『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー

「INDIE Live Expo 2023」で紹介された作品の中からGame*Spark編集部が注目作をピックアップ! 開発や販売を担当する方々に連続インタビューを実施しました。

連載・特集 インタビュー
『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー
  • 『マインクラフト』と「レゴ」に影響受けた対戦メカアクション続編『Robocraft 2』開発者インタビュー

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする「注目インディーミニ問答」。今回は、PC向けにSteamとEpic Gamesストアで配信予定の基本プレイ無料オンライン対戦アクション『Robocraft 2』を手掛けたFreejamのCEO、Mark Simmons氏へのインタビューをお届けします。

本作は、細かいパーツごとに組み立ててオリジナルの戦闘メカを作り上げられる対戦アクションゲーム。自分だけのオリジナルメカを作ったら、高精度な物理演算によって機体がリアルに破壊されていくPvPの戦闘を楽しめます。また、自分のメカが破壊されてもアサルトライフルを手に、歩兵として戦い続けることも可能です。

なお、本インタビューは5月20日~21日に放送されたインディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2023」に出展したデベロッパーの中から、編集部が注目したデベロッパーにメールで質問し回答を得たものです。


――最初に、ご担当者様またはPolyscapeについての自己紹介をお願いします。ゲーム開発を始めたきっかけについてもお聞かせください。

Mark Simmons(以下、Simmons)FreejamのCEOで、『Robocraft 2』のゲームディレクターを務めるMark Simmonsです。

1996年にMythos GamesでレベルデザイナーとQAテスターとして、『XCOM』シリーズのゲーム開発に携わり始めました。プロデューサーとしての最初の仕事は、2001年にXbox用のARPG『Sudeki』を手がけたことです。

現在はゲームディレクターとして長年活動していますが、最も成功したタイトルは『サイレントヒル』シリーズ(『ゼロ』『シャッタードメモリーズ』)と前作『Robocraft』(PC/Xbox)です。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Simmons本作はオンラインマルチプレイが可能な車両系戦闘ゲームです。しかし、ブロックでマシンを組み立ててフルカスタマイズできるのも特徴です。お気に入りの映画やゲーム、アニメにインスパイアされたマシンと共に、組み立てツールで再現された歴史的な世界大戦の戦車をたくさん目の当たりにできます。

これは約10年前に発売された、スタジオ初のゲームの続編です。当時の技術では不可能なことをたくさん計画しました。しかし本作では、サーバー側の物理演算、強力なスケーリングベースの建築、物理演算が可能になり、ビルダーに大きな創造性を与えられるようになりました。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Simmons『マインクラフト』と「レゴ」の2つは、全体の開発に影響を与えています。私たちは、プレイヤーがブロックから印象的なマシンを作ることができるというアイデアがとても気に入り、これらの作品でオンライン対戦を可能にすることは、ブロック建築のジャンルを面白く進化させるものだと感じました。

――本作の開発期間で、最も印象深いエピソードを教えてください。

Simmons多くのプレイヤーがこのゲームを手に取り、用意されたツールを使って、私たちが想像もしなかったようなものを作っているのを目の当たりにしました。

その中でも特に大きな発見となったのが、「開閉して他のプレイヤーに接近し、究極の破壊をもたらす」というマシンが作られたことです。このようなマシンはオリジナルのゲームには存在しなかったもので、今後さらに多くのパーツをリリースすれば、プレイヤーはさらに私たちを驚かせてくれることでしょう!

――本作はどのようなゲーマーに遊んでもらいたいと考えていますか?

Simmons前作では1,600万人以上のプレイヤーがプレイしてくれました。その多くが年齢を重ね、チャレンジ精神旺盛になっていると感じています。アクセルやピストン、ヒンジなど、オリジナルとはまったく違う新しい作り方を提供する、印象的なパーツがたくさんあります。

しかし私たちは今、新しいプレイヤーがメカニズムを理解できるよう、懸命に取り組んでいます。

通常のバージョン、またはモーターシステムを搭載した高度なテクニクスバージョンのレゴで遊んだことがある人にとって、本作はブロックベースの作品をコントロールし、オンラインで他の人と共有し、戦うこともできる、デジタルプレイグラウンドのような存在でしょう。

――本作品や、デベロッパーとしての今後の展開についてお聞かせください。

Simmonsスタジオとして、私たちは常にプレイヤーに創造する力を与えることに注力しています!そのため、私たちが作るすべてのゲームには、ユーザー生成コンテンツが搭載されています。本作は10年近く前に発売されたゲームに戻るということで、スタジオとして大きな意味を持っています。

様々なコスメティックアイテムや戦車の履帯、メカの脚といった新パーツなど、たくさんの新コンテンツをリリースする予定です。

――最後に、本作のファンや読者に向けてメッセージをお願いします。

Simmons『Robocraft 2』についてもっと知りたい方はSteamのページをご覧いただき、ゲームをウィッシュリストに追加してください。


近々、日本を含む新しい地域でプレイテストを実施する予定ですので、ぜひ多くの方に参加していただきたいです!


Game*Sparkでは他にも多数の「INDIE Live Expo 2023」参加デベロッパーやパブリッシャーにミニインタビューを実施しています。その他の記事はこちらからご覧ください。


《TAKAJO》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top