お絵かきAIで“神絵師級”の美少女を召喚─「元素法典」と呼ばれる魔導書が話題に | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

お絵かきAIで“神絵師級”の美少女を召喚─「元素法典」と呼ばれる魔導書が話題に

PDFファイルで125MBもある巨大“魔導書”です。

ゲーム文化 その他
お絵かきAIで“神絵師級”の美少女を召喚─「元素法典」と呼ばれる魔導書が話題に
  • お絵かきAIで“神絵師級”の美少女を召喚─「元素法典」と呼ばれる魔導書が話題に

この数カ月、イラスト生成AIはクオリティ高い生成結果への驚きと称賛、一方で学習元となるイラスト類の無断使用や今後の権利関係・法整備を巡る議論などが、SNSを賑わせない日はありません。

イメージしたイラストを生成させるためのキーワード入力を「詠唱」「呪文」と表現する界隈もあり、“神絵師級”の画像生成が可能な「呪文」の組み合わせを指南する“魔導書”「元素法典」がSNSを中心に話題となり、注目を集めています。

中国語圏で生まれた「元素法典」はPDFファイルでネット上に公開されており、Game*Sparkの過去記事でも触れた「NovelAI」に「元素法典」の記述通りキーワードを入力した場合、陰影のつけ方、背景の書き込み度合、指先など細かにパーツの描写などに影響するようで、「元素法典」の有・無しの比較画像をSNS投稿しているユーザーも。「呪文」の傾向としては特定の要素を描かせない、意図した画風に近づけるための効果を固定するといった方向性とのこと。

また、同じくイラスト生成AIの「StableDiffusion」向けに「より美しくたわわなバストの生成」に特化した美・巨乳呪文を、数カ月単位で研究し錬成に励む新たな“学閥”も生まれており、今後「NovelAI」対応の呪文も研究してくれるのでは、と期待が向けられています。すでに有志による「元素法典」の日本語版をまとめる“学会”の噂もあり、当分この盛り上がりは続きそうです。

イラスト生成AIはSNSへの登場からあまりにも短期間で話題性・注目度ともに非常に高まり、AIの学習元がイラスト無断転載サイトであったり、AIの描いた絵の権利はどこにあるのか?など、付随する様々な議論の着地点はまだまだこれから。「元素法典」を使用したら魔女狩り…とはならぬよう、新たな技術を規制で“殺さない”環境整備もあわせて望まれます。




Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)
¥5,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《稲川ゆき》

プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】

    『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】

  2. 2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

    2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

  3. “元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内

    “元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内

  4. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

  5. 公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲

  6. 「League The k4sen」「すまないねぇ」「なんだこいつ…」などが最終候補に―「日本eスポーツアワード」流行語大賞2025最終候補が発表

  7. 第一次世界大戦サバイバルホラー『CONSCRIPT』無料大型アプデ「Director's Cut」配信!

  8. “DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功

  9. Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

  10. 「銃口からチャーハン」「関西でだけゲームが動かない」「一定時間動かすと必ずフリーズ」…ゲーム開発者が遭遇した"最強のバグ"はいったい何か?

アクセスランキングをもっと見る

page top