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“DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功

本プロジェクトへの挑戦者を現在も募集中です。

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“DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功
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  • “DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功

医療機器パルスオキシメーターで、名作バイオレンスシューター『DOOM』の画面表示に成功した人物が現れました。『DOOM』はこれまで、ゲーム機やPCの枠を飛び越し、ATMや関数電卓など家電製品や日用品にファンの手により移植されてきています。


◆医療機器に『DOOM』を表示させた猛者登場

「『DOOM』が移植されていないハードはない」と言われてきたこのゲーム。今回、指先をクリップで挟み、脈拍数と血中酸素飽和度を測定する小さなパルスオキシメーターに、『DOOM』移植を試みたのはStefan Gloor氏です。

同氏はスイス・チューリッヒ工科大学で電気工学の修士号を取得し、組込ソフトウェア開発者として働いています。

「ノートPCのUSBポート&キーボードの交換修理」「VoIP電話に任意のソフトをインストールするためのハッキング」「Linux PPPを使用したWindows 95のインターネットアクセス」など、興味と専門性を活かした数々の“実験”結果を、失敗や反省点も含めて個人サイト「stefan-gloor.ch」で公開し、GitHubで情報を共有しています。

今回の『DOOM』移植プロジェクトもあくまで、100ドル未満で買えるドイツ製(を名乗る)パルスオキシメーター「Beurer PO 80」のハッキングが主な目的です。

「Beurer PO 80」は、本体に患者の過去データをPCにダウンロードするためUSBポートがついています。また使われているソフトウェアが無料の脈拍などを監視する「SpO2 Assistant」と互換性を持つ点などを利用し、Gloorさんはまずソフト部分を解析。そしてディスプレイへのアクセスに関わるコードを特定し、本体上での『DOOM』画面の表示に成功しました。

詳細は技術的な話を含むためここでは割愛しますが、興味のある方はぜひ経緯全文が記載された「stefan-gloor.ch」を覗いてみてください。

なお、本プロジェクトはまだ実際のゲームプレイには至っていません。あくまで『DOOM』の画像データを表示したところで終わっています。

Gloor氏は「『DOOM』を動作させることはおそらく可能。将来的にこのプロジェクトを再開はあり得るけれど、今はほかのことに集中したい」とし、「本チャレンジに参加したい方はぜひご連絡ください」と呼びかけています。


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ライター:稲川ゆき,編集:八羽汰わちは


ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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