
CIN GROUPはデベロッパーEngineer Labが手掛けるサイコホラーADV『先端恐怖症』をSteam向けに無料で配信を開始しました。
本作は、病院を舞台にした一人称視点のサイコホラーアドベンチャーです。プレイヤーは"先端恐怖症"になった看護師として、病院内で業務を進めながら、原因となった出来事を探ります。小規模ながらも、奥深いストーリーと驚愕のラストシーン、緻密な演出による臨場感あふれる恐怖を体験できます。
"先端恐怖症"の真相を探れ!夜勤病棟で待ち受けるモノとは

「高所恐怖症」、「暗所恐怖症」「視線恐怖症」などなど、世の中には実に種々雑多な"恐怖症"が存在しています。そのなかでもハサミや注射針、爪の先といった「尖ったモノ」に対して異常な恐怖感を抱いてしまう「先端恐怖症」になってしまった看護師が、夜勤病棟で日常業務をこなしながら、その原因を探っていく本作。同じく先端恐怖症を抱える筆者が序盤をプレイしてみました。果たして何が待ち受けるのでしょうか……。

何やら不穏な雰囲気のタイトル画面に早くも不安を感じつつ早速ゲームスタート。プレイヤーは夜勤の看護師としてライトを片手に業務に向かうことになりますが、基本操作はWASDでの移動とインタラクト動作、ライトのオンオフのみとシンプルです。廊下を進み受付の奥の休憩室へ向かうと、机にはオヤツ用のドーナツが置いてあり、食べることができます。

この演出で少し緊張感がほぐれたのもつかの間、院内に突然ナースコールが響き渡ります。受付の電話を取ると701号室からのもので、急いで向かいますが、病室には患者も誰もいないもぬけの殻……。訝しみながらも部屋をあとにします。


すると今度は702号室からナースコールが……。急いで出向くと、病室のベッドには大きなテディベアが鎮座していました。そして主人公のモノローグで、なぜ自分が看護師を目指したかを語りはじめます。部屋を去り、受付に戻ろうとするとまたナースコールが鳴り、次は704号室に。そこにも本来いるはずの患者の姿は無く、かわりになぜか3台のブラウン管テレビがあり、一体この病棟はどうなっているんだ……と思った次の瞬間、まるで『サイレントヒル』の裏世界のように病室が真っ赤な異空間に変貌しました。



すべては主人公の妄想なのか、現実なのか……プレイヤーの眼前には明らかに異常な事態が広がっていますが、またナースコールが不気味に鳴り響き705号室へ……。重い足取りでドアを開くと、血まみれの部屋には、天井から無数の手が!しかもそれぞれが、カッター、ハサミ、ナイフなどを握って待ち構えていました。
異様な光景にすぐに立ち去りますが、容赦なく次のナースコールが鳴り始めます。果たして次の病室である706号室には何が待ち受けるのか……と、試遊はここまでですが、どのような結末が待ち受けるのか、是非プレイして確かめてみてはいかがしょうか。





夜勤病棟で先端恐怖症の原因を探るサイコホラーADV『先端恐怖症』はPC(Steam)向けに無料配信中です。