『ハーヴェステラ』の冒険世界は神奈川の奥地にあった?本物のハンターから冒険の心得を得よう! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『ハーヴェステラ』の冒険世界は神奈川の奥地にあった?本物のハンターから冒険の心得を得よう!

テレワークだからといって田舎に引っ越しても、冒険の旅には簡単に行けません。「生活」と「交流」の極意を学んだとしても、このままでは恐ろしいモンスターが徘徊する『ハーヴェステラ』の世界では生きていけない......!

家庭用ゲーム Nintendo Switch
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『ハーヴェステラ』2ndトレーラー

見知らぬ土地で糧を得る「生活」と、そこで暮らす人々との「交流」の極意を学んだ私達は悩んでいました。

何かが足りないのではないか……と。

私達はこれまで、「生活」「交流」「冒険」を柱とした生活シミュレーション『ハーヴェステラ』の世界で生きるために必要なことを学んできました。みのりファームでは「生活」に必要な農作業の知識を、日本コミュニケーション能力認定協会では「交流」に必要なコミュニケーションの知識を身に付け、いつでも『ハーヴェステラ』の世界に行ける準備をしていました。

しかし、ニンテンドースイッチ版の発売日となる11月4日を迎えた今、何か足りない焦燥感が襲ってきます(Steam版は2022年11月5日に発売)。『ハーヴェステラ』にとって大事な要素、そう、「冒険」の心構えができていないではありませんか!

テレワークだからといって田舎に引っ越しても、冒険の旅には簡単に行けません。「生活」と「交流」の極意を学んだとしても、このままでは恐ろしいモンスターが徘徊する『ハーヴェステラ』の世界では生きていけない......!

ならば今回もプロの力に頼りましょう。神奈川でハンター(狩人)という冒険の世界を生きる、「Japan Hunter Girls」というプロの力を。

現実世界のモンスターである野生の獣と何度もエンカウントして戦ってきたハンターなら、きっと『ハーヴェステラ』の冒険でも役立つ知識を持っているはず!

『ハーヴェステラ』公式サイト

狩りと言う名の冒険を求めて神奈川へ

──このたびはお世話になります。『ハーヴェステラ』の発売日を迎えたのに、モンスターがウロウロする世界でどうやって冒険していけばいいのか知識が足りません!助けてください!その前に、まずは「Japan Hunter Girls」さんの自己紹介からお願いします。

一般社団法人 Japan Hunter Girls代表 田坂恵理子さん

田坂恵理子さん(以下田坂):「Japan Hunter Girls」で代表をしております田坂です。狩猟歴としては7年ほどです。鉄砲を持ちはじめて7年なのですが、山に入るという意味では8年くらいになります。狩猟では「犬持ち」と呼ばれる勢子(せこ)を担当しています。ワンちゃん……猟犬を連れて一緒に入るという役割です。

「Japan Hunter Girls」という会社をはじめたのは2年ほど前です。高齢化で猟師そのものが減っており、なんとか女性の力で盛り上げていけたらと考えたのがきっかけです。本日はよろしくお願いします。

同理事 脇島里江さん

脇島里江さん(以下脇島):理事と広報をしております脇島です。狩猟歴は7年目に入ります。はじめは知り合いも居ない中、自分でハンターになりたいなとネットなどで調べていました。そもそものきっかけは、採取して食べるということが好きだったからです。野草集めや釣りですね。そして資格を取れればハンターになれることを知って入ってみたというところです。

銃をとって猟友会に入ったのは良かったのですが、その地域ではそれほど大きな被害も起こる場所ではありませんでしたので、実際に猟を行える機会自体がほとんどありませんでした。もっと実践的なことをしたいと相談をしたところ、様々な人につなげていただけたという流れがありました。なので、実際の狩猟歴は4年ほどになると思います。

はじめは空気銃を使って「鳥撃ち」をやっていました。狩猟とひとことに言ってもスタイルや方法、役割は様々なものがありますから、現在もとにかく勉強中です。

獲って捌いて自分で食べてみたいという目的ではじめる方が女性には多いのですが、必要な部位以外は埋めてしまうなど、毎回全てを活用できる訳ではありません。また「駆除」として猟をしなければならない場合も同様で、人間の都合で行っていることでもありますから、できるだけ有効活用したいという思いがありました。

そこで肉や皮などを得て、しっかりと外に出す上で法人化は必要だろうと考え「Japan Hunter Girls」を立ち上げたという流れがあります。女性が参画すれば盛り上げにもなるということで、体験ツアーなどのイベントを起こして人を呼び込みながら利活用を進めよう、という理念で活動しています。

──早速ですが、まずは『ハーヴェステラ』の映像を御覧ください。

田坂:倒したら食べられるんですか?

脇島:食べるんですか!? 素材が取れるってことじゃない?……こうして見ると農業は素朴なやり方みたいですね。

──色々な素材は出かけていって取ることになります。装備は「買う」というシステムではなく、素材を使って強化をしていくことになります。

──『ハーヴェステラ』には「死季」と呼ばれる、作物などが育たない時期もあります。

田坂:じゃあ今、ここのイノシシは死季ですね。

脇島:ちょっと疫病でね、みたいな。

田坂:野生動物は、弱い個体が出てくると病気が広まっていきます。自分たちに影響が出てしまうので、生き残った強い個体を中心にしてまた次の世代へと続いていく、というのが江戸時代頃から分かってきたそうです。いまはその時期なんです。

脇島:イノシシの死季の謎を突き止めないとね。

田坂:(笑)

──動画を見て、いかがでしたか。

田坂:率直にまず映像がキレイだし、昔遊んだゲームとくらべて様々な部分が細かい表現になっているのは驚きますよね。いろんなところに出かけていって、いろんな狩りをしているのを見て、私もあんなに大きいのを倒してみたいなとか……

脇島:やっぱりそっち行っちゃうんだ(笑)。

田坂:どれだけ大きいの獲れた!?とかね(笑)。

──やっぱりそういう願望はあるものなんですか?

田坂:そうですね。狩りにこだわりのある人なら特に個体の大きさがどうだったかとか、話になることはあります。こんな大きさのを獲ってみたい!!ってね。

──大きいのを狙うなら、まずは遠くから狙うんでしょうか?

田坂:イノシシに関しては5メートル、10メートル、という近い距離になります。基本的にはこちらに向かってくるので、それを止めるという動きになります。私の役割である勢子では獲物を探しながら歩き回っているので、見つけたイノシシに近づいていくことが多くなります。なので、イノシシが突っ込んでくることがあるんですね。

そして、脇島が担当するようなタツマ(立間ともいう)という、鉄砲を持ち立って待つ役割の人が、逃げて移動するイノシシを狙って撃ちます。タツマの人は射撃の技術が必要ですね。

脇島:急いで走ってる自転車くらいのスピードは出してくるので、当てるのは難しいですね。

田坂:状況は様々なので、できれば斜面を登って逃げてもらえたら撃ちやすいです。

脇島:ゲームでも立つ場所を考えて戦わないとね(笑)。

田坂:攻める方向を考えましょう!

脇島:味方が居る方向は撃っちゃダメ、みたいな。

──『ハーヴェステラ』の戦闘では、強力な突撃といった形で、敵も方向や場所を狙った攻撃を仕掛けてきます。ですので、うまく場所を確保できれば自分も味方もダメージを受けずに済むということも狙えますよ。

脇島:私は昔……ファミコンの時代ですが『ファイナルファンタジー』などで遊んだことがあります。その頃と比較するには時代が違いすぎるかもしれませんが、やはりとても進化しているなと感じます。

死季は私達の世界で考えると、当然存在する自然現象に思えるので、普通なら災害などを根本から無くそうとまでは考えません。『ハーヴェステラ』の世界の人々は、死季に対して何らかの原因があると考えていて、そこに対して挑んでいこうとしているように見えるので、ストーリーとしてはそこが興味深いと思いました。

──最近はそれほどゲームはされないですか?

脇島:そうですね……ニンテンドースイッチでゆっくり遊べるようなものならといった感じです。

田坂:息子たちは『マインクラフト』とか……友達と一緒に銃を持って戦争っぽいことをやるゲームにハマってますね。私はほとんどやらないです、そういうのは。

脇島:お母さんはその間、山にいるからね(笑)。

──ご家庭でも狩ってきた食材を食べられることが多いんですか?

田坂:どうしても人に出すというわけにはいかない食材も出てしまいますし。端っこの方でボロボロになってしまうお肉だとか……。ブロックとしては取り出しにくい部分だとかは、カレーにして突っ込んでしまったりとか。ミンチにしてみたりとか。

実際に狩りをした鹿の肉

──ご自宅へ持って帰る時は、そうした食材にしてからでしょうか?

脇島:いわゆるブロック肉にしてからですね。細かいトリミングは自宅で後でやろうって感じです。

田坂:解体の練習はする必要があるので、そのまま持って帰ることはありますよ。マンションのキッチンにドーン!と置いて。まだ子供が小さい頃はマンションに住んでたので、朝からお母さんがイノシシの頭を切ってベランダに置いてる!!みたいな(笑)。

脇島:さすがに大きな個体はそういう訳にはいきませんが、鳥などの小さい動物はそのまま持って帰って、羽をむしってる様なんかが見られたり(笑)。外でやってもいいんですが、羽は飛び散るのでキッチンでやります。霧吹きで濡らしてからやるとまとまりやすいですよ。

田坂:あっ! なるほど……!! 羽毛がパッパッと飛んじゃうんで、あまりやらなかったんですよね。たくさん手についちゃって。

──『ハーヴェステラ』でも、その場で肉を落とすモンスターも居ますので……

田坂:あ~! 食べられる!!(笑)。

──狩猟を実際に行うようになってみて、その前と後で食材に対する考え方は変わりましたか?

田坂:なるべく残さないと思うようになりました。自分で獲ったお肉だと、どんなお肉でも美味しく食べられるんだなと。それまではスーパーで買ってきたお肉を見ても、ちょっと脂っこいからここはいらないなと考えたり。今は運動量が多いから食べられちゃうのかもしれませんけど(笑)。

脇島:私はそれほど大きな変化はありませんでした。畜産にしろ何にしろ、誰かが動物を殺して、それを処理してくれた上で食べられるようにしてくれている訳ですので、狩猟を経験したことで、私はそれを実感できるようになったのは貴重な体験だと感じています。

だからといって、畜産やジビエを否定したり比較したりというつもりもないです。どちらも、食材としてあるのであれば、きちんと美味しく、感謝して食べればいいと思います。

──食材とは別に、皮などはどう活用するのでしょうか?

田坂:皮は業者さんに出しています。

脇島:そこでは、革製品を作るところへ卸しているみたいですね。素材といっても野生動物ですので個体差が大きく、なかなか全部を買い取っていただくのはまだ難しいです。

田坂:キズモノで余っている皮であれば、なめしをやってみたい人や体験で使いたい方などに差し上げたり。

脇島:製品に活用するには難しい端材などは、狩猟ツアーの中でクラフト体験としてコインケースを作ってみたりといった形で使っています。手縫いやボタンで作る素朴なものです。

田坂:イノシシの革を使おうとなさっている方がいますね。なかなか扱っている業者がいないみたいですが。

脇島:よくある普及した革に比べて薄いみたいです。イノシシは毛穴も大きめなので、通気性が良いとのことで活用法を探っているみたいですよ。

田坂:あとは見た目の問題で…… オーストリッチの革なんかは今でこそ、あの形が有名になって製品でも受け入れられてきてますけど、イノシシのはポツポツでちょっと気持ち悪いなんて言われたり(笑)。

──イノシシを狩る話に戻りますが、イノシシはこちらに向かってくるとのことでした。ゲームでもモンスターは人間をみたら襲ってきますが、なぜイノシシはそうした行動を取るのでしょうか。

田坂:シチュエーションによります。基本的には逃げようとしますが、(イノシシにとって)逃げられないという距離があるようです。その距離に入っていたら襲い、そうでなければ逃げるという判断をするみたいですね。

また遠目に気づいている時、対象(ハンター)がイノシシに向かってくるようであれば向かっていき、離れていくようであれば逃げるという判断もするようです。人間と違ってその判断は瞬間的です。なので、私たちがやってやるぞ!!という感じだと向かってきます(笑

──ゲームのように襲ってくるタイプの動物に出会ったことはありますか。

田坂:罠にかかってしまった動物はありえますね。その状態だと必死なので、罠にかかった動物にとどめを刺そうとすると、シカであっても襲おうとしてきます。罠につながっているので行動範囲は限られますが、その角で戦おうというくらいには反応してきますよ。

──さすがにクマはいないですよね?ゲームで言えばボスモンスター級ですが......。

脇島:もっともっと上の方には……

──あっ、居るんですね……

田坂:棲んでは居ないですが、通り道になってるみたいです。

脇島:それが発見されてキャー!!となって、気をつけましょうみたいなアナウンスはされるんですけども、その頃にはもう居ない(笑)。

田坂:大きな動物はクマ、カモシカ、シカ、イノシシくらいですかね。

脇島:クマとカモシカは狩猟はできませんので、大型獣となるとこの神奈川ではそれくらいでしょうか。小型だと、鳥、タヌキですかね。たまにテン(貂)が走っていますよ。 あとは、このあたりにはいませんがキツネだとか。

大きい鳥だとヤマドリがいます。山に鳥でそのままですけど、キジのメスを赤くしたような見た目のちょっと大きい鳥です。畑の方であれば、キジ、キジバト、カモ……小鳥類ではあまりないですかね。ヒヨドリくらいかな……。あとはムクドリ、スズメ……そんなものですかね。

──これまでの活動で危険だった場面はありますか。

田坂:イノシシに切られたことがあります。100kg近くまで育ったイノシシは牙も大きくなります。ある狩猟で連れていた犬が何匹かやられてしまって、私も頭に血がのぼってイノシシに向かっていってしまったんですよね。

イノシシは動脈を切ろうと狙ってくるんですよ。私としてはジャンプして跳び越えたつもりだったんですけど、全然跳べてなかったみたいで(笑 そのまま足の根元を切られてしまったことがあります。

半矢(弾や矢などを受けても致死状態とならなかったこと)となってしまうと、イノシシなどはむしろ凶暴化してしまいます。住宅地に出てきてしまうイノシシなどは、罠から逃れた後や、追跡から逃れた後だったり、荒れてしまっています。そういうイノシシが事件を起こしてしまうんですね。

脇島:「バーサク状態」ってヤツですね。

田坂:あとは何回か遭難しかけたくらいですかね……。カモシカを犬と追っていたらいつのまにか、登るのも下りるのも難しい崖っぽいところにハマってしまって。ロープ部隊が来てくれて無事下りられました。その時は県のお仕事でしたので近くで複数の人達が把握はしていたことで、遭難という程ではありませんでしたが。

──知らないことばかりでした。実際の狩猟経験がゲームで役立つんじゃないか、なんてことはあるでしょうか。

田坂:ゲームっていう捉え方なら、レベルアップですかね。初心者の猟師はどうしても、ちょっと弱った個体や、同じ動物でもボーッとした子じゃないと獲れなかったりするんです。ゲームもレベルアップしないと強いのを倒せないですよね。猟師もスキルが身につかないといいものは獲れないですね。

絶対にこのデカいやつを獲るぞ!!と思っても、足跡を見る技術とか、対象がいつもどんな行動をしているかの見極めといったものが必要になります。

脇島:最初の装備から段々と良くなっていきますし、これもゲームっぽいでしょうか。あとは、この山を覚えたら今度は違う山にも行ってみたい、いわば攻略してみたいというのはあります。

田坂:次の街みたいな(笑)。

脇島:例えば山の中で出会う動物が痩せ細っていたり、病気になっていた時に、どんな原因・変化があったのかといった洞察も必要になります。そういった意味で、田坂はいま林業も手掛けています。『ハーヴェステラ』で死季の原因を探るという部分に繋がるかもしれません。

田坂:猟師として獲るだけではないですし。長く狩猟を行えるようにするには、野生動物にとって良い環境で育ってもらう必要がありますので。

女性だからなのかもしれませんが、獲った素材でナイフの鞘を作ってみたり、持ち手を作ってみたり、活用する場面は多いですから「クラフト」にも通じますね。

本作では食材を使って料理を作ったり、素材を組み合わせて便利なアイテムを作ったりできる。

──最後になりますが、「Japan Hunter Girls」としての今後の展望をお聞かせください。

脇島:ハンター育成を続けながら、捕獲した動物の100パーセント利活用を目指し、山の保全を視野に林業も含めトータル的な活動ができればと思います。

田坂:新しい猟師さんが育っていただくのも大事なテーマですが、会社としては南足柄の地域おこしに向けて狩猟での副産物が役立つように、そして関係する人たちが増えていくように事業を大きくしていきたいと思います。

──様々教えていただき、ありがとうございました!

『ハーヴェステラ』公式サイト

実際に山で冒険(狩り)を体験!

田坂さんと脇島さんに案内され、我々は南足柄のダンジョン(山)へと向かいます。武器などの装備を整え、いざ冒険の世界へ!

……とは言え、狩りの時期ではないため、実際に狩りを体験することはできません。今回はお二人に普段の狩りの方法などを伺いながらダンジョン(山)を進んで行くことに。

獣道を登って行き、草がないところを進んでいきます。そうするとなだらかで少し広い場所があり、シカが寝ていることがあるのだそう。狩りの際、田坂さんは勢子として犬と一緒にそうした場所を寄り道しながら歩き、寝てる獲物を起こしたり、追いかけたりするのだそうです。

獲物が逃げれば配置しているタツマへ勢子が無線で知らせて撃ってもらい、縮こまっていれば犬に任せるなど、配置決めが重要になってくるとのこと。

このダンジョンには「カキドオシ」というハーブが生えていることもあるのでよく見ながら歩いて行きます。カキドオシはお茶として飲むこともでき、花の時期が一番薬効が高いと言われています。

──実際の冒険(狩り)でも『ハーヴェステラ』のような剣は役にたちますか?

田坂:役に立たないってことはないと思いますよ。こういったレプリカでも重さがあればトドメとして(獲物の)頭を叩けますからね。

──実際の狩りで叩く場合は普段何を使うんでしょうか?

田坂:鉄パイプですね(笑)。 刺す場合は動脈をしっかり狙いますし、このナイフくらいの長さがないと役立てられないですね。ナイフは日本刀のような素材ではなくステンレスなので、手入れも楽ですし頑丈で使いやすいですよ。錆びないですし、荒く使うにはこちらの方がいいと思います。

田坂さんと脇島さんのおかげで「生活」と「交流」だけでは足りなかった「冒険」もしっかりと学ぶことができました。今回学んだことを『ハーヴェステラ』でも活かして行こうと思います!


『ハーヴェステラ』の冒険では役割を見極めて適切な狩りをしよう!!

『ハーヴェステラ』では、ジョブを切り替えながらフィールドを踏破していきます。ファイター、メイジなど、出現する敵に応じて役割と配置を決めていきましょう。ハンターとしてのチームワークを教わった私達ならば問題ないはず!!

クールタイムはありますが、フィールドを進む中でジョブは何度でも、そして戦闘中でも変更できます。ジョブにはスキルボードが存在し、探索・戦闘を重ねることでスキルを取得できるようになります。キャラクターの強化だけではなく、遭遇する敵がどんな弱点を持っているのか、どんな攻撃を仕掛けてくるのかといったプレイヤーの知識も重要です。

フィールドの探索と戦闘はシームレスに遷移します。時には距離を取って通り過ぎてしまうのも正しい判断かもしれません。食事によってスタミナが確保されていれば、ダッシュや回避を使って、敵の攻撃をうまく無効化することもできます。

ボスは強敵ですが、しっかりと弱点を見極めてダメージを与えれば、ブレイクゲージを貯めて大打撃のチャンスが生まれます。また、ボスの持つ強力な必殺技も、一定時間のうちに高いダメージを与えられれば中断させることも可能です。味方の位置を考慮し、ボスの攻撃タイミングを見極めて技を決め、被害を最小限に抑える戦略性が求められます。

畑やフィールドで採取し料理を作っておけば、素材のまま食べるよりも高い回復効果を見込めます。冒険で得られたものは、また次の冒険のために活用できるという訳ですね。戦闘中の食事による回復はすぐに連続して行えるわけではありませんので、ハンターとして、無駄なく使っていきましょう!!

進むか退くか、冒険は常に決断だ

かなり進んだはずだが次のポイントは見えない。道も入り組んできて、時間がなければ悩みどころだ

フィールドには「転送モノライト」という休憩ポイントがあります。ここではセーブをしたり、同じフィールド内であればワープ地点としても機能します。更に、一方通行ではありますが自宅へ一気に戻ることも可能です。

『ハーヴェステラ』での生活は時間との勝負でもあります。真夜中まで冒険を続けていると、疲れて能力が下がっていき、しまいにはその場で倒れてしまうことになるのです。入り組んだ地形を進む中で、次の転送モノライトを見つけるまで意を決して進めるか、一旦引き返して体勢を整えるのか、冒険には冷静な決断が必要です。

冒険の中では、共に進む仲間と普段とは異なるコミュニケーションも取れます。普段の生活でも、いつもの交流でも見られない側面に必要なものこそ冒険という訳ですね。いざという時のために、とっておきの料理を作っておきましょう!!

こうして私達は、生活のプロ交流のプロ、そして冒険のプロから極意を授かりました。これでいつでも『ハーヴェステラ』の世界へ旅立てます。皆さんの教えを胸に刻み、最高のファンタジーライフを謳歌してみせます……!!

『ハーヴェステラ』公式サイト

<<製品情報>>

  • タイトル:『ハーヴェステラ』

  • プラットフォーム:ニンテンドースイッチ/ PC(Steam)

  • 発売予定日:11月4日(Steam版は11月5日発売予定)

  • 価格:7,680円(税込)

  • 公式サイト:https://www.jp.square-enix.com/harvestella/

・「Japan Hunter Girls」公式サイト:https://www.jhg.or.jp/

《Trasque》

一般会社員 Trasque

会社員兼業ライターだけどもうすぐ無職になりそう

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