Game*Sparkライターと編集部が過去に取り上げた作品からピックアップし、今冬のセールでオススメのゲームを紹介していく「Steamセールのマストバイ」。今回は、2022年6月11日にリリースされたシミュレーションRPG『Symphony of War: The Nephilim Saga』をご紹介します。
本作は過去に爆速プレイレポでもご紹介したことのあるシミュレーションRPG。興味のある方は本稿に加えて、以下の記事もチェックしてみてください。
開発を手がけるDancing Dragon Gamesは、スチームパンクRPG『Skyborn』などで知られるデベロッパー。本作は『ファイアーエムブレム』や『伝説のオウガバトル』など、日本の作品に影響を受けて制作された作品です。
ゲームはオーソドックスなターン制シミュレーションで、ユニットが個人ではなく部隊単位なのが大きな特徴。キャラクターの育成と組み合わせで、ユニットをバランス型にするか特化型にするかなど、プレイヤーの戦略に合わせて自由に編成可能で、50種類を超えるクラスや種族が用意されています。
戦闘では地形効果や高低差を考慮した戦略を立てる必要があるだけでなく、マップ内に用意されたチャレンジや建物の制圧などの要素も。戦闘結果によって得られるポイントで部隊を強化したり、新たなクラスを獲得したりと、遊べば遊ぶほど戦略の自由度が広がっていくのも魅力です。
コンパクトにまとまっているUIやテンポのいい戦闘など、ゲームとして非常に遊びやすいのも好印象。固有キャラクター同士のかけあいも用意され、さまざまなドラマを楽しめます。また、3種類の難易度やパーマデスシステムなども選択できるので、プレイヤー好みの設定でカジュアルにも本格的にも遊べます。
本作で何よりおすすめしたいポイントは、何と言ってもユニット編成の面白さです。コンセプトを考えてユニットに編成するクラスや装備品を考えたり、経験を積んでリーダー格として成長した一般キャラクターに思いを馳せたりと、編成画面を見ているだけでも時間が溶けていきます。
『ファイアーエムブレム』に影響を受けた作品はSteamでも少なくないのですが、本作はそこに『伝説のオウガバトル』を組み合わせた上で理想的な完成度に達している作品だと思います。現時点で日本語はありませんが、それでも多くの人に遊んでほしい一作です。
ちなみに同デベロッパーのゲームはすべて共通した大陸「Tahnra」で語られる物語で、本作はシミュレーションRPGでの新シリーズ第1作として描かれています。今後のシリーズ展開も非常に楽しみです。
『Symphony of War: The Nephilim Saga』は通常価格2,050円のところ、Steamウィンターセール期間中は30%オフの1,435円で販売中です。
￥18,838
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください