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【吉田輝和の絵日記】“高圧洗浄機”で暴力的に汚れを消し去るお掃除シミュ『PowerWash Simulator』で火星に行ってきた

ゲームをすると高圧洗浄機が欲しくなるのか!?

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【吉田輝和の絵日記】“高圧洗浄機”で暴力的に汚れを消し去るお掃除シミュ『PowerWash Simulator』で火星に行ってきた
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今回は、スクウェア・エニックスが発売し、FuturLabが開発を手掛けた『PowerWash Simulator』のPC版。本作は、高圧洗浄機(ウォッシャー)を使って、汚れた車や一軒家、メリーゴーランド、市長の邸宅など、ありとあらゆる場所や物を盛大にピカピカにする清掃シミュレーションです。

そう、お掃除ゲームです!

僕……そういうの好きなんですよ!私生活でもきれい好きだし!

過去に絵日記でもご紹介した、汚れた家をリノベーションする『ハウスフリッパー』は時間を忘れてプレイしていました。掃除好き+コツコツ作業が大好きな僕には、清掃とシミュレーターの組み合わせってぴったりなんですよね!

どうやったらそんなに汚せるの!?

ゲームモードは、次々に舞い込む依頼をこなしてお金を稼ぐ「キャリアモード」と、火星や砂漠のようなユニークなロケーションで清掃を行う「特別依頼」、ウォッシャーの水量や時間が制限されている「チャレンジモード」、クリア済みの依頼をリプレイ出来る「フリープレイ」の計4つが用意されている。

まずはキャリアモードだな。あらゆるものをピカピカにして洗浄ビジネスでお金を稼ぎまくってやるぜ!

最初の依頼は、「ドブ川に沈んでたわ」と言わんばかりの汚れた車だ。

依頼人いわく、汚れの下は傷やサビもない完動品らしい。いやいや、この汚れ方は絶対内部までぶっ壊れてるって……。

オークションで落札したらしいけど、騙されてない?ノークレームノーリターンとかそういう一文無かった?

まあ真実は洗浄してみればわかるか。さあ、やるぞ……って、実際に見るとすごい汚っ!

洗浄の道具はウォッシャーだけで、雑巾や特殊な工具などは使わない。圧倒的な水圧が全ての汚れを吹き飛ばしてくれるのだ。たぶん……。

角度のついたノズルを切り替えることで水圧の調整が出来る。角度を高くすると放水範囲が広い代わりに汚れを落とす力は低く、角度が低いと放水範囲は狭いが強力な水圧で頑固な汚れが簡単に落とせる。

まずは15度のノズルを使ってみよう。

泥が……消えた!?

もはや暴力っていっていいほど汚れが落ちるもんなんだな。こりゃ気持ちええわ!

洗浄すべき場所はパーツごとにわかれており、全てのパーツの洗浄度を100%にするとクリアだ。

最終的に、こんなドロドロの廃棄寸前な見た目の車が……

こんなにピッカピカ!まるで新車のような輝きを取り戻したぞ!

って、綺麗になりすぎ……何か裏があるのでは?

プロ仕様の清掃道具に憧れる……お金を貯めねば!

次の仕事場は、ドロッドロに汚れた裏庭だ。

池の底にはヘドロが溜まっており、設置された小屋は火事でもあったのかと思うほど煤けている。

汚れている箇所をハイライトしてみると、植え込みや芝生以外は全て洗浄対象だった。

最初の車は10分ほどで終わったけど、今回は長丁場になりそうだな。

さ~て……いっちょやりますか!

遊び心、炸裂。

まあ依頼主に見せる前に綺麗にすれば問題なしだ!

今回は、ブランコや車の玩具も洗浄対象だ。いや、こんなに汚いなら買い替えたら?

それにしても汚れている範囲が広すぎるうえに、車と比べて汚れが落ちにくいな~。

そんな時はショッピングだ!

依頼をこなして得た報酬を使って、強力なウォッシャーやアタッチメントなどの機器類、そして用途別にわけられた洗剤が購入できるのだ。

ただ、新しい洗剤を使ってみたけど……うーん、そこまでの効果はなさそうだな。

その点、ウォッシャーは単純に能力が強化されているので、作業効率が大幅に上がるのは疑いないだろう。

ただ良い物は値段も高いし、多くの洗浄をこなさなければ購入ができないのだ。

いつか絶対プロ仕様のウォッシャーを手に入れてやるからな!

ってこれ、ショーケースのトランペットを眺めてる少年の心境じゃん。

砂漠に火星……掃除人はどこにでも出張します!

その後、半端なく広い公園や、爆撃でも受けたのかってほど真っ黒に汚れていた消防署など、さまざまな場所をピカピカにしてきた。

プロ仕様のウォッシャーも手に入り、今ではいっぱしの清掃業者だ。

ただ、そうなると難易度が上がってくる。中でも厄介だったのが、無駄に凝った装飾のある物件だ。

入り組んだ場所を洗浄する時は、横から回り込んだり、しゃがんで下から見上げたりして、汚れているところをくまなく探す必要があるのだ。

やり甲斐や達成感はあるんだけど、少々面倒くさい。

後々メンテすることを考えて建てろ!」と依頼人というか匠にツッコミたくなる。

ストレス解消のために落書きするのも仕方ないことだろう(最終的に消すけど)。

順調に仕事をこなして、欲しかったプロ仕様のウォッシャーも買ってひと段落ついたし、次は「特別依頼」の蒸気機関車の洗浄をしてみよう。

金属に付着した汚れは落としにくいので面倒なんだけど、砂漠のど真ん中にポツンと佇む蒸気機関車なんてシチュエーションがあってテンションが上がる!

車体に映り込む太陽が、いかにも夏!って感じの演出で良い。ゲーム内の季節が夏なのかわからないけど。

お次は火星でローバーの洗浄だ。火星の重力は地球の3分の1なので、ジャンプ力が高く、ちょっとフワフワしてて気持ちが良い。

洗浄対象だけではなく、周りのオブジェクトも結構作り込まれている。火星には謎の生物の足跡があったし、裏庭の小屋の上にはふてぶてしい顔の猫ちゃんが居たし、ただウロウロするだけでも楽しいな~。

さすがに数時間ぶっ通しで洗浄していたから疲れたな……そろそろ晩飯の買い物にでも行くか。

玄関のドアを開け、目に飛び込んできたのは……

マンションの手すりのサビ、向かいの家の屋根の黒ずみ、埃が積もってギトギトになった自動販売機の天井……。

汚すぎる……僕に力(ウォッシャー)があれば!


プレイ中は一言も喋らず、何も食べず、でも猫のエサだけは忘れずきちんと与えて、黙々とひたすら洗浄していました。

車のような小さな物であれば10分とかからず洗浄できるのですが、建物や公園となると30分から1時間ほどかかるので、時間があっという間に溶けていきました。

ウォッシャーを使って現実で清掃をしようとすると、壁の洗浄をしたあとには地面に汚水が溜まりますし、ゴミの処理なんかも面倒くさいですよね。本作では、現実のそんな面倒くさいパートを取っ払って、汚れた場所をピカピカにするといった、清掃の気持ち良いところだけを堪能できます。

「ゲームの中の建物を綺麗にして何になるの」なんて思う人もいるかもしれませんが、現実の僕は高圧洗浄機なんて持ってませんし、頼まれてもないのに勝手に人の家の壁を洗浄するわけにもいきません。僕にとっての本作は、現実ではできないことを叶えてくれる夢のゲームでした!

『PowerWash Simulator』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)を対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら

《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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