迷わず選べる「ゲーミングノート入門機」。MSIの薄型軽量モデル「Thin GF63 12Vシリーズ」で『ライザのアトリエ3』『Apex Legends』を体験 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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迷わず選べる「ゲーミングノート入門機」。MSIの薄型軽量モデル「Thin GF63 12Vシリーズ」で『ライザのアトリエ3』『Apex Legends』を体験

確かな迫力と高い携行性を備えたエントリーモデル!「薄さ」と「軽さ」を強みとしたMSIのゲーミングノートPC「Thin GF63 12V」シリーズを試用してみました。

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迷わず選べる「ゲーミングノート入門機」。MSIの薄型軽量モデル「Thin GF63 12Vシリーズ」で『ライザのアトリエ3』『Apex Legends』を体験
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パーツの価格高騰という向かい風がありつつも、AAAゲームや動画編集などのクリエイティブ作業で万能に対応できるゲーミングノートPCが市場を賑わせています。

今も各メーカーが様々なニーズに応えながら新製品を発表・発売しているところですが、本記事では「薄さ」と「軽さ」を強みとしたMSIのゲーミングノートPC「Thin GF63 12V」シリーズをご紹介。“Thin”を冠するこのマシンの携行性とスペックの高さがどれほどのものなのか、PCゲームとクリエイティブ系作業を通して体感してみました。

「Thin GF63 12Vシリーズ」公式サイト

まずは筐体チェックから。携行性とゲームへの没入感は両立できるのか

早速、「Thin GF63 12V シリーズ」が強みとするところの「薄さ」と「軽さ」をチェックしていきましょう。本機の薄さは21.7mm、軽さは1.86kgと数字的にはかなりスリム。スペックシート上では359mm × 254mm × 21.7mmというサイズです。

ノートPC選びにおいて「持ち運びやすさ」を特に気にしている方にとって、ディスプレイサイズは重要となるでしょう。いくら軽くてもディスプレイが大き過ぎれば携行性が下がりますし、かと言って小さ過ぎるとゲームプレイが物足りなくなる……というところでニーズが分かれると思われます。

「Thin GF63 12V シリーズ」は15.6インチディスプレイを採用していて、デスクの上に広げてみるとなかなか存在感が強めです。普段は14インチのゲーミングノートPCを使用している筆者にとっては当然ながら“それなりにデカい”という印象でしたが、サイズの分だけゲームへの没入感に期待できます。

少し大きめではありつつも、PCバッグなどで運んでみるとその“存在感”は鳴りを潜めますし、ベゼル幅も気にならず、ゲームの迫力を充分味わえる絶妙なサイズです。リフレッシュレートが144Hzということで、対人シューター系のゲームを遊ぶ方にもマッチします。

I/Oポートについては「USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力可能)」が1つ、「USB 3.2 Gen1 Type-A」が3つと盤石です。その他はHDMI、ヘッドフォン出力、マイク入力と薄型ながらも基本を抑えた入出力なので、ゲームはもちろんPC作業にもマルチに対応できます。有線LAN接続も可能なので、マルチプレイを好むゲーマーや大規模PCゲームをじゃんじゃかダウンロードしたい方にも安心ですね。

お次はゲーミングノートPCの鬼門「冷却性能」について見ていきましょう。本体背面は上図写真のようになっています。また「Thin GF63 12V シリーズ」では新設計のシェアヒートパイプを採用しているため、長時間のゲームプレイでも高いパフォーマンスでの動作を維持できます。

そして専用アプリケーション「MSI Center」内の「User Scenario」機能では、“究極のパフォーマンス”を発揮する最大設定から省電力モードまで、4段階の動作プロファイルを選択可能。更に、AIが最適な設定を自動で選んでくれる「スマートオート」も搭載しています。ファンの回転速度とシステムパフォーマンスをいちいち調整することなく、思うがままにゲームやPC作業に没頭できることでしょう。

ゲームプレイでは実際どう? 『ライザのアトリエ3』『Apex Legends』で体感

次からは肝心の“ゲーミング”らしさに注目していきます。「Thin GF 63 12Vシリーズ」はCPUにインテル Core i7-12650H/i5-12450H 、GPUNVIDIA GeForce RTX 4050シリーズ、16GB RAMを搭載。今回試用したモデル「Thin-GF63-12VE-1002JP」は、インテル Core i5-12450H / NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU(6GB GDDR6) / 16GB(8GBx2, DDR4)を始めとしたパーツで構成されています。

15.6インチディスプレイで美しい映像を堪能したい……ということで、今回は2023年3月24日に発売されたPC版『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』で、実際のプレイフィールを検証してみました。ゲーム側の推奨スペックはクリアしており、グラフィックス設定に関してはすべてが「High」で快適に動作します。

今回は外部コントローラーを接続してプレイしてみました。I/Oポートが豊富なので、ひとつくらいパッドで埋まっても安心です。USB Type-A端子は左右にそれぞれ備えられているため、デスク上のレイアウトにも困りません。

直感的な操作でスピーディーな戦闘を楽しめる「リアルタイムタクティクスバトル」は、15.6インチ/144HzのFHDディスプレイとも好相性でした。「Thin GF63 12V シリーズ」で体感する『ライザ3』のゲームプレイは確かな満足感と取り回しの手軽さの両方を備えていて、非常に贅沢な気分に浸れます。

『ライザ』はRPGとしての楽しさはもちろん、言わずもがなキャラクターデザインも強い魅力のひとつです。本作のフォトモードに何時間も費やすプレイヤーはきっと多いことでしょう。先述したように没入感は高く、ハンドヘルドPCや小さめのゲーミングノートと比べると快適かつかなりの迫力。最大設定のグラフィックスで思う存分堪能できます。

戦闘だけでなくカットシーンやプレイ中の3Dアニメーションでも豊かな表現力を感じられますし、取り回しの良さを強く気にする方にとってはまさにジャストフィットなサイズという印象でした。「巨大画面でなくてもいいが、ある程度の迫力は期待したい」という方にはベストと言えるでしょう。

次は『Apex Legends』で「Thin GF63 12Vシリーズ」の動作をチェックしていきます。こちらではワイヤレスのゲーミングマウスを使用。グラフィックス設定はおおむね「高」で、スポットシャドウディテールとテクスチャストリーミング割り当ては中程度に位置する「高」、ラグドールも「中」としました。

こちらも15.6インチFHD/144Hzのディスプレイのおかげで、キビキビしたゲームプレイとなめらかな描画を体感できました。ノートPCは限られたサイズで設計されているため、キー配置が微妙に異なることもありますが、本機ではミスタッチも違和感もありませんでした。

気持ち良くゲームを遊ぶところまでは完璧。次に気になってくるのは「ファンの駆動音」と「発熱」です。

今回はキューを入れる前の調整含め1時間半ほどプレイし、起動時から「スマートオート」が最大設定(“究極のパフォーマンス”モード)の動作プロファイルを自動選択していました。

“究極のパフォーマンス”モードは文字通り「全力駆動」のためファンの音は少し大きめ。しかしヘッドセットなどを利用していれば気にならず、音声通話に支障がない程度です。発熱については、プレイ開始から30分ほどで本体キーボード上部あたりにじんわりと熱を感じるほど。ただし、それから大幅に温度が上昇することはなく、ゲームの動作にも影響はありませんでした。

次はゲームプレイ以外での使用感に触れていきます。先述の通りI/Oポートは充実しているので、マウスや外部ストレージを接続しつつの一般的なPC作業、動画・写真編集などのクリエイティブ系作業も捗ります。ご多分に漏れず本記事もAdobe Photoshopやオフィス系アプリケーションを使って制作しています。

他の作業のためにAdobe Illustratorや動画編集アプリを同時起動したり、制作関連のアプリケーションがガンガン立ち上がる中でDiscordで会話に参加したりしても、動作には一切問題なし。Steamセールチェックのためいつもの2倍増しの量でWebブラウジングしたり、HDMI出力で外部ディスプレイから操作することもありましたが、最後まで快適に利用できました。

ちなみに、キーボードのストロークは深めでも浅めでもない絶妙な設定。表現が難しいのですが「ボチッ」とした独特の打鍵感があるので、“打ち応え”が欲しい方にはマッチすることでしょう。

「冷却性能」に次ぐ鬼門かもしれない「ACアダプターのサイズ」は上図の通りで、一般的なゲーミングノートPCと比べると小さめです。PD充電に非対応であるところは留意しておきましょう。


今回試用したモデル「Thin-GF63-12VE-1002JP」の販売価格は169,800円前後。ゲームからプライベートなPC作業、クリエイティブ系アプリの利用と幅広く活躍できるエントリーモデルとして、頭を悩ませることなく選べるゲーミングノートPCです。

製品型番: Thin-GF63-12VE-1002JP

OS:Windows 11 Home

ディスプレイ:15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144Hz

CPU:インテル Core i5-12450H 8コア(4P+4E)12スレッド

GPU:NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU(6GB GDDR6)

メモリ:16GB(8GB×2)DDR4 ※空きスロットなし

ストレージ:1TB SSD(M.2 NVMe)※HDD非搭載。2.5インチ、SATA接続、7mm厚用空きスロット ×1

有線LAN:1Gbps

無線LAN:Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2

キーボード:シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード

スピーカー:ステレオ2スピーカー

WEBカメラ:92万画素(マイク内蔵)

I/Oポート:USB3.2 Gen1 Type-C(映像出力対応)×1 / USB3.2 Gen1 Type-A ×3 / HDMI ×1 / ヘッドホン出力 ×1 / マイク入力 ×1

バッテリー:リチウムイオン、52.4Whr、3セル 最大9時間駆動 (JEITA 2.0)

本体サイズ:359mm × 254mm × 21.7mm

本体質量:1.86kg

「Thin GF63 12Vシリーズ」は3モデル展開で、今回試用したマシンは上記のスペックでした。その他には、ストレージ部が「512GB SSD」に変更されているモデルも展開。また、CPUに「l インテル Core i7-12650H」搭載のメモリ16GB(8GBx2 DDR4)/512GB SSDモデルも用意されています。

「Thin GF63 12Vシリーズ」公式サイト

「Thin GF63 12Vシリーズ」は、179,800円から188,800円で販売中(いずれも税込 2023年4月12日現在)。薄型軽量ながらも確かな迫力を感じるディスプレイ、そしてゲームにも作業にも活躍できるスペックを求めている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか!

©2023 コーエーテクモゲームス All rights reserved.

© 2023 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.

※UPDATE(2023/04/12 17:21):製品スペック文を一部修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。

《キーボード打海》

「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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