【吉田輝和の絵日記】ペルソナライクなニューハードボイルドRPG『ソウルハッカーズ2』は仲間との交流が何よりアツイ! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】ペルソナライクなニューハードボイルドRPG『ソウルハッカーズ2』は仲間との交流が何よりアツイ!

序盤からフルメンバー集まるのは助かる~!

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【吉田輝和の絵日記】ペルソナライクなニューハードボイルドRPG『ソウルハッカーズ2』は仲間との交流が何よりアツイ!
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今回は、アトラスが贈る『ソウルハッカーズ2』のPlayStation 5版。本作は、人知を超えた存在であるリンゴが、アロウをはじめとしたデビルサマナーの仲間たちとともに、世界の終焉を防ぐために戦っていくニューハードボイルドRPGです。

そして、『真・女神転生デビルサマナー』から続くシリーズの最新作となります。リメイク作品を除くと、2008年に発売された『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』以来です!

実は、前作にあたる『デビルサマナー ソウルハッカーズ』は、手元にあるもののまだプレイしたことはないんです。本当は、『1』から先にプレイしたかったのですが……って、同時にプレイすれば解決じゃん!

いや、無理かな……。

サイバーパンクな美女「リンゴ」が世界の終焉を防ぐ!

今より少し先の未来、人知れず世界は崩壊の危機を迎えていた。人知を超えた存在「Aion」のリンゴとフィグは、終焉の回避に必要である人間たちの存在を知る。

ひとりは、世界的なコンピューターエンジニアである恩田一郎。もうひとりは、超常の力「悪魔」を従えるデビルサマナーのアロウだ。このふたりは間もなく死を迎える運命にあり、リンゴたちの目的はそれを防ぐことだ。

残念ながらフィグはパーティーメンバーにはならず、情報支援などのサポートをしてくれるようだ。リンゴと同時に生み出されたらしいが、フィグの方が見た目と性格にお姉さんっぽさがあるな。

フィグと手分けして保護対象のいる場所に向かうも、恩田一郎はすでに殺害されていた。急がないともうひとりの保護対象であるアロウも危ないだろう。

もっと早め早めの行動をしなきゃ駄目だよね。僕はいつも何事においてもギリギリまでやらないタイプなので、勝手に親近感を覚える。

ここからリンゴが操作できるようになった。

操作して気づいたんだけど、近未来を舞台にしてるだけあって、リンゴの服が電飾のようにピカピカと光っている。こういうところ、サイバーパンクみがあって良いね!

僕はモヒカンなんて奇抜な髪型をしているけど、着ている服はTシャツやパーカーといったシンプルなものばかりでオシャレとは程遠い。よし!僕も……!

大阪のおばちゃんじゃん。

目的の場所に着くも、すでにアロウは脳天を撃ち抜かれて息絶えていた。

もしかして世界の運命、これで終わり!?

仲魔を集めて敵の弱点をチクチク突け!

絶命したアロウだったが、リンゴの「ソウルハック」と呼ばれる術式によって無事復活を遂げる。

これからリンゴとアロウは、世界の終焉を目論む組織「ファントムソサエティ」と戦っていくことになる。

早速、敵のデビルサマナーとのバトルだ!

バトルシステムは、味方の行動が全て終わったあとに敵の行動に移るターン制になっている。

敵の弱点属性を突くのがバトルの基本だ。

全ての敵が「燃やしたら溶けそう」みたいな感じの見た目だったらありがたいんだけど、大抵の敵は見た目だけでは弱点属性はわからない。そのためにも、全属性の攻撃手段は欲しいところだ。

とりあえず、なんとなく効きそうな属性攻撃を放って弱点属性を探ってみるか~。

『真・女神転生』や『ペルソナ』といったシリーズでは、敵の弱点を突くとこちらの行動回数が増えるが、本作では弱点を突いても行動回数は増えない。その代わりにターン終了後、弱点を突いた回数と同じだけの仲魔を召喚し、敵に総攻撃を始めるサバトが発動する。

よーし、フルボッコタイムだ!

仲魔を増やすには、ダンジョン内にいる仲魔に話しかけて、悪魔を紹介してもらう必要がある。

『真・女神転生』みたいにバトル中に悪魔と交渉して仲魔にするわけじゃないんだな。

そして、紹介された後は、悪魔を仲魔にするための交渉をしなければならない。交渉で要求されるものは、お金だったりHPだったりMPだったりする。

お婆ちゃんにカツアゲされている孫みたいな気分になるが、これも大事な交渉だ。

とはいえ、守銭奴婆さんよりも、美人な悪魔に色々要求された方が、こちらとしても気持ちよく渡せるってもんだ。

で、キャバクラにハマって破産するおじさんみたいに……。

そして、『真・女神転生』や『ペルソナ』といったシリーズをプレイした人なら馴染みの要素である、2体の悪魔をかけ合わせて新しい悪魔を生み出す「悪魔合体」や、お金を払って過去に使役した仲魔を呼び出す「悪魔全書」を使って、さらに可愛い悪魔を生み出す!

……それに伴って僕の財布がどんどん軽くなっていく……もう破産寸前。

仲間専用ダンジョンに潜ればキャラの愛着がより湧く!

ふたりの仲間が加わってフルメンバーになった。

序盤からフルメンバーは助かる~~~!

新たに仲間になったサイゾーは、フリーランスのデビルサマナー。

メカクレ、ギザ歯で、全身白の衣装に身を包んでいるオシャレさんで、性格は、ロマンチストで愛嬌たっぷりなかっこつけ屋だ。

もうひとりの仲間のミレディもデビルサマナーだ。アロウとは別の組織に所属している。

って、気が強そうなヤンキーっぽいお姉さんじゃん!僕のどストライクのビジュアルだ!ただ、ミレディは派手な見た目に反して、理性的かつ合理的な性格だ。

ちなみに、サイゾーもミレディも一度死亡しており、アロウと同じようにソウルハックで復活している。

本作には、通常のダンジョンのほかに、ソウル・マトリクスと呼ばれるダンジョンが登場する。

ソウル・マトリクスは、キャラクターの精神状態を再現した空間が広がっており、深く探索すればするほど、仲間たちの過去や内面を知ることができる。いってしまえば、キャラクターごとに用意されたサブストーリーの要素だ。

だが、深層に行くには一定以上のソウルレベルが必要になってくる。

相手に添った選択肢を選ぶことによって、該当キャラクターとの絆が深まり、ソウルレベルが上昇する。

僕は4人のメンバーの中でミレディが一番お気に入りなので、気がつけば彼女のソウルレベルだけがどんどん上がっていく。

さらにミレディのソウルレベルをじゃんじゃん上げるぜ!って言いたいところだけど、ゲームを進めるとリンゴやアロウ、サイゾーに対して愛着を感じ始める。

これは全員分のサブストーリーを進めるために均等に上げなくては!

また、新参道にあるBarヘイズルーンでは、仲間同士で酒を酌み交わして会話するパーソナルイベントが発生し、こちらでも仲間のソウルレベルを上げられる。

お酒の席でしか聞けない会話っていいよね……。

各仲間のソウルレベルが一定以上になると、ステータス強化や経験値ボーナスなどの効果があるサマナースキルを習得できる。

絆も深められて能力も強化できて、こりゃ一石二鳥だな!

そうそう、キャラクターの魅力は、ストーリーだけではなくバトルでも描かれている。バトル中、選んだスキルによって「それでいいのかぁ?」や「それは賭けかも…」、「効くかわからないぞ」など、キャラクター同士の会話が発生するのだ。

必ずしも攻略の面で参考になるわけではないが、こういった要素は個人的に嬉しいね!

水着DLC買っちゃいました……ただ不満点もあり

本作には、悪魔やシナリオ、衣装などを追加するDLCが配信されている。普段、衣装などの見た目が変わるだけのDLCは買わないんだけど……ミレディの虜となった今、ついうっかり水着衣装のDLCを購入してしまった。

うん、うっかりうっかり。ニチャァァ……。

ただ、残念なことに衣装の変更はバトルの時しか反映されない。通常時ではデフォルト衣装のままだ。

うーん、きっとリンゴたちはバトルが始まるとササっと水着に着替えるんだろう。

って、着替えRTA記録保持者か!?


難易度は、イージー・ノーマル・ハードの中のノーマルを選択。詰まることなく35時間くらいでクリアできました。ソウル・マトリクス以外にもおつかい的なサブクエストが用意されていますが、僕はそこまでやり込みませんでした。すべての要素をプレイすればもう少し時間がかかると思います。

普段買わない衣装DLCを買うくらいキャラクターに魅力を感じました。ただ、リンゴ以外のキャラクターを操作するパートでの操作性が悪かったり、ダンジョンが広すぎるうえギミックも多いため、探索に時間がかかったりと、ゲームの部分ではいくつかの不満がありました。良くも悪くも古典的なJRPGという印象を受けましたね。

これまでのシリーズに比べて『ペルソナ』シリーズのようなライトな雰囲気が強かったです。難易度の面も含め、シリーズ未プレイの人でもとっつきやすくなっていると思います。

『ソウルハッカーズ2』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら


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¥7,300
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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