16世紀カリブ海をたった1人生き残る無人島オープンワールドサバイバル『Survival: Fountain of Youth』は楽しいけど難しい!早期アクセスだが完成度も👍【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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16世紀カリブ海をたった1人生き残る無人島オープンワールドサバイバル『Survival: Fountain of Youth』は楽しいけど難しい!早期アクセスだが完成度も👍【プレイレポ】

史実を基に制作されたストーリーに沿いながら“若返りの泉”を求めてカリブ諸島を巡ります。

連載・特集 プレイレポート
16世紀カリブ海をたった1人生き残る無人島オープンワールドサバイバル『Survival: Fountain of Youth』は楽しいけど難しい!早期アクセスだが完成度も👍【プレイレポ】
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広い海に浮かぶ、巨大な島。自然豊かな土地の中央には切り立った岩山がそびえ、そこからの景色は一度目にしたら忘れられないでしょう。

しかし、これは観光ではありません。サバイバルです。食料や水は現地調達。地図は自分自身で描き記し、病気や怪我に注意する必要もあります。いざというときに頼りになる近代的な道具もなければ、共に過ごす仲間もいません。――なぜならここは16世紀のカリブ諸島なのだから。

『Survival: Fountain of Youth』とは?

本作は、16世紀のカリブ諸島を舞台にしたオープンワールドサバイバルゲームです。開発はOdinsoft Inc.が担当し、Twin Sails Interactiveによって2023年4月19日に早期アクセスが開始されました。

本作には攻撃的なゾンビや原住民などは登場しませんが、大自然の驚異がプレイヤーに試練を与えます。動物たちは目が合えば襲いかかり、人が踏み入ることを想定していない大地は進むだけでも一苦労。ランダムな天候変化や強烈な日光も時にプレイヤーに牙をむきます。

しかし、ただ大自然でサバイバルを満喫するだけが本作の遊び方ではありません。カリブ諸島には古代文明の残骸が眠り、秘密を解き明かしながら島々を巡ります。そして真の目的は“若返りの泉”を発見すること。行方不明の船員は……まあいつか見つかるよね!

カリブ諸島でひとりぼっち!船員も服も道具も流されちゃったけど何とかなるなるの!?

本作の目的は若返りの泉を探すこと。実際の歴史に触発されて制作された本作では、なんやかんやあって1513年、スペインの探検家フアン・ポンセ・デ・レオン率いる船団で遠く離れた島に向けて出港しました。

航海は約1か月におよび、目的地まであと1日というところで悲劇が起こります。どこからともなくやってきた嵐は船を飲み込み、船員たちは暗い海に投げ出されました。

気が付けばそこはどこかの海岸。主人公は記憶をなくし、ひとりぼっち。今の所持品はとっさに持ち出した2つの道具と大事な下半身を包むパンツだけです。そんな絶望的な状況から本作は始まります。

しかし、安心してください。チュートリアルは親切ですし、食料もすぐそこにヤシの実が転がっているのでしばらくは命の保証がされています。ジャーナルでは現在の目的が丁寧に説明されているので、序盤でつまずかずに遊べるのは嬉しいところです。

人手が、時間が、食料が…色々と足りないけど何とかなるの!?

親切なゲームシステムと遊びやすさはありますが、決して難度が低いわけではありません。サバイバルにおいて重要なものは食料、水、そして日光や雨をしのげる拠点でしょう。マルチプレイがあるゲームであれば、それぞれを分担して作業にあたれば簡単ですが、本作はシングルプレイ限定ということもあり、頼れるのは自分だけです。

照り付ける太陽の下では服を着ていないと日焼けし、暗い場所での作業は怪我をする恐れがある。

そして何より大変なのが、ほぼすべての作業に時間がかかること。何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、大抵のゲームでは木を切るとき、草を採取するとき、クラフトするときなどはあっという間ではありませんか?

本作ではそれらの作業に時間が設定されており、経過時間によって空腹度、喉の渇き、エネルギーが消費されます。例えば、草を採取するのに10分、料理するのに20分、道具を作るのに1時間かかりました。

次に採取できるようになるまで約1か月かかることも!?

焚火をするには、まいぎり(舞錐)式の火起こし器が必要になり、約1時間かけて30%の確率で火が付きます。失敗したらまた1時間。そしてまた失敗したらさらに1時間……。やっとついたと思ったら雨が降ってきて鎮火。うーん前途多難。

焚火は屋根のある場所に設置しよう。

あらゆる行動でスキルアップ!失敗ばかりでも何とかなる!

人は過ちを繰り返す生き物です……。しかし、起きてしまったことは仕方なく、人は失敗を繰り返して成長するものです!本作においても自分の行動は経験となり、スキルとしてレベルが上がっていきます。失敗するのに費やした時間がそのまま無為になるということはありません。

歩いたり走ったりすればスタミナや足の速さが上昇し、重い荷物を持ったり近接武器を振ったりすれば筋力が上がり、料理の腕を上げれば栄養満点なものも作れるようになります。

現時点では16種類の行動によってそれぞれのスキルレベルが上昇し、スキルブックを見つけて読むことでも特定のスキル効果が得られるようです。

見つけ出せ古代文明!アーティファクト!命の水!

生活に余裕が出てきたら島を探索してみましょう。未開の地と思われたこの島には古代文明の遺跡が残っており、不老の泉を見つける手掛かりが隠されています。

また、アーティファクトや泉の水を用いた命の水なども島の各所に隠されています。ほかにも、島には特徴的な場所や何者かの手記なども見つけることができ、思わず遠くまで探索したくなるような仕組みになっています。

また、古代文明の遺跡の発見時にはパークポイントを獲得できることがあり、それによってサバイバルアビリティを習得できます。現時点で8種類の各アビリティは最大3レベルまで上昇させられ、サバイバルに役立つアクティブ・パッシブスキルが得られます。

ここまで来たらもうサバイバル生活も安心ですね!……え、ここまでは序盤?ほかにも島がいくつもある?さらに海中まで探索可能だって……?ま、まあ何とかなるよね……。


『Survival: Fountain of Youth』ですが正直侮っていました。難易度、面白さ、やりこみ……早期アクセスというのもあり、あまり期待せずにプレイしましたが、現時点でも十分高水準な内容が楽しめます。

サバイバルゲームと言えば、今までフレンドとマルチプレイで遊んできた筆者ですが、本作は時間という概念が強くかかわるゲームシステムのため、現時点ではシングルプレイのみ。ゲームシステム上どうしようもないので、あまり気乗りせずソロプレイで遊びましたが、これが案外楽しい。フレンドとわいわい楽しむのもいいですが、どうしてもサバイバルというよりかはキャンプに近いプレイフィールに感じていました。しかし、本作ではしっかりと「サバイバル」しています。

限られた時間、人手、食料などのなかやりくりし、少しずつ成長していく……。親切でありながら決して易しくなくやりごたえがあります。

早期アクセス期間は約12か月。今後はプレイヤーのフィードバックを注視しながら開発し、正式版までに新しいバイオーム、動物、資源、パズル要素、新たな地域などの追加を予定しています。また、若返りの泉をめぐる物語も完結するということです。

スパくんのひとこと

裸一貫でもなせば大抵なんとかなるスパ!

  • タイトル:Survival: Fountain of Youth

  • 対応機種:PC(Steam

  • 発売日:2023年4月19日

  • 著者プレイ時間:5時間

  • 価格:2,576円(4月27日まで2,318円のセール中)

  • 日本語:なし
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

《neko》
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