【特集】🎂「Steam」20周年記念!Game*Sparkライターたちが振り返る「Steamとの出会い」「人生を変えたゲーム」の思い出 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】🎂「Steam」20周年記念!Game*Sparkライターたちが振り返る「Steamとの出会い」「人生を変えたゲーム」の思い出

20周年おめでとう! バースデーケーキはlieじゃないです。

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Valve Corporationが提供するゲームプラットフォーム「Steam」がサービス開始から20年を迎えます。PCゲーミングをたしなむ方ならその名を知らぬことはないであろう「Steam」は、2003年9月12日にリリースされていました。

本記事ではそんな「Steam」の20周年を記念して、Game*Sparkライター達のミニコラムをお届け。初めてSteamで遊んだゲームから思い出のValve作品、人生を変えたゲームのエピソードなどと共に、ハードコアゲーマーとして「Steam」との出会いを振り返ります!


正月に出逢った『Half-Life 2』に脳を焼かれた話(KADEN / Steam利用歴16年)

化粧箱は捨ててしまいましたが、インストールディスクはまだ手元にありました。

Steamとの初遭遇は、日本ではパッケージ版がサイバーフロントから発売されていた『Half-Life2 Game of the Year edition』です。当時、すでに『バトルフィールド2』などで既にドップリPCゲームに浸かっていた私。暇をしていたお正月にヨドバシカメラ(だったと思う)をうろついていたところ、本作を発見。当時まだHalf-Lifeシリーズは未経験でしたが「謎のオレンジ色のSFアーマーを着たメガネオッサン」が描かれたパッケージに妙に惹かれてしまったのを覚えています。

グラビティガンであたりのモノを掴んでぶつけて攻撃できるのが楽しすぎた。

FPSといえば「Strike at Karkand(BF2の歩兵メインマップ)」でグレネードを放り込んだり放り込まれたりをメインの活動としていた私に対して『HL2』は「物理エンジンを使ったパズル」や「未来すぎない現実味のあるSF的世界観」など、知らなかった世界をコレでもかとを脳にブチ込んでくれました。「ディストピア」みたいな単語を初めてちゃんと意識したのも本作で登場する都市「City17」からかもしれません。

Steamに残っていた最古の取引履歴はThe Orange Boxでした。

新たな世界を知ってしまったKADEN青年。この後、パッケージを買いに行かずとも手に入ってしまうSteamのダウンロード販売に完全にハマり、次々と有名タイトルを買い漁っては時間を溶かしていくのでした。ちなみに、当時はまだ日本からSteamで買い物をする場合でもUSドルで決済されていたため、毎日Googleで「1ドルを日本円に」みたいに検索しては、少しでも安く買えるタイミングを探していました。アホ青年にすら為替レートというものを意識させるようにしたSteamは偉大です。

コミュニティの繋がりと面白さを知ったSteamとの出会い(Mr.Katoh / Steam利用歴15年)

筆者とSteamの出会いは2008年のことでした。当時からPCゲーム自体はそれなりに遊んでいたのですが、主に日本語入りのパッケージ版ソフトやフリーソフト、MMOなどを中心に遊んでいたこともあり、海外製クライアントであるSteamを使うというのは思ってもいないことでした。

大きな転機が訪れたのは、友人と買い物に出かけたPCゲームショップでした。友人はすでにコミュニティでさまざまなゲームを遊んでいる人物で「一緒に遊ぼうぜ」と誘ってくれた作品がValveの協力FPS『Left 4 Dead』のパッケージ版だったのです。Steamの記録によるとゲームを登録したのが2008年11月27日ですが、筆者のSteam自体の登録日は2008年11月12日なので、この時点ですでに遊ぶことを決めていたようです。

『Left 4 Dead』は自分にとって非常に思い出深い作品です。友人のコミュニティにも入り、拙い腕前だった筆者をみんながサポートしてくれました。無数のゾンビを協力して蹴散らす楽しさ、ときに特殊感染者たちの圧力に屈して全滅し、それでも再挑戦してクリアを目指す楽しさ、協力FPSの面白さを知ったきっかけは間違いなくこの作品にあると思っています。

その後は2009年に『The Orange Box』パッケージ版を購入。収録されている『Team Fortress 2』『Half-Life 2』『Portal』はどれくらい遊んだでしょうか。2009年からは『Left 4 Dead 2』『Oblivion Game of the Year Deluxe』『ボーダーランズ』などの作品を購入・予約しています。この時点で筆者は、すでにSteamから逃れられないほどどっぷりハマりこんでいたのだと感じます。

Steamでは、いつでもコミュニティやフレンドと遊べるという「繋がっている感覚」が嬉しかったと思います。このコミュニティの仲間とは現在とも強い繋がりがあり、彼らがいなかったら、そしてSteamが無かったら自分のPCゲーム遍歴は大きく異なっていたでしょう。

筆者のSteamバッジ“長年の貢献”は執筆時点で14年目。その歴史のおよそ4分の3の期間であることを考えると、歳を重ねたものだと実感します。でも、どれだけ自分が老いても「Steamでゲームを遊ばなくなる日はない」という確信を持っています。だって面白いゲームは現在もたくさんあるし、これからもどんどん出てきますからね!

Steamは『Team Fortress 2』が進化させた(RIKUSYO / Steam利用歴18年)

Steamとの出会いはもはやおっさんなので記憶が定かではないですが、Steamのプロフィールを見ると2004年12月23日登録となっていました。そしてアカウント情報で有効化したライセンスと製品コードの一覧を見てみると『Half-Life 2』を2005年1月13日に登録しているので、恐らく初Steamゲームは『Half-Life 2』だと思います。

それまでにも『Medal of Honor: Allied Assault』、『Call of Duty』、『Carmageddon』、『Unreal Tournament』シリーズなど、PCゲーム自体はプレイしてたものの、『Half-Life 2』のグラフィック、ストーリー、物理エンジンによる環境パズルは他のゲームと一線を画していましたね。その後『Unreal Tournament 2004』のMod時代からプレイしていた『Red Orchestra: Combined Arms』の製品版『Red Orchestra: Ostfront 41-45(2006年)』にしばらくハマり、遂に運命の『The Orange Box』に出会います。

2007年10月に発売された『The Orange Box』は『Half-Life 2: Episode One』、『Half-Life 2: Episode Two』、『Portal』、『Team Fortress 2』がセットになったお得なパッケージで、ここからSteamに入った方も多いかもしれません。私は購入時『Half-Life 2』の続きがプレイしたかっただけでしたが、何気なくプレイした『Team Fortress 2』が、その後15年以上付き合っていくゲームになるとは思いもしませんでした……。

Steamは『Team Fortress 2』とともに成長したと言っても過言ではありません。課金アイテム(特に箱+鍵のアイデア)、アイテムトレード、ワークショップ、コミュニティマーケットといった今日のSteamの主要機能は『Team Fortress 2』のために生まれたものです。今では洗練されて別のゲームでも使われるようになりました。こうした機能が充実しているのがSteam以外のプラットフォームのゲームになかなか手が出ない理由です。最近『Team Fortress 2』の勢いは弱まってるとはいえ、定期的にアップデートされていますし、面白さ自体は失われていないので今後もプレイし続けることでしょう。

「スチムー」や「ゲムー」、安すぎるセール、おま国ゲームのミッションに苦労したホリデーセールなどSteamに関する思い出は尽きません。近年は国産ゲームも続々配信されPCゲーマーの必需品となっているので今後もPCゲーム業界を盛り上げていって欲しいですね。それにしても人生の半分近くSteamを利用してるの恐ろしいな……。

無料サービス? 初登録ゲームの真相(FUN / Steam利用歴19年)

Steamでいつどんなゲームを購入したのかは、アカウント詳細の「購入履歴」や「ライセンスと製品コードの有効化」を見ればわかります。筆者の場合、Steamが運営を開始した直後の2004年に初代『Half-Life』が無料サービスとして記録されているのが最初でした。しかし、シューティングが苦手な筆者は同作をプレイした経験がありません。Steamに記録されていた総プレイ時間もゼロ。いわゆる積みゲーです。

履歴には無料サービスと書かれていましたが、当時のSteam新規登録ユーザーには『Half-Life』が無償配布されていたのでしょうか。2004年と言えば、続編の『Half-Life 2』が発売された年です。当時の記憶が定かでない筆者は、無料サービスの謎を解くため調査を開始しました。

調査はすぐに行き詰まりました。ネットで2004年当時の情報を探しても、そのようなキャンペーンが行われた記録はどこにも見当たりません。しかし、ヒントは見つかりました。購入したはずのゲームが無料サービスと記載された事例が、Steamのコミュニティに報告されていたのです。

さらに調査を続けましたが、20年前の日記やメールを探しても当時の出来事を知る手がかりはなにも残っていません。20年という時の流れは筆者の想像より遥かに長いものでした。調査をあきらめようと思ったそのとき、2022年の年末年始企画で掘り起こした古い積みゲーの中に『Half-Life』があったことを思い出しました。再び部屋の片隅にあるCDをかき分けると、予想通り透明のケースに入れたまま乱雑に積み上げられた同作を発見。

当時のゲームはCDの不正コピーを防止するため、ディスクとは別に「CDキー」と呼ばれる番号を入力しないと動作しない仕組みでした。CDキーはCDごとに異なるため、Steamでは直接ゲームを購入する以外にもCDキーを入力すればゲームの所有者として登録できます。おそらく履歴に残っていたのはこのCDキーを登録したものだったのでしょう。

無料サービスの謎は解けました。しかし、まさか記念すべきSteam初登録ゲームが20年近く積みゲーのままだとは、当時の筆者も想像しなかったでしょう。つくづく積みゲーとは恐ろしいものです。

Steamは人生の転換点だった……最新ゲームに興味のなかった人間が、1,300本以上を所有するヘヴィゲーマーになるきっかけを与えてくれた出会い(みお / Steam利用歴6年)

筆者がSteamと出会ったのは2017年5月頃と、他のGame*Sparkライターやハードコアゲーマーの皆さんと比べるとやや浅めです。当時は精神状態の悪化によりゲームへの興味が薄れており、たまに古いゲームをプレイする程度でした。

そんな中、国内外で話題を集めていた『PUBG』をYouTubeで知り、今まで見たことのないゲーム内容に衝撃を受けました。プレイしたい!と思った私は当時属していたネットコミュニティのフレンドに手ほどきを受けながらSteamをインストールして、PCゲームの世界へと飛び込みました。

しかし、私が所有していたマシンはMacBook(しかも型落ち)だったため、プレイできるゲームは限られていることが判明。当時はお金がなくすぐにWindows PCを用意するのは難しかったため、数少ないMac対応の軽量ゲームを探してプレイしました。

最初にプレイしたのはセールで安くなっていたミニマルパズル『klocki』。その後も『Portal』や『Left 4 Dead 2』、『POSTAL 2』や『Undertale』(有志日本語化時代)などMacで動く軽いゲームをたくさんプレイしました。

それまで狭い世界しか知らなかった筆者にとっては、楽しいゲームがこんなに集まる場所があるなんて……!と衝撃が走りました。お金ができてWindows PCに乗り換えたときには念願の『PUBG』もプレイでき、『R6S』『CS:GO』など対人シューターの世界にどんどんのめり込んでいきました。

頻繁に開催されるセールも楽しく、気になるゲームをどんどん買ってしまう“積みゲーマー”になったことも自分にとって大きな出来事でした。今では、1,300本近くのゲームを所有しており、数多くのゲームをプレイしています。

今考えれば、あの時Steamに触れたことは間違いなく人生の大きな転換点でした。Steamと出会っていなければ現在のコンソール向けゲームに興味を持つことも、ゲームライターという職業に就くこともなかったでしょう。もしSteamに出会っていなかったら?という世界が想像できないほど、自分の人生にとって大切なもののひとつであり、今後もそうありつづけるでしょう。

Steamは、ゲームを遊ぶためのプラットフォームとしてぬるりと自分の日常へ入り込んだ感覚です(麦秋 / Steam利用歴8年)

穢れを知らぬ日々を過ごしていた当時、もともとXbox360で『Halo3』を寝食を忘れるほどやりつづける洋ゲー好きだったのですが、Steamの存在を知ったとき「洋ゲービュッフェスタイルとな」と明後日の方向へ発想を飛ばしたことがきっかけで興味を持ちました。そこからずぶずぶと沼に落ちていき、一時期は『Elite Dangerous』に狂い、宇宙の運び屋として現実での生活がおろそかになるほど遊びつづたり。気づけば「長年の貢献」も10年目です。

当時すでにスマホはだいぶ普及しており、インターネットを通じた生活のあれこれは日常で、ゲームを買うことも特別なことではなかったと記憶しています。そのためSteam利用に際しても、特段記憶に焼き付いたイベント云々という印象はなく、ゲームを遊ぶためのプラットフォームとしてぬるりと日常へ入り込んだ感覚です。そしてその頃は、毎年のようにパワーアップしていくゲームの要求スペックに追いつくべく、高性能PCを組もうと躍起になっていた思い出。本格的にSteamで遊び始めたのは設備が整った2015年頃かな……?

そんな私がSteamで初めて遊んだゲームは……記憶が正しければ『Grand Theft Auto IV: The Complete Edition』ですね。Xbox360でもDLCトレイラー映像に脳を焼かれていたのですが、初めて自分でこしらえたPCで起動したゲームには感動したものです。そこからは基本的にはシーズンごとのセールで隅々までストアを舐め回しては、琴線に触れたものをライブラリに追加していった感じでしょうか。積んでしまったタイトルの数々を少しずつ崩していくのもまた楽しみの一つ(?)。

個人的な趣味としてはパズルゲームが好きですね。静かにこつこつと向き合う感じが良いです。その意味において、8年位前のゲームですが『Mini Metro』はかなりおすすめ。

かつて想像できなかったほど「PCゲーム」が当たり前になった世界で(堀江陽 / Steam利用歴20年、Game*Spark編集長)

Valveが発売した名作『Half-Life』はFPSに物語を持ち込んだゲームとして知られています。その続編たる『Half-Life 2』は“FPSにインタラクティブな物理挙動を持ち込んだ”という点が大きな革新でしたが、「Steamを生み出した」ということも後世からみれば記録されるべき事象でしょう。

『Half-Life 2』のオンライン認証システム用として生まれ(筆注:『Half-Life 2』以前にも『Half-Life』や関連したタイトルを使ってベータなどが運用されていました)、20年が経過した2023年現在では、本当に広範な世界的PCゲームインフラとして多数のゲーマーが知る存在となったのがSteamです。

Steamとの付き合いは文字通り20年以上に渡る筆者ですが、実のところ本格的にデスクトップ上にそれが常駐することになったのはSteam正式サービスから4年後、2007年も後半に入ってからのことでした。当時はまだ筆者も多くのコアゲーマー同様にCD/DVDでゲームを収集していたのですが、言うまでもなくその対象の多くは海外のタイトル。なかなか手に入れるのが面倒になる瞬間もあったのです。

『X3: Reunion』

『Nexus - The Jupiter Incident』

その時には『Nexus - The Jupiter Incident』というRTSがSteamで売り出されるという情報が契機だったのですが、当時まだほとんどValve以外のタイトルが並んでいないストアには、いまでも最新作『X4』が人気の宇宙オープンワールドシリーズの『X2: The Threat』『X3: Reunion』がセットで並んでいました。

これを見て気を良くした筆者、『X2』『X3』は買うのがこの時点で何本目であるか、といった状況(筆注:当時コア向けのPCゲームでは大規模アップデートの後にリパッケージングされて再販されたりすることもあったし、地域ごとのゲームの仕様差も今よりあったりしたのでお気に入りのタイトルはだいたい全バージョン揃えていました)なのに「オンラインでも買っておくか」と思いつつ、ゲームを購入。『X-COM: Terror from the Deep』の無料配布も忘れずに確保して、手持ちの『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』のCDキーを登録したりもしてSteamとの付き合いが始まりました。本格的なオンライン移行はその数年後、(致し方ないとはいえ)プロテクトとの付き合いや、増え続ける物理コレクションの数に限界を感じてから以降になるでしょうか。

Steamは、当時から非常に珍しく、常時オンライン接続を要しない「オフラインモード」を備えていたり、アカウントベースであるなど認証の制限が緩かったのは他の類似サービスと比べても大きな機能面でのアドバンテージでした(筆注:まだ多くのゲーマーにはゲームプレイが常時オンラインを要求されることへの違和感は強かったのです。ライブサービス、なんて概念も当時薄く、マルチプレイゲームのマッチングはMMO系を除き、有志がそれぞれ個々に立てるスタンドアロンな鯖が主体であったというのも大きいでしょう)。

自分語りはこれぐらいとして、Steam全体に目を向けると「インディーゲームの取り扱い」「サードパーティゲームの取り扱い」「Steam Greenlight」「Steam Direct」が、それぞれその姿を大きく変えるキッカケだったと言えるでしょう。一方で多くの日本人にとっては2020年代直前からがSteamの始まりであったと言えるのかも知れません。様々な事情はあれど、多くの大手メーカーが「日本語対応」かつ「日本でも購入可能」な人気作品を一般的に取り扱うようになったからです。このギャップは、物質的な面だけでなくゲーマーたちの心理的な面でも今でも色濃く爪痕を残していますが(筆注:PS3/Xbox 360~PS4/Xbox One中期時期の国内タイトルの多くが日本では現世代機向けリマスター版を待つしか無い一方で、海外ではSteam版があるため今でも現役)今後の作品群が同じ轍を踏まない可能性が高そうなのは喜ぶべきことでしょう。

いずれにしても、2000年代以降、かつて「洋ゲー」と呼ばれて日本ではどこか日陰の存在であった海外タイトルが非常に一般化し、2020年代ではSteamでも多くの作品が日本語で楽しめ、開発元の国籍を問わず大小多くの一般向けゲームが体験できる、日本のPCゲーマーとしてはとても想像できなかった世界となりました。なにせ弊誌がSteamでリリースした『ウィザードリィ外伝 五つの試練』がかつてのパッケージ版の倍以上は売れてしまうわけなので。

『ウィザードリィ外伝 五つの試練』

これからの20年がまたどう変わっていくか、まだまだ楽しみは尽きません。いやあ……『ルナティックドーン』(『第三の書』もSteamで楽しみたいですよね)、『DOOM』、『OFP』、『Falcon 4.0』、『Freespace 2』はじめ、書ききれないほどの宇宙ゲームタイトルにその他幾多のゲームが、いまでもメディアの経年劣化を気にせず同じサービス上でまだ楽しめてしまうとは。世の中わからないものですよね。

ライブラリもいつの間にか1万本を超えていました。


読者の皆さまはいつ頃からSteamを利用するようになったでしょうか? 初めて遊んだSteam配信作品や思い出のエピソードがあれば、ぜひコメント欄にお寄せください!


《編集:キーボード打海》

編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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