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簡単操作で奥深い!『オリオリワールド』これがスケボーACTシリーズ新作、多彩な新要素も魅力満載―先行プレイレポート

天上の地「ナルヴァーナ」への道を目指すストーリーにも注目!

連載・特集 プレイレポート
簡単操作で奥深い!『オリオリワールド』これがスケボーACTシリーズ新作、多彩な新要素も魅力満載―先行プレイレポート
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Private Divisionは、Roll7が手がけるスケートボードアクション『オリオリワールド』をPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2022年2月8日(PCは2月9日)リリース予定です。

本作は、2014年に第1作が発売された『OlliOlli』シリーズの最新作です。本作の舞台は、トゥーンシェーダーで描かれたポップな雰囲気の「ラドランディア」。プレイヤーはボードの腕を磨きながら個性豊かな登場キャラクターと交流し、スケートの神々との出会いや「ナルヴァーナ」への道を切り拓くため世界を駆け巡ります。

本稿では、待望のシリーズ最新作『オリオリワールド』発売前プレビュー版のプレイレポートを掲載。簡単操作で奥深い、爽快スケートボードアクションの魅力を紹介していきます。なお、本作はコントローラーが必須です。筆者はSteam版でXboxコントローラーを使用しています。

めざせ神の地?『オリオリワールド』の物語!

本作の舞台となる「ラドランディア」は、地面はもちろん木の上までコースとして利用できると言う“スケボーのユートピア”。この地の伝説によると、「スケートゴッズ」と呼ばれる5人の神が山を削り、スケボーでトリックを決めて5つのエリアを作り出した後に天上の地「ナルヴァーナ」へと登っていったと言います。

そして現代では、1世代に1人現れるかどうかというスケボーの達人が「スケートウィザード」として、神々との交信を行っています。物語は、現ウィザードの「シフォン」が引退を前に、仲間と新たな後継者を探している場面からスタート。シフォンの入団テストの最後に登場したのが主人公です。

まずは見た目のキャラクター作成を行います。カスタマイズ項目は顔や髪型、服装などはもちろん、スケボーの各パーツまで多彩なデザインから設定可能。立ちポーズやトリック時の決めポーズなどの項目もあり、個性豊かな自分だけのスタイルを作り出せます。なお、キャラクターカスタマイズはゲーム中いつでも自由に変更できます。

キャラも完成し、いよいよ「ナルヴァーナ」を目指す旅の始まりです。入団テストとして最低限の操作を教わるチュートリアルを受け、ラドランディアの各地をシフォンや仲間たちと巡ることになります。それにしても、選択肢次第ですが、用語どころか乗り方すらまともに知らずに入団テストを受けに来た主人公はすごい。これもスケートゴッズの導きでしょう。

シリーズお馴染みの簡単操作!トリックは奥深いぞ!

本作の基本的なテクニックは、大きく分けて「Aボタン」「Lスティック」「Rスティック」「LRトリガー」を組み合わせる形式です(ボタン位置はXboxコントローラー)。Aボタンは「プッシュ(加速)」「ランディング(着地)」などの基本的な移動や、ボードを傾ける「マニュアル」などに使用します。

最も重要なのが「トリック」に使用するLスティック。トリックはジャンプ系の基本テクニック「オーリー」「フリップ」やレールに乗る「グラインド」に使用するもので、トリックを使用しなければステージのギミックを乗り越えることができません。また、Rスティックはスケボーを手で掴むテクニック「グラブ」に、LRトリガーは空中で姿勢を回転させる「スピン」に使用できます。

本作は、この4つのボタンを組み合わせながらステージ内のゴールを目指すのが目的。クリアするだけならスピンやグラブは重要ではないのですが、華麗なトリックを決めるためには欠かせないテクニックです。

メインメニューでは、本作で使用可能なトリックのコマンドをいつでも閲覧可能。テクニックによっては「Lスティックを一回転半」「グラインド中にRスティック」などのとっさには難しい操作も多いため、慣れないうちはできる限りのテクニックを練習しながら腕を磨いていきましょう。

後で印刷しようと思いました。

なお、本作はこれまでのシリーズに比べると、普通に走っているだけでは転びづらいシステムになっています。そのため、気軽に大技を決めやすいのがとても快適です。もちろん「グラブ」などの上級テクニックでは、バランスを上手く取らないとすぐ転んでしまうので要注意ですが……。

島を巡る冒険!隠し要素やコレクションもたくさん!

ラドランディアの冒険は、マップ内のステージをクリアして一歩ずつエリアを広げていく形式。チュートリアル以外のステージでは、ステージ内スコアや「マイク・チャレンジ」と呼ばれる課題が用意されています。また、オンラインでライバルとスコアで競う要素もあります。

本作からの新要素として、ステージ内で走行するコースを変える「レーンチェンジ」や、背景の壁を走る「ウォールライド」が登場。単純にコースを制覇するだけでなく、より難しいルートのギミックを活かしたハイスコアを目指すこともできるようになっています。

また、各ステージ内でNPCライバルを上回る一定以上のスコアを獲得、マイクチャレンジを達成することで、プレイヤーの外見カスタマイズに使用できるコスメティックアイテムを入手できます。また、コース内の隠し要素を発見することで、マップ内にスペシャルステージが登場、こちらでもアイテムを入手可能です。「スケートゴッズ」に出会えば、特別なアイテムを得られるかも?

新しいギミック要素や新トリックの登場により、本作はステージ内でこれまでのシリーズ以上に派手な演出が満載。特に奥行きの表現が秀逸で、ラドランディアに住んでいる「鍛えたカモメ」など不思議な生物(?)が思い思いにステージ内で楽しんでいる背景を見ているだけでも楽しめます。ときには不思議な風景に気を取られて転ぶことも……。

巨大な生物っぽいものに気を取られて何度も川に落ちました。

ステージ内にはチェックポイントも用意されているため、何度も挑んでコースを覚えればクリアは難しくありません。先述の通り、本作は従来シリーズより転びづらくなっている印象なため、コースや新要素を楽しみながら気軽に遊べますよ。チャレンジを達成するまで何度もステージを繰り返す、どんどんステージを進めてお気に入りの場所を見つける、徹底的にハイスコアを目指す、どんな楽しみ方も自由です。

ちなみに本作では、ステージ内でプレイヤーがいつでもリスポーンできます。それを可能にしているのが、現ウィザード「シフォン」の不思議なパワー。いつも煙を吹かしているそのデザインなども含め、やはり只者ではない。

リスポーンした。

ここまで紹介してきた『オリオリワールド』。これまでのシリーズの「簡単操作で奥深いトリック」の要素を崩すことがなく、なんとも独特な雰囲気のストーリーや世界観、新ギミックの導入した正当進化作品です。さまざまなアーティストたちが参加しているBGMにも注目です。

オンラインランキングでは、上位プレイヤーたちのリプレイを再生可能。使用したテクニックは名前が表示されるため、学ぶことで自身のテクニック向上につなげることもできます。自分のテクニックを磨いていく作品で、誰かとつながっているのが実感できるのも嬉しい部分です。

フィルター付きの撮影モードも。

また、2月1日には公式からダニー・トレホとのコラボを発表。まさかのビックサプライズ、こちらも見逃せません。

『オリオリワールド』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2022年2月8日(PCは2月9日)リリース予定。本編のほか、リリース後に新たなステージやバイオームを導入する拡張パスとセットの「ラッドエディション」も予約受付中です。


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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