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TBSテレビ、ゲーム事業参戦!そんな今こそ名物番組「筋肉番付」ゲームの世界を振り返る【特集】

お馴染みの競技を再現したゲームばかり!なかには異色の育成SLGも。

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TBSテレビ、ゲーム事業参戦!そんな今こそ名物番組「筋肉番付」ゲームの世界を振り返る【特集】
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TBSテレビは、2023年7月5日にゲーム事業への本格参入を発表し、その情報を発信する「TBS GAMES」のティザーサイトを公開しました。同サイトでは、コンセプトやビジョン、これまでの“ゲーム化されたTBSの番組例”を紹介しています。

TBSテレビおよび関連会社制作番組のゲーム化の歴史は深く、古くは『カトちゃんケンちゃん』(PCエンジン)や『突撃!風雲たけし城』(ファミコン・ファミリートレーナー』などが存在。人気長寿番組では『東京フレンドパーク』(ニンテンドーDS、Wii)『オールスター感謝祭』(PS2など)といった数多くのタイトルがあります。


そんな中でも、やはりゲームが多く出ている代表的な番組といえば「筋肉番付」でしょう。スポーツマンや体力自慢のタレントなどが己の限界を試すスポーツバラエティ番組で、その番組内で生まれた「SASUKE」は、現在も定期的に放映されています。

本稿では「筋肉番付」のゲームの歴史を追うとともに、一部作品を紹介していきます。

記念すべき第一作はゲームボーイカラー版!

「筋肉番付」の最初のゲーム化は、1999年11月に発売されたゲームボーイカラー向けの『筋肉番付GB ~挑戦者はキミだ~』でした。筋肉番付のテレビ放映開始が1995年(初期は深夜、後にゴールデンタイムへ移籍)だったため、ゲーム化はそれほど早くなかったと言えます。

ゲームとしては「ストラックアウト」「キックターゲット」「モンスターボックス」といった人気競技と瞬間記憶競技「ブレインパニック」の4種目にくわえて「SASUKE」をプレイ可能。いくつかの競技は派生のバージョンも用意されていました。ゲームボーイカラーということもあり、操作は比較的シンプルです。

プレイヤーはケイン・コスギさんと芸人のおさるさん、あとはアンロック可能な一般キャラクターなどを使用して、さまざまな競技でハイスコアを目指すのが目的。「SASUKE」モードは各ステージに挑みながら各能力値を上げていく形式で、何度も繰り返していくうちにやがて強靭なアスリートにする育成要素も備えています。

ゲームボーイカラー向けには合計3作が登場し、それぞれ競技やプレイアブルキャラクターが増えていくなどのボリュームアップが行われています。

ストイックな競技への挑戦が楽しめるPS版3作

続いて家庭用機に登場した「筋肉番付」のゲームは、ゲームボーイカラー版から約一月後、1999年12月にプレイステーション向けに発売された『筋肉番付VOL.1 ~俺が最強の男だ!~』でした。ちなみに第1作から「VOL.1」とついている本シリーズ、2000年3月に「VOL.2」が、2000年12月には「VOL.3」が発売されています。

このプレイステーション版の「VOL」シリーズは「SASUKE」がゲーム内に採用されておらず、代わりに番組内で出場したチャレンジャーたちや競技数が多いのが大きな特徴。ケイン・コスギさんはもちろん池谷直樹さん、松井秀喜さん、飯田哲也さんなどのお馴染みのメンバーも登場しています。

今回取り上げるシリーズ第3作『筋肉番付 Vol. 3 ~最強のチャレンジャー誕生!』では「ビーチフラッグス」「ザ・ガロンスロー」などのほか、番組で採用されなかったという幻の競技「キャノンボール」を含む全15種目を収録。また、ポケットステーションで自分だけのオリジナル金剛くんを作る育成モードも用意されています。

「VOL.3」は収録競技や登場キャラクター数も多く、当時テレビでやっていたと級別番組「スポーツマンNo.1決定戦」を模した専用モードも収録。獲得した賞金で競技をアンロックするなどの要素もあり、長く遊べる作品でした。


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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