宇宙船協力操作ACT『This Means Warp』―戦略的な思考を求められると共に、チームとしての思考力も重要視される【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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宇宙船協力操作ACT『This Means Warp』―戦略的な思考を求められると共に、チームとしての思考力も重要視される【開発者インタビュー】

すでに基本的な部分は完成していますが、早期アクセス中に多くのコンテンツを追加予定とのこと。

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宇宙船協力操作ACT『This Means Warp』―戦略的な思考を求められると共に、チームとしての思考力も重要視される【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Outlier開発、PC向けに3月17日に早期アクセスが開始された宇宙船協力操作アクション『This Means Warp』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、宇宙船を舞台としたマルチタスクアクション。船内で起こる様々なミッションには計画的に、敵対する宇宙船との白熱したスペースバトルでは戦略的に仲間との協力プレイが求められます。オンラインプレイ対応で、最大4人までのマルチプレイが可能。記事執筆時点では日本語未対応です。

『This Means Warp』は、2,050円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Paul本作のリード・プログラマーのPaulです。アイルランドに住んでいます。私はストラテジーゲームの大ファンで、昔から『RollerCoaster Tycoon』『Age of Empires』『テーマホスピタル』のようなゲームが大好きです。

Matt本作のアーティストで共同プログラマーのMattです。私は今カナダにいますが、数年前は日本に住んでいました!私が好きなゲームは主に対戦ゲームで、『Rocket League』『Starcraft』『ストリートファイター』シリーズなどが好きですね。いつでも他のプレイヤーと競い合えるものをプレイしています。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Paul&Matt私たちは2人ともマルチプレイヤーゲームとローグライトが大好きだったのですが、この2つが組み合わされた激しい協力ゲームがあまりないと思っていました。そう考えれば考えるほど、自分たちでプレイしてみたくなってしまい、この話はやめることにして自分たちで作り始めたのです!

――本作の特徴を教えてください。

Paul&Matt本作は激しい協力宇宙船マネジメントPCゲームで、マルチプレイヤーとリプレイ性に重点を置いてデザインされています。プレイヤーは戦略的な思考を求められると共に、チームとしての思考力も重要視されます。プレイするたびに異なるマップ、アイテム、敵が出てきますので、毎回新鮮な気持ちでプレイでき、異なる体験が可能なのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Paul&Matt本作はあらゆる人をターゲットにしているわけではありませんが、ゲームをプレイする多くの人の目に魅力的に映るのではないかと思っています。30歳以上の男性ゲーマーがこのようなタイプのゲームが好きだと言うのはわかっていますが、それよりも若い層や、『オーバークック』みたいなパーティーゲームが好きなカジュアル層にも楽しんでいただけると思っています。本作のローンチ前から出来上がりつつあるコミュニティでも、新しい人たちにアピールする要素をお知らせしていきますが、これに縛られたくはありません。本作におけるゲームプレイの組み合わせは、多くのゲーマーを惹きつけるものだと確信しています。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Paul&Mattクローズドアルファとクローズドベータの頃からフィードバックを基に本作の開発を進め、早期アクセス開始時点で本当にちゃんとしたものにしようと思っていました。メインシステムも主なストーリーも完成しています。しかし本作にはランダム要素がありますので、拡張性は無限大です!早期アクセスは9ヶ月から1年を予定しており、新しい敵、新しい武器、新しい宇宙船など、盛りだくさんです!これまでのプレイテストと同様、ロードマップはコミュニティからのフィードバックにより調整していきます。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Paul&Mattすべての人に本作を体験していただけて、とても嬉しいです。ぜひお気軽に本作をより良いものにする提案をしていただきたいですし、本作で使える戦術のお話をしたり、より上級のテクニックについても知っていただきたいです。次のコンテンツをお届けし、皆さんにもっと楽しんでいただけるのが待ち遠しいです!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Paul&Matt開発の中、本作の見た目は大きく変わっていきました。しかし本作のアクション要素が入ったリアルタイムのゲームプレイは不変だったのです。このような『FTL: Faster Than Light』や『オーバークック』と言ったゲームからインスピレーションを受けた要素は新しいものではありませんが、新たなコンセプトを私たちが以前から好きだったアイデアと混ぜ合わせ、プレイヤーの方たちに何度も遊んでいただけるものを作り出すのは、とても楽しかったです。本作はまた、私たちの大好きなSF映画を元ネタにしたものがたくさんあります。鋭い人は、いくつか見つけられるかもしれませんね!

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Paul&Matt本作は、現時点で5つの言語に対応しています。しかし早期アクセス中にもっと追加予定です!まだどの言語にするかははっきりと決めていないのですが、コミュニティによるフィードバックを基にするつもりです。もし日本語を望む声が多ければ、もちろん一番優先度を高くしますよ!今は有志翻訳を募集していませんが、もしご協力いただける方がいらっしゃいましたら、Discordにお越しください!

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Paul&Mattそれほどありませんでした。私たちはリモートで本作の開発を行なっています。Paulはアイルランドにいますし、Mattはカナダです。そのため、自宅から仕事をしなくてはいけない、と言うのが以前から普通のことだったのです。リモートで作業をすると言うのは他にも利点があります。自分たちでテストプレイをする際、オンラインマルチプレイヤー機能を使わなくてはいけないのです。そのため、かなりしっかりとテストされていますよ!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Paul&Matt本作の配信に制限はありません。皆さんが遊ぶ姿を見るのは私たちも大好きです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Paul&Matt皆さんの感想をお待ちしています。本作はコミュニティによって作られた作品です。もし一緒に本作を作りたい方がいらっしゃいましたら、ゲーム内やSteamフォーラム、または Discordでコメントを書いてくださいね!本作は現在、Steamで早期アクセス中です。皆さんに宇宙で会えるのを楽しみにしています!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。


《Chandler》
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