツカン 味ぽん」。チーズの香りが飛ばない程度にチョイチョイとかけることでぼんやりとした味を適度な酸味がキュッと締めてくれる上に、塩味も追加されるので非常に食べやすくなりました。日米問わず味ぽんがおふくろの味の強い味方になるとは……。

応用レシピ

そして今回のマカロニ&チーズ、レシピ通りにひとパック調理するとかなりの量になってしまいます。ざっくりご飯茶碗4~5杯といったところでしょうか。さすがはアメリカンサイズ、味変を重ねてもそのまま食べ続けるのは少々しんどいので、さらなる美味を求めアレンジしてみましょう。

耐熱皿にマカロニ&チーズと刻みベーコンを混ぜたものを敷き、上にピザ用チーズをパラパラ。そのままオーブントースターにかけ、チーズが溶けるまで加熱します。

焦げ目も欲しかったので、粉チーズを上から振りかけ、バーナーで表面を炙っていきます。ちなみにアメリカのおふくろの味的なレシピではバターを吸わせたパン粉を上にふりかけてから加熱し、焦げを作るそうです。

かんたんグラタン風に仕上げてみました。追加したチーズとベーコンのおかげで塩味もしっかり追加され、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも丁度いい1品に。野菜の用意が無かったので今回は何も入れませんでしたが、手間を気にしないならほうれん草、マッシュルーム、玉ねぎなどを一度炒めてからマカロニと混ぜ合わせたりしてもよさそうです。「チーズ&チーズ&バター&マカロニ」……チーズとバターに更にチーズとバターを合わせた素晴らしいシナジーがここに。


マカロニ&チーズを味わうためには、シンプルな作り方でお手軽に……と言うには少なくない量のバターの用意が必要だったりと、少々アンバランスな部分もありますが、ド深夜にゲームを遊びながら食べるmac&cheeseの無敵感はゲーマーなら人生で一度は味わうべきです。ぜひお試しあれ。

また、自分はこれが気になる!や、コレ試してみてくれよ!といった食材、レシピ、アイテムなどがあればコメント欄で教えていただけると幸いです。

(編注:なお、本記事、受けたら連載化の可能性も……。今後さらなる古今東西の飯画像を求めるならば応援くださると嬉しいです)

《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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