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SFRTSとスペースコンバットシムのハイブリッド『Space Reign』体験版プレイレポ―宇宙艦隊司令兼エースパイロットに!【Steam NEXTフェス】

本日ご紹介するのはPropulsive Gamesの『Space Reign』。プレイヤー自身がユニットを操縦できるSFRTSです。

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SFRTSとスペースコンバットシムのハイブリッド『Space Reign』体験版プレイレポ―宇宙艦隊司令兼エースパイロットに!【Steam NEXTフェス】
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Valveは、ゲームプラットフォームSteamにて2月6日から2月13日まで「NEXTフェス」を開催中です。イベント期間中は、今後登場するゲームの体験版の配信や開発者によるライブストリーミングが楽しめます。

しかし、配信される体験版が数百を超えるこのイベント、一週間という期間ではとても遊びきれるものではありません。そこで、Game*Sparkではイベントで体験版を配信中の作品から気になるものをピックアップして紹介します。

今回は、Propulsive Gamesが開発を手掛けるSFRTS『Space Reign』体験版のプレイレポートをお届けします。

『Space Reign』とは

本作は人類の宇宙進出を機に成長を遂げたAIを柱とする超巨大企業と、地球圏に残る人々の対立が深まりつつある近未来の世界を舞台にしたSFRTSです。

自勢力のために各地のセクターを支配しつつ、どんどん支配域を拡張していきましょう。

本作の一番の特徴、それはユニットをプレイヤー自身が直接操縦することが可能なところです。随伴機として飛行させていた戦闘機を操縦して、しつこい敵を軽く追い払いましょう。

戦闘機であれ艦船であれ、様々な武装に換装することが可能です。戦闘機なら対小型機用の機銃や対大型船用のレールガンを、艦船なら機銃や対艦用の艦砲をといった具合なので、ここは自分が得意とする戦術に合致したものを選びたいところです。

ある時は勇猛果敢な宇宙艦隊司令、またある時は高名世に轟くエースパイロット。それは他ならぬあなたのことなのです!

艦隊出動!まずは宇宙海賊を撃滅だ!

宇宙モノといえばやはり宇宙戦艦と言いたいところですが、スタート時点では所持金はカツカツ。辛うじて小型偵察機か中型戦闘機が買える程度です。ここは軽くカスタマイズするぐらいで我慢しましょう。

ゲームを開始すると、いきなりコクピット内からとなります。「これってSFRTSなのでは?」と思われるかもしれませんが、なんと本作ではユニットを自らの手で操作することができるのです。いわばSFRTSとスペースコンバットシムのハイブリッドというわけですね。

直接操縦時のキーマッピングはこのような感じとなっています。スペースコンバットシムでは一般的な操縦法ですね。現バージョンでは操作のリマッピングや感度設定などは未実装、加えてフライトスティックやコントローラーでの操作もマウスでの操作時に似た独特の操作感となっているので少々慣れが必要かと思います。

各セクターには敵勢力の中継基地などがあります。これらを占領をした上で索敵掃討などの依頼をクリアし、影響力を100%にすることでセクターを征服でき晴れて攻略完了となります。一気に進めなくても、全滅しない限り途中で撤退しても影響力に変化はありませんからご安心を。

MAPは意外と広いですから通常航行では時間がかかります。直接操縦時にはファストトラベルモードを適宜使用することをお忘れなく。移動時はRTSモードを使用するのも手軽で有効だと思います。

戦闘機隊がピンチ!使い捨てにするには少々高価なのですが、気がついたら墜ちていたりします。

本作は自動で回復するようなシールドは存在しません。MAP内のステーションで燃料や弾薬などは補給できるとは言え、連戦ともなればダメージは着実に積み重なってきます。

現段階では艦船の自動修理や修理などの支援機能などはありませんから、MAP内に存在するナビ衛星周辺に自艦隊を集結させた上でのセクターからの離脱が、現時点での損傷機体を修理する唯一の手段となっています。この時、衛星から一定範囲内にいない船は置き去りにされてロストしてしまうので要注意です。今後、こうしたドック船や補給艦といった支援艦艇の実装も楽しみですね。

本作のようなプレイヤーが直接操作できるRTSですが、筆者個人としては大好きです。『Men of War』とかがその代表例ですね。本作を一言で言えば、SFRTSの金字塔『Homeworld』に手動操作の要素を取り入れたといったところでしょうか。

現段階では体験版ということもあり、実装されているのは戦闘機類とフリゲート、合わせて数種と比較的少なめです。カスタマイズ要素があるとはいえ、せめて戦艦同士の派手な打ち合いぐらいは見てみたいのですが、もう少し先のことになるでしょうね。

占領命令を出したところ、旗艦がスタックしました。
そして始まる押しくら饅頭大会。いいから押すな押すな。

加えて、AIの経路探索の問題によるスタックやロード中のフリーズなど、気になる点もいくつかありました。今後のアップデートでの修正と改良に期待したいところです。

砲撃音やダメージ表現などはシンプルながら個人的にはGoodな印象です。加えて、エンジン破壊などの部位破壊要素も注目点だと思います。ただし、UIやRTSとしての操作性はまだまだ改良の余地があるように思われます。複数ユニットの選択や交戦禁止や交戦自由といった戦術の一括変更、特定ポイントへの集結といった操作は特にできるようになってほしい機能かと思います。あとは艦隊の陣形操作とかも欲しい機能ですね、主に見栄えとロマン面においてですが。

SF好きの端くれとして注目したい本作、今後の展開に大いに注目したいところです。

『Space Reign』はSteamにて現在体験版を配信中。発売日は後日発表予定です。


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《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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