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バレット役声優の“生吹き替え”も披露された『Starfield』ローンチ記念イベントレポート! 人工肉(?)の特製フードも登場

ファンにはたまらないイベントに!

連載・特集 イベントレポート
バレット役声優の“生吹き替え”も披露された『Starfield』ローンチ記念イベントレポート! 人工肉(?)の特製フードも登場
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2023年9月6日、ついにベセスダ・ソフトワークスの新作『Starfield』が発売されました。

すでにゲーマーコミュニティを盛り上げている本作ですが、そんな中9月7日に東京タワー内アミューズメント施設にて、メディアと招待客に向けて開かれた本作の発売記念イベントが開催されました。本稿では、吹き替え声優も登壇したイベントの様子をお届けします。

バレット役声優・岩崎ひろしさんが登壇!

イベントは3面パノラマスクリーンで大迫力のトレイラーと、本作のディレクターであるトッド・ハワード氏からのビデオメッセージが放映されました。

そして、ゲーム好きMC・荒木美鈴さんと、本作の主要キャラの一人であるバレット役の吹き替え声優を務める声優の岩崎ひろしさんが登壇し、トークセッションが開かれました。

岩崎さんは「スター・ウォーズ」エピソード1~3以降のC-3PO役や『ミスター・ビーン』のビーン、『Detroit: Become Human』のハンク役などで知られるベテラン吹き替え声優。ベセスダとの関わりも深く、『スカイリム』のシセロや『Fallout 4』のコズワースなど様々な名キャラの声を演じています。会場では、「スター」つながりで特別にC-3POのボイスを披露する一幕もありました。

本作の吹き替え収録は、2022年4月から1年以上にわたって断続的に行われていたそう。収録が長期にわたったことにより、仕事の連絡が届いて「新しいお仕事だ、ありがたい!」と思っていたら、また『Starfield』関連の収録だった……なんてこともあったそうです。

ボイス収録の際、映画であれば映像を見ながら声をアテレコできるものの、ゲームにおいては定められた波形を基に声を当てなければならず、現場で演技をオーダーされることもあるのだとか。もちろん完璧に指示通りである必要はないものの、時間的な尺はしっかりと合わせなければいけないそうです。

苦労したことについては「固有名詞のアクセントに迷うこと」を挙げました。本作は未来の宇宙が舞台ということもあり、固有名詞も多く登場するので、ディレクターの方によく確認するそうです。また、1日に5時間も収録したケースもあり、なかなか苦労していたそう。

岩崎さんはスキンヘッドのイカした見た目をされていますが、ビジュアルが似たキャラや俳優の吹き替え仕事をもらうこともあると言います。体型や骨格が似ていればイメージどおりの声が出るといい、陽気なバレットについても、岩崎さん自身に通ずるところがあるようです。

バレットのセリフの中でお気に入りは、序盤で聴ける「私達がいなければ、この銀河はただの暗い大部屋だ」。現実ではまず言うことがないであろう、という意味でお気に入りだそうです。

C-3POを始めコミカルな役柄が多い岩崎さんですが、今回のバレットは大人の男性。そのため、より真剣に演技に取り組めたといいます。バレットには恋愛シーンも用意されていて「甘いセリフ」もある模様。会場ではセクシーで大人っぽいボイスも披露していました。

プレイセッションで生吹き替え!

トークセッションの後には、ゼニマックス・アジアのコミュニケーション・マネージャーでるレイナ・ボラノス氏が登壇し、本作の解説とゲームプレイセッションが設けられました。

レイナ氏の口からは、開発に関する秘話が。トッド・ハワード氏はインディー・ジョーンズが大好きだそうで、本作にもそのエッセンスが感じられます。謎の物質「アーティファクト」を研究する探検家集団・コンステレーションはその最たる例で、トッド氏がこの集団を簡単に解説する際は「NASA+インディー・ジョーンズ」と説明しているそうです。

プレイセッションでは、紅の艦隊に襲われる序盤ミッションをプレイ。バレットにフォーカスを当てつつゲームを紹介するという触れ込みでしたが、なんと岩崎さん自身がセリフを生吹き替えしてくれるというサプライズが。

生吹き替えでも、声はダンディで愉快なバレットそのもの。岩崎さんお気に入りの名言「私達がいなければ、この銀河はただの暗い大部屋だ」も聴くことができ、ファンにとっては大興奮のイベントとなりました。

最後には、メディア向けフォトセッションが開催。岩崎さんは真面目にポーズを決めたかと思いきや、激しくおふざけに走る場面も。御年70歳でありながら、ユーモラスで楽しい岩崎さんのお茶目な一面が垣間見えました。

会場では、特製フードとお土産も振る舞われました。

サンドイッチの大豆ミートはお麩のような味と食感で、とてもジューシー。ボリュームも満点で、満足感があります。甘いトマトやまろやかなコールスローキャベツとも相性抜群で、有人星系の暮らしを味覚で感じることができました。

コンステレーション印のバッジがあるので、ニューアトランティスを訪ねたらサラたちが出迎えてくれるかも?

お土産には、キャップと缶バッジ、そして缶入りのソフトパンが。『Starfield』の人類のようにもし地球を脱出せねばならない羽目になっても、これでしのげそうです。できればそうならないでほしいですが……!


『Starfield』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Passにも対応しています。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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